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秀逸な設定をしゃぶり尽くす
オムニバス形式でアイリウムという薬で嫌な体験から逃げる人の話を複数展開。一つの話にするのではなく、いろんな登場人物が違う環境でどう振る舞うか描きたくなるくらい、設定が秀逸で無茶苦茶面白い。かまいたちのYouTubeでおすすめされていたので読んでみたが、期待以上に面白くて大満足。
Posted by ブクログ
飲んだあと、決まった時間だけの記憶を失うという薬「アイリウム」を巡る短編集。記憶の連続性は個人の自己同一性を支える重要な要素だが、それを意図的に断ち切れるとするならば、人はどんな「人生」を送るのか。人の人生とは何なのか。それを想像力豊かに描いた作品がこの「アイリウム」である。
明日の自分は、本当に今日の自分と同じ自分なのか。思わずそんな問いを自問自答したくなる傑作。
面白かった
この作者さんの前作の「サイコろまんちか」が面白かったので、
コチラの作品も読んでみました。
こちらもなかなか考えさせられるストーリーで面白かったです。