感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全体を通して、四季がテーマの短編集でした。
こういう何かテーマに沿って書かれている小説というのが好きで、発想が面白いなーと楽しませて頂きました。
「はなの便り」
後ろのあらすじを読んでネタバレを食らってしまい、あまり楽しめなかったのが残念でした。
「はびこる思い出」
何が隠されているのかワクワクしながら読めました。強かな主人公だな…と感心しました。
「ハイビスカスの森」
ホラーチックだけど、ほっこりハッピーエンドで良かったです。
幼い頃の記憶って、印象深いところだけ残ってたり改竄されてたりしますよね。
ちゃんと真実を確かめて、トラウマ解消できて良かったです。
「水虎」
最後ゾワッとしました。
痛い目見ても全然懲りてない友人、怖すぎます。
「秋旱」
この短編集の中で一番好きでした。
想いが急激に冷めるときの描写が上手くて、思わず実体験と重ねてしまいました。
しかも、衝撃のラスト。
「悪魔の羽根」
私も冬が一番苦手なので、ちょっと気持ちわかります。
冬季うつ病なのかな?とも思いました。
旦那さんが「ゴロゴロしてばっかり」などと批判的なのはどうなのかな?もっと心配してあげて〜!と思いました。
「指定席」
火事の原因おまえかー!!と衝撃でした。
とても扱いにくくて面倒臭い人だな、と思いました。
Posted by ブクログ
短編集。まあストーリーの多くは悪魔ってかんじじゃないし、「雪」を「悪魔の羽根」と形容するのもあまりわからんと思う。関係者同士の心のズレはわかるけど「恐い」ってとこまではいかなかった。