【感想・ネタバレ】ビューティフル・サンデーのレビュー

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Posted by ブクログ

小鳩は何故、恭輔のことをここまで好きなんだろう。何故、言われた通りにしようとするんだろう。読んでいるうちに色々なことを考えた。何か隠しているんだろうな。とも。恭輔と一緒にいるときの小鳩は、この時間を失うんじゃないか。と怯えつつも楽しそうで、なんだか見ていて嬉しくなった。少しずつ、自分の気持ちを伝えられるようになってきた小鳩。恭輔と幸せに暮らしていって欲しい。

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2020年01月13日

ネタバレ 購入済み

ザ・健気受け!

たった一度の恋を少しの間でも成就させたいと、冷たくあしらわれても健気に恭輔を想い続ける小鳩が、恵まれない境遇もあいまってかわいくてかわいそうで切ない。
恭輔は出世のためには手段は選ばない冷酷なやつ…かと思いきや、大変な過去を持っていたり、過去を払拭するために相当な努力をしてきたりと実はすごい人。でもやっぱり人として絶対的に足りなかった愛するということを、小鳩が教えてくれたんだろうな。
辛い過去を乗り越えてきた2人だからこそ引かれあい結ばれたんだと思う。

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2019年11月20日

Posted by ブクログ

究極の健気受です。名作が新装文庫化となって帰ってきました。
書き下ろし付きで、イラストも金ひかるセンセから山本小鉄子センセへとお色直しです。

この話は「健気」「年の差」「遠距離恋愛」と、萌えツボがぎゅぎゅぎゅっと詰まっているんですよね。
うるうるさせられるわ、切なくさせられるわと身悶えすること必至。それなのに、何度でも読み返してしまう中毒性があります。
とにかく、小鳩くんが健気すぎ。昔読んだ時には、これ受は女の子でもいいんじゃないかと思ったけど、完全に間違えてましたね。
女の子じゃダメなんです。男の子だからこそのプライドとせめぎ合いながらもじっと耐える…そこに萌えるんだ!と認識しました。

この作家さんは、人物像の描き方がものすごく上手いです。よくある王道ストーリーなのにそれだけで終わらないのが、キャラクターの心情や行動にいつの間にか感情移入させられてしまう、というところなんですよね。

傲岸不遜で利己的で人も利用するモノとしか考えていない、恭輔の描き方も上手いです。
イヤなヤツです。小鳩にも冷淡で意地悪な仕打ちをして最低な男なのに、反面世渡り上手で野心家なので、仕事に関しては優秀です。読んでいて憎みきれないのは、目的が何であろうと、恭輔が仕事に対して真摯に向き合っているのがよく分かるからですね。
どうして、恭輔がそんなヤツになったのか、その背景も読み進むうちに分かってきます。
化粧品会社のお仕事シーンもしっかり描かれていて、恭輔の心情がさらに理解しやすくなっています。
しっかりと言えば、Hシーンも萌えます。傲慢×健気なので。

小鳩は恭輔視点で描かれていて、その上口数が少ない子なので、最初は何を思っているのかわからないところや謎なところが続々出てきます。
でも最終的に、それが全部「好き」に繋がっていて、はっとさせられた後、うるっとさせられてしまいます。
スリッパや、半分このストラップなど小道具にも、うるうるきゅんきゅん。かわいすぎる。
遠距離の定番は大阪ですよね~関西弁とか、お好み焼きが遠距離をさらに盛り上げています。描写がハンパなく細かい!大阪の空気や匂いまでも伝わってきそう。臨場感あふれるかんじです。

書き下ろしは、関西弁美人上司の周防が大活躍!受験直前なのに、遠距離の恋人、恭輔のせいで勉強に専念できない小鳩くん。こっそり大阪に行くの巻。この後日談には、いろいろな面で安堵しました…糖分多めの仕上がりです。

健気受の殿堂入り作品確定。

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2012年12月21日

Posted by ブクログ

雪代さんというと健気受…という前評判どおり。でもこの作品には受にも攻にも絵空事だけではない人間らしさがあふれていて、とても好感が持てました。大人のずるさを持つ攻が次第に受にのめり込んでいく様や、最後まで耐え忍ぶと思われた受が追い詰められて爆発するところなど、キャラに感情移入しすぎて胸が苦しくなりました。健気受もいいですが、どうしようもない大人が恋をして変わっていく物語としても楽しめます。良作。

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2016年03月05日

Posted by ブクログ

読んでて「なんだこれ?」という掴みようのない始まり。
うわぁ、これだめかもな・・・って思いながら読んでたんだけれど、中盤過ぎてから突然よくなったよね、ワタシ的に。 
玄関に並んだウサギのあたり、すごく好きだわ。

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2013年09月10日

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