【感想・ネタバレ】[決定版]菜根譚のレビュー

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Posted by ブクログ

各界の第一人者と呼ばれる人たちも愛読しているという
「普段の生活での心がけ」を書いた
儒教+仏教の思想本。

難しい言葉は使われず、わかりやすく解説・訳がついているので、
「とっつきにくいんじゃ…」という方にもお勧め^^

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

過去に一読したことはあったけど、久しぶりに読んでみたくなったので読んでみた。昔読んだときはあまりピンとこなかった項目も多かったけど、今読み直して見ると、年齢が中年になったオイラ的には、割と参考になる話が多かった。

中庸を目指したり、足るを知る、というのは人生を生きていく上で大切なんだよな、と改めて思ったりした。このタイミングで読んで正解でした。また、昔の人の悩みも今の人の悩みも同じだよなぁ、と安心したりしました。

10年後くらいに読み直してみると大きく印象が変わるんだろうな、と思う。そのときの自分自身が益になる文章が確実に読めると思うので。

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2019年09月06日

Posted by ブクログ

短いフレーズに解説が連続し、抽象的なので若い人には退屈だと思う。中年以降だと、いろいろと思い出すきっかけになると思う。知識を得るというよりもツールだと感じた。

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2019年07月24日

Posted by ブクログ

処世術に関するつぶやき集です。

名声を得た人や成功した人への自戒、どん底に落ち込んだり失敗した人への助け舟、となる本です。

書いてある内容すべて実践すると矛盾した人間になります。なので、この本の中らか納得いく部分だけつまみ食いするのがいいかと思います。


1.この本を一言で表すと?
・読むたびに深みがでてくる「生き方」本

2.よかった点を3〜5つ
・前集13 一歩下がって道を譲る
→謙譲にも綿密な計算が必要という視点は初めて聞いた。

・前集110 新しい友人より古い友人
→最近、SNSで古い友人と会うことが多く、その大切さを感じている。

・前集151 無理をしない
→苦しみを取れば自然と楽しくなる、という考えは前向きになれる。少し肩の力を抜いてくれる言葉。

・前集220 口は心の門
→発言には慎重になりたい。

・後集29 退くことも考える
→常に最悪の自体を想定することが被害を最小にできる。コンティンジェンシープランと同じ考え。

2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・前集93 私恩を売るだけでは
 →著者解説が、いいように期待しすぎ。

・前集179 正しい道につかせる
 →私には難しい。著者解説のとおり、避けるのもありではないか。

3.実践してみようとおもうこと
・歳をとった時に再度読み直したい

4.みんなで議論したいこと
・どれくらい実践できていますか?

5.全体の感想
・後集のほうが、レベルが高く、私はまだまだ到達できない感じがしました
・どれも短く簡潔に書かれた文章でよみやすい
・作者の洪自誠は、儒・仏・道の三教に精通していたそうなので、それぞれのいいとこ取りをした感じがする

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2018年12月30日

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経営者の方々が、教えを示す読む本としてあげている菜根譚。SBIの北野会長は中国古典に教えを請う、菜根譚を良書にあげていた。45を超えた、熟年度を増して来た今、人として尊い生き方をしたいといっそう思うようになって来て読んだ。原文のままだと、深い理解は難しいと思う。守谷氏の解説がわかりやすい。前半は生き方の知恵 実践編、後半は、人生における謙虚な心の持ちよう というように分けられる。というのは、特に後半は、同じような教えの言い方を変えただけのものが続く。例えば、粗末な住居に住んでいても、心の持ちようで心を豊かに出来る等々。だから後半は少し飽きが来るし読み飛ばしがちになった。

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2018年11月07日

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400年くらい前に洪自誠が記した処世術的な書物。仏教・儒教・道教の考えを取り混ぜながら君子の生きる方法を説く。全体的には「世の中は所詮馬鹿ばかりだから、あまり馬鹿に関わらず、関わらないようにしよう」という趣旨。

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2012年04月29日

Posted by ブクログ

人に指摘されると頭にきてしまうようなことも、すんなり受け入れられる。素直に胸に収められる。

辞書のようにパラパラと読んでいくだけで楽しい。

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2011年10月07日

Posted by ブクログ

「菜根譚」は、前集225、後集135、合計で360の短い文章の集まりである。
その内容は、似通ったもの多いため、抜粋版やエッセンス版が多く出版されている中、本書は、「決定版」と銘打っているだけあって、そのすべてが載っている。そして、そのすべてに、原文、読み下し、平易な訳文、コメントがある。まさに「決定版」と名乗るのにふさわしい出来栄えと言えるだろう。

菜根譚を読むなら、抜粋版ではなく、初めから本書を読むのがお勧めである。

菜根譚自体は、短文なので、直喩や暗喩を含んでいると深読みすれば、いかようにも解釈することもできる。数が多いので、悩みのある時に読めば何かしら得るものはあるだろう。一方、平時の時に読めば、さほど得るものはないのではないだろうか。問題を抱えていたり、悩んだりしている時にお勧めの本であると言える。

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2022年03月04日

Posted by ブクログ

仏教儒教道教の思想を混ぜ合わせた内容。

400以上の格言から人生の処世術を示したものであるが、当方まだ20代で人生経験に乏しいため、あまり心に響かなかった。

おそらく10年ごとに読み返せば味も出てくるのだろうが、今の私には時期が早すぎた書籍であった。

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2011年01月20日

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