感情タグBEST3
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『レジリエンス』ってなんかニュースで心の何かと聞いた気がするけどなんじゃらほい?
という状態からスタート。
嫌なことがあって、精神的に影響が出ている時に、なるべく早く平常時の状態に戻すための考え方とテクニックの紹介。
感情のラベリングと身体を使った発散(速歩きなど)が有効。酒やタバコはあまり発散にはならないらしい。
占い師業務に役立ちそうな事が書いてあったので、読んで良かった。
チャレンジシート2016/10/03
◆この本を読んだ目的、ねらい
何か知らないけど、ハードワークでも心が折れないというレジリエンスを体得したい!
◆読んで良かったこと、感じたこと
占い師業務に役立ちそうな心理学の本や自己啓発の本や引き寄せの法則の本などを読み漁ったけど、同じことが書かれている印象。
・気持ちの切り替えに筋肉を使う
・感情をラベリングすること
・過去の記憶に起因する感情に気を付ける。過去に振り回されないようにする。
これらはどの本にも書いてあったので、人間にとって大事な事と思われる。
◆この本を読んで、自分は今から何をするか
過去の記憶に囚われても、すぐに『今』に戻るようにする。
◆3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
仕事もプライベートも、『今』に集中する。
Posted by ブクログ
それほど新しい事が書かれているわけではないと思うけど、今の自分には良く効く内容だった。
心が折れそうな時、感情にラベリングをするという行為は、冷静に自分の感情や状況を分析できるし、メタ思考的で良さそう。
あと感情バンパイアという考え方も
Posted by ブクログ
この著者の著作を何冊か読んでいるので似たような箇所が多かった。(一番最初に読んだのは、新書のレジリエンスの書)
その為、この書で新鮮だった「感情バンパイヤ」については印象に残った。
傍からみると優秀に見える「若いリーダ、上司」でも一緒に仕事をしていると部下のエネルギーを消耗してしまう(劣等感を植え付けてしまう/評価されていないと感じさせてしまう)っていう人がいる・・・
今自分の課長も若いリーダであるが、そうならないようにがんばろう。(その課長の為にも)と個人的に思った。
Posted by ブクログ
私はかなり気が短いタチでしてf^_^;
会社でイライラすることがかなり多く、しかもこういうネガティヴな状態にいつまでも囚われて、作業効率が悪くなる状態が頻繁に発生しています(^^;;
早く気持ち切り替えてイライラから解放されたいんだけど、何か方法ないのかな、と思って買った本です。
まずネガティヴな気分になると囚われやすいのは普通のことだ、と書かれていたので一安心(^^) それでもデキる人達はそういう気持ちの切り替えが上手、ということで参考になるコツがいくつか書かれてました。
なかなか直ぐに身につけるのは難しいけど、徐々に実践していこうかな、と(^ ^)
Posted by ブクログ
回復力・緩衝力・適応力であらわされる「レジリエンス」。
単なるハウツー本ではなく、理論と事例がバランスよく紹介されていました。立ち止まって内省する時間かぁ。。。
Posted by ブクログ
レジリエンス力というものに注目した本。
「レジリエンス」とは、この3つ。
?回復力
?緩衝力
?適応力
それをもつ人の習慣にしていること↓
?ネガティブ連鎖をその日のうちに断ち切る習慣
?ストレス体験のたびにレジリエンス・マッスルを鍛える習慣
?ときおり立ち止まり、振り返りの時間をもつ習慣
その力を鍛えるためのトレーニングステップ↓
ステップ? 精神的な落ち込みの「底打ち」
ステップ? 元の心理状態へと回復する「立ち直り」
ステップ? 過去の体験を振り返り次につながる意味を学ぶ「教訓化」
上記のステップ1〜3に対して、7つの技術が紹介されていたが、
印象に残ったのは、2つ。
◆感情にラベリングする
感情をいくつかに分類して、そのどれなのか冷静に考えてみる
(カードをプロットする)
・疲労感・悲しみ・憂鬱感・不安・罪悪感・羞恥心・怒り・怖れ・嫉妬・羨望
◆役に立たない思い込みを手なづける
ネガティブな感情にラベリングして気晴らしをしたとしても、
根強く残る気持ちがあるとすればそれは思い込みかもしれないそう。
思い込み犬が吠えてるんだ、と思って理解するようにすること。
・批判犬・正義犬・負け犬・諦め犬・心配犬・謝り犬・無関心犬
うまく、感情をコントロールして、日々の生活を充実したものにしよう。
Posted by ブクログ
レジリエンスという、『逆境や困難にあったときにでも、対応できる能力』について書かれた本です。
うーん、ところどころ共感できるような記載はあったんですが、イマイチだったかも。結局のところ、レジリエンスを鍛えるためには、イライラしたり落ち込んだりしたら、
『軽く運動してみましょう』
『その原因について、自分なりに理解しておきましょう』
的な雰囲気を受けたので。。というより、自分自身がそれほど極端に落ち込むタイプではないので、あまり必要がなかっただけかもしれません。
Posted by ブクログ
マネージャーは効率を。リーダーは創造性と変革を求める。深い問いかけが出来る力を育む。ときに立ち止まる事が重要。自分の時間を持つ事が大切なんですね。
勉強になりました。
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科学的に根拠のある気晴らし 4つのカテゴリー
①運動系 ②音楽系 ③呼吸系 ④日記系
夜寝る前に、自分がその日に感じたことを書き出す「ライティング」
感謝力を高める2つの習慣
「3つのよいこと」
「感謝日記」
Posted by ブクログ
すごくレジリエンスに興味があった時期に読んだ本。
今でも、心のしなやかさは大事にしたいと思っている。
自分で底打ちしたら、意外と上がっていくことは
できるというのが、最近の発見。
Posted by ブクログ
レジリエンスについて、分かりやすく整理されている。
多忙な職場にいると、いろいろなことに
心が影響を受けやすくなる。
そのときに、心の動きや対処法を、理論的に
理解しておくことは非常に有用だ。
民間企業でも学校現場でも、
通ずる部分はあるように思われる。
Posted by ブクログ
特に目新しいことは・・・しかし、一番興味があった第3章「「思いやりのない」職場での過ごし方」のところで、ページが折られていたのには苦笑した。みんな、同じようなこと考えるんだねぇ・・・
大切なのは次の3つの力。①回復力②緩衝力③適応力。
感謝を大切にしなさい
職場の人間関係を希薄化させたらダメ!
部下に、困ったときにはメールの件名に「I need your help」と書かせる、こちらもすぐ対応(これはとても良い取り組みだと思う!実践したい)
苦しい試練は成長の機会
新人は入社後の100日以内に仕事への効力感を高めるべき!(これは大事、実践したい)
①実体験・・・小さな成功体験を積ませる
②お手本を見せる
③励まし
④頑張りやすい、働きやすい雰囲気作り
時には立ち止まることが大切
以上、大事だな~と思ったところ。
Posted by ブクログ
一流の「逆境力」を鍛えよう!
あの人がいつも元気な理由は「レジリエンス」にあった!
長時間労働、嫌な上司、思いやりのない職場、キャリアの節目…
ストレスや困難、失敗などの逆境を乗り越える力「レジリエンス」の実践トレーニングを19の事例とともに紹介します。
レジリエンスとは?
ゴールドマンサックス・ロイヤルダッチシェルなどのグローバル企業でハードに働くエリートが鍛えている「立ち直る力」
「レジリエンス」のある人の3つの習慣
習慣1:ネガティブ連鎖をその日のうちに断ち切る
習慣2:ストレス体験のたびにレジリエンス・マッスルを鍛える
習慣3:ときおり立ち止まり、振り返りの時間をもつ
本書の内容は抵抗力復活のステージ3つにて、底打ちから立ち直りへ。
その具体的な手法7個はネガテイブからポジティブへといったこと。さらにその関連事例が具体的な人々のケース
(レジリエンスを鍛える方法を3つのステージ、7つの技術を紹介)
ステージ1 精神的な落ち込みを「底打ち」する
第1の技術 ネガティブ感情の悪循環から脱出する
第2の技術 役に立たない「思い込み」を手なずける
ステージ2 スムーズな「立ち直り」を図る
第3の技術 「やればできる」と信じる自己効力感を身につける
第4の技術 自分を特徴づける「強み」を活用する
第5の技術 心の支えとなる「サポーター」をもつ
第6の技術 感謝のポジティブ感情を豊かにする
ステージ3 感情にラベリングする
第7の技術 痛い体験から意味を学ぶ
ネガティブな感情が発生したら、それをラベリングする。
これは、怒りだな、とか嫉妬だな、とか。
(自分が陥りやすい思考を犬に例え(批判犬とか正義犬とか))、
それを飼いならすべし!と説く
全米心理学会は「レジリエンス」について以下のように定義しています。
「レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセスである」
更に、著者は、レジリエンスの高い人の特徴として、以下の3つを挙げています。
1.回復力:逆境や困難に直面しても、すぐに元の状態に戻ることができる力
2.緩衝力:ストレスや予想外のショックなどの外的な圧力に対しても耐性がある(いわゆる打たれ強さ)
3.適応力:予期せぬ変化や危機に動揺して抵抗するのではなく、新たな現実を受け入れて合理的に対応することができる力
これらの力は大なり小なり誰にでも元々備わっているもので、鍛えることで更に強化できると述べています。
■ストレス体験こそが「レジリエンス」を鍛える
負荷トレーニングが身体の筋肉を鍛えるように、
職場におけるストレス体験は心理的筋肉を鍛えるという意味で、
ストレス体験こそが「レジリエンス・マッスル」を鍛える絶好の機会だと著者は述べています。
どんなストレス体験にも心が折れることなく、
その経験をうまく活用して「レジリエンス・マッスル」を鍛えるためのポイントとして、
久世氏は以下の7つの技術と3つの習慣を紹介しています。
■目次
はじめに
ハードに仕事をしても心が疲弊しない「新しい働き方」とは?
ダボス会議でも話題になった「レジリエンス」とは?
レジリエンスの3つの特徴
ハードワークなのに元気な人の3つの習慣
序章 レジリエンス・トレーニングとは?
「レジリエンス・トレーニング」とは?
ステージ1:精神的な落ち込みを「底打ち」する
ステージ2:スムーズな「立ち直り」を図る
ステージ3:感情にラベリングする
レジリエンスを鍛える7つの技術1:ネガティブ感情の悪循環から脱出する
レジリエンスを鍛える7つの技術2:役に立たない「思い込み」を手なずける
レジリエンスを鍛える7つの技術3:「やればできる」と信じる「自己効力感」を身につける
レジリエンスを鍛える7つの技術4:自分の「強み」を活かす
レジリエンスを鍛える7つの技術5:心の支えとなる「サポーター」をつくる
レジリエンスを鍛える7つの技術6:「感謝」のポジティブ感情を高める
レジリエンスを鍛える7つの技術7:痛い体験から意味を学ぶ
ストレス体験のたびにレジリエンスを強くする
第1章 ネガティブ連鎖を断ち切る習慣
ハードに働くまじめでがんばりやな社員
事例1:ストレスを飲酒で紛らわせる広告代理店勤務の男性
事例2:「アンガーマネジメント」する怒りっぽい社長
事例3:「ストレスの宵越し」をしない習慣
事例4:書くことでストレスを解消するコールセンターの女性
事例5:スボーツ少年団の監督で「燃え尽き症候群」を予防
第2章 「上司との人間関係ストレス」とのつきあい方
職場における3大ストレス
仕事の満足感は上司との関係が9割
「ホットボタン」を押す上司、「クールボタン」を押す上司
事例6:上司に苛立ちを感じる女性社員
事例7:一緒にいると、なぜか元気を奪われる上司
事例8:もし、あなたのパートナーが「感情バンパイア」だったら
第3章 「思いやりのない職場」での過ごし方
事例9:人が辞めていく「幽霊船」組織
事例10:転職後の苦労
事例11:私が出会った「レジリエンス・リーダー」
第4章 キャリアの節目での「逆境力」
レジリエンスが試される「キャリアの節目」
事例12:まじめな新入社員の入社後の試練
入社後100日以内に高めたい仕事への「効力感」
「小さな成功体験」と「代理体験」を組み合わせる
事例13:転職先でつまずきかけた問題
事例14:女性の育児休業後の仕事復帰における自信
事例15:不本意な転職にどう対処するか?
事例16:海外転勤で部下がいなくなる逆境
第5章 立ち止まって振り返る習慣
ハードに働き、立ち止まって内省する
変化が多い時代だからこそ、振り返るリーダーたち
海外エグゼクティブが好む「リトリート」の習慣
ビル・ゲイツの「ポジティブなひきこもり」
事例17:週末に一人で静かな時間をもつ習慣
事例18:社長の急死でショックを受ける
事例19:なかなか開花しない新規事業に携わる難しさ
おわりに
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なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版
「レジリエンス・トレーニング」 2014/10/31
著:久世 浩司
著者は、大学卒業後、P&Gに入社。化粧品事業のマーケティング責任者としてブランド経営・商品開発に国内外で従事。その後、国内初のポジティブ心理学の社会人向けスクールを設立、代表として就任、コーチ・講師等の実務家を育成している。
レジエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセスである。
レジエンスの高い人の特徴は以下の3つがある。
①回復力
②緩衝力
③適応力
本書は、そんなレジリエンスを根底として、前向きにハードワークに取り組む人に対して「ストレスの多い働き方」を、レジリエンスのある働き方に変えるにはどうしたらいいかということをテーマとして以下の5章にわたり説明している。
①ネガティブ連鎖を断ち切る習慣
②上司との人間関係ストレスとのつきあい方
③思いやりのない職場での過ごし方
④キャリアの節目での逆境力
⑤立ち止まって振り返る習慣
ストレスとどう付き合っていくか。
働く人が常に考えていく一つのテーマ。
ストレスに真っ向勝負していくのか、それともしっぽを巻いて逃げるのか。それとも見えないフリしてやり過ごすのか。しっかりと受け止めてさらりと流すのか。
その方法はもろもろある。
そしてそのストレスの度合いによって接し方も変えたり複合的にとらえたりすることもある。
レジリエンスという言葉は正直はじめてきいた。
しかし、中身については色々なところから聞きかじっていた点もある。それがうまくまとめられてひとつに集約されてできたようなイメージ。
忙しくストレスにもがいている中でなかなか脱却することは難しい。しかし、一歩引いてそれに備えるということは必要であり、本書はその準備にもってこいの一冊である。
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●レジリエンスとは、①回復力、②緩衝力、③適応力のこと
。逆境や困難、強いストレスに直面した時に、適応する精神力と心理的プロセス
●レジリエンスを鍛える習慣を持っている。①ネガティブ連鎖をその日のうちに断ち切る習慣、②ストレス体験のたびにレジリエンス・マッスル鍛える習慣、③ときおり立ち止まり、振り返りの時間を持つ習慣
●失敗やストレス体験を克服し、変化に適応するグローバルスタンダードのレジリエンスには3つの段階がある。一つ目が底打ち。二つ目が立ち直り、三つめが教訓化。
●第1の技術が「ネガティブ感情の悪循環から脱出する」こと。感情のラベリングと気晴らし。気晴らしは、エクササイズ、音楽、ヨガ、ライティング
●役に立たない思い込みをてなづける。思い込みへの対処方法は3つ。追放、受容、訓練
●レジリエンス・マッスルの訓練法が自己効力感を高める。心の支えとなるサポーターを作る。サポーターを最低5人持つことをお勧めする。逆境の種類によって助けを請うべき相手が違う事、お互いに助け合う互恵関係がよい。ところが名前をあげられない人が中年男性に多い。
●ハードワークを常としている人は、いつも走り続けていると思うが、ときおり立ち止まって逆境と感じられていた体験を振り返る自省の時間は、とても意味があると思う。
●長い休暇をとっても、その効果は短期的であることが判明。その答えは、「毎日の仕事の後、仕事から心理的に離れることが大切。」ということ。これを「メンタル・ディタッチ」という。具体的には、オフィスを一歩出たら、仕事から心理的に「ディタッチ」して執着しないことが効果的。
●感情バンパイアとは、対人関係において問題を生じる人のタイプです。とくにナルシシズムの傾向が強く、自分の自尊心が脅威にさらされたときに防御反応が出て、ときに他人に罪の意識や劣等意識を感じさせることがある。自分を守るために、自分を正当化し、「私が正しく、あなたが間違っている」と思い込ませることにたけている
●苦手な上司との関係は、レジリエンスを磨く機会となる
●その組織の内部で「助力」をする文化がない。上司を含め助け合おうとしない。それはまるで個人事業主の寄せ集まりのような集団で、自分の問題は自力で解決することが求められる。仲間意識がゼロの、温かみのない組織
●仕事への意欲を高めるためには、職場や現場での良好な人間関係が重要。特に若い世代でこの傾向が強い
●その職場に在籍するだけで、なぜか元気を失い、気持ちが後ろ向きに変わり、ポジティブな人が消極的な人になってしまう、活力を奪ってしまう組織がある
●職場で誰かが自分の問題やトラブルについて話をすると、ほかの人たちを不安にさせ、その人は避けられるようになる
●「自分は孤独である」と感じると、人は幸福度が下がってしまう
●「それは仕事で何か困ったことがあったら、問題を自分だけで抱え込まずに、躊躇することなく私の助けを求めることです。I NEED YOUR HELPです。」
●もし、幽霊船のような組織で働くことになった場合、自分のサポーターを見つけるか、異動するか
●海外のエグゼクティブには、低規定に一人で静かに過ごす時間を確保する人がいる。これは「孤独」ではなく「独居」をするための工夫。静かに一人だけの時間を過ごすことで、ハードに仕事をする日常から心理的にディタッチして、スローにじっくりと精神面での充電を行う
●自分の目の前にある仕事で「自己ベスト」を出すことにフォーカスすればいい
●ハードワーカーの心が折れる原因は、①「拘束時間が長い」、②「緊張感」、③「ネガティブな対人関係」。
●もし自分が勤務する「場」で、小さな成功体験を重ねる機会もなく、お手本となる人もおらず、励ましの言葉もやる気が高まるムードがない場合、いくらハードに働いても自己効力感は高まらない。場の選択を間違うと、いくらハードに仕事をしても報われない。もし間違っているなら、よりベターな「場」に軽やかに移る柔軟さを持つ
●働く場の選択を間違えたら、どれだけ「勝ち方」の技術や経験を身につけても、どれだけハードに仕事をしても、臨むべき成功や充実感を手に入れることはわからない
Posted by ブクログ
ケーススタディを通してストレスへの対処法を考える本。
自分を見直すキッカケとして、感情の「ラベリング」は面白いと思った。
ーーーーー
まとめ
「ハードワーク」は、長時間働くことではなく、決められた時間内にベストパフォーマンスを出せるよう集中して働くこと。
ストレスに長く囚われず、気持ちを切り替えるべし。
そのためには自分の感情への「ラベリング」が有効。
疲労感、悲しみ、憂鬱感、不安、罪悪感、羞恥心
怒り、恐れ、嫉妬、羨望
自分の中で湧き上がった順に並べ、特に最後までしつこく後を引く感情のへの対処を考える。
Posted by ブクログ
昨今お疲れ気味なので、分かりやすい自己啓発系の本をば。
レジリエンス、余り聞き慣れない言葉ですが、ざっくり言うと「立ち直る力」だそうです
以下、印象に残ったところ
・ハードワーク≠ロングワーク。脳をフル回転に使って集中的に働くこと(p.2)
・挑戦や逆境時に、自分の強みがクッションになる。(p.33)
(「VIA-IS」やってみたところ、審美眼、親切さ、感謝がトップ3でした)
・挫折の罪悪感はレジリエンスを下げる。その対になるのは感謝(p.37)
・苦手な上司との仕事、期待すればするほど失望した苦い経験。変えられないものは変えられない。変えられるものにフォーカスする(p.92)
・Gratitude is a great attitude(p.107)
・思いやりのない組織(p.148)
・件名に「I need your help」(p.171)
すぐに立ち直れる人・そもそも凹まない人を個人的に「超人」と呼んでいるのですが、そんな人は本当に一握りで
タフな環境に身を置いている大半の人は、超人"見習い"程度なんだと思います。
私自身、豆腐メンタル・ガラスのハートを自負していますがw、
それでも折れずにやっていくには、立ち直る力・メンタルを維持する工夫が必要なんですね
こういう本読まずに済むホンモノの「超人」になりたいんやけどな~
Posted by ブクログ
「拘束時間が長い業務」「緊張が強いられる業務」「ネガティブな対人関係」3大ストレスほか、ハードワーカーの心が折れる原因の分析が的確。特に重要な「上司との人間関係のストレス」への対処法に1章を当てているところが丁寧。本人だけの努力ではどうしようもない時の「異動を希望する」は、非常に現実的な手法と納得。
Posted by ブクログ
慶応大卒、P&Gのマーケティング担当からセミナー講師として独立した著者による、立ち直るための方法論。
著者はビジネス社会におけるレジリエンスの思想の紹介者で、NHKで取り上げられて以降は各地で講演・研修を行っておられます。
本書ではレジリエンスの手法を活用して立ち直る方法をガイダンスするほか、「仕事の満足感は上司との関係が9割」との観点から、困った上司たちのさばき方、これらに対応する心の持ちよう解説するなど具体事案にも迫っております。
従前のメンタル・タフネスにおける「強くあれ」「気を楽にもて」「気にするな」などの耳あたりよく役に立たないアドバイスとは一線を画す出来!
本書ではいくつかのケースが取り上げられており、部下をメンタル疾患に追い込む"壊し屋"上司の成り立ちについても研究が深まります。
岸田先生の「プライドが高くて迷惑な人」と合わせて読むと、器を超えて役職になってしまったおじさんもまた被害者であり、ささやかなプライドを守るために苦闘して他者を圧迫するのだ、と気づきを得ることができるかもしれません。
例によって目次だけで泣けます。
◆目次より
・「思いやりのない職場」での過ごし方
・働く人がなぜか不幸になる職場とは
・仕事の満足度は上司との関係が9割
・「ホットボタン」を押す上司、「クールボタン」を押す上司
◆レジリエンス・トレーニングとは
1.精神的な落ち込みを「底打ち」する
2.スムーズな「立ち直り」を図る
3.感情にラベリングする
◆心が疲れにくい人の習慣
1.ネガティブ連鎖をその日のうちに断ち切る習慣
2.ストレス体験のたびにレジリエンス・マッスルを鍛える習慣
3.ときおり立ち止まり、振り返りの時間を持つ習慣
◆本文より
○ナルシシストは自分を正当化することに長けているため、客観的には不合理なことでも、まるで催眠術にかけたように相手の心の内側を曇らせ、「私が正しく、あなたが間違っている」と思い込ませることがあるのです。
○まじめでいい人だったのが、ストレスが引き金となりバンパイア化してしまう。自分の立場を守るため、部下やスタッフから活力を吸い取り、組織が不活性化してしまうのです。
○上司が感情バンパイアである場合は、関わるたびに「クールボタン」を押され、元気を失い、自分が小さな存在であるかのように感じてしまいます。自尊心が失われ、自己評価が下がるからです。
○会社には「幽霊船」のような組織がたまに存在します。元気のいい若手の社員でも、なぜかその部署に配属されると、次第に活力を失ってしまう。体調不良などが原因で欠勤し、別の部署に移るか、会社を辞めていくことが多いのです。
Posted by ブクログ
一般的な自己啓発本かと思っていたが、適切に最新の心理学の理論を紹介しながら読み手に心響くような内容を作り上げている。いつでも助けを受け入れますよ、という素晴らしい上司の事例は参考になった。