【感想・ネタバレ】小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦 生みの苦しみを乗り越え、ついに旅立つのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

プログラム的探査 単独ではない難易度の高い継続性
手順 1.接近 2.周回 3.着陸 4.サンプルリターン

はやぶさ 技術試験機 行ける惑星へ行く
 地球スイングバイ+専用キックモータで世界最高効率
 140トン全段固体ロケットで510kgの探査機
はやぶさ2
 1999 JU3 リュウグウ 行きたい惑星へ行く
 2の能力で往復できる唯一のC型(炭素質)小惑星
 熱や構造設計そのまま 短期間に低コスト
 ・インパクター IHIエアロスペース 対戦車弾頭技術 2kgの銅の蓋を弾丸に成形
 ・Kaバンドの高利得アンテナ 大量データ送信

PPP 段階的プロジェクト計画 を採用(はやぶさは理学工学2人の教授の独裁)
   ミッション定義審査
   システム要求審査
   システム設計審査
   基本設計審査
   詳細設計審査

JSPEC 月・惑星探査プログラムグループ設立 2007年 JAXAの下位組織
 ISSの次の国際協力テーマ? →有人探査
 かぐやに続く月探査機?

 太陽系探索 工学 ジャンプ シーズ先行 開拓科学
 天文学   理学 ニーズ先行で安全第一 精密科学

探査 行ったことがないところに行くことにこそ価値
   +どのような新技術で理学の展望が開けるか?
    日本は質を重視したいが、理学も量の勝負になっている

 木星以遠では太陽光以外の電源=原子力 太陽の重力が弱く直線移動可能に
 イオンエンジン 50mNでは弱く、将来はホールスラスター 1Nへ

軌道決定
 電波を使い、3億kmかなたの探索機を500mの精度 

LUNA-A
 月へ地震計ペネトレーターを打ち込み→搭載機器の破損で中止に
  対策:最初から壊れるところを作っておく

はやぶさ2
 科学の広がり コミュニティーづくり
  それまでの研究と新たな手法でのつながり
  一点突破では多くの科学者の興味を引けない? 副作用の緩和策?

 SELENE-2か?はやぶさ2か? の判断
 →「小惑星からの惑星科学」へ 目的のストーリー化
   工学と 惑星形成論+物質科学(隕石学)との合流
 
  一つひとつの疑問へ誠実に答えていって
  はじめて共有され、みんなで目指すミッションになる。
   国際的な探索クラブへの参加 →重力天体への着陸技術
 

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2021年01月16日

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