感情タグBEST3
人生賛歌
人格破綻者、とまでは言いたくないですが、轟先生の考え方や感情の揺れには驚かされました
生きてく上で、『大切な人をひとりだけ選ぶ』ということができないのは悪いことなのかなとか、色々考えました
BLという枠を超えて、人生とは、人を愛するとはどういうことなのか、そんなことまで考えさせられる力強い作品だったと思います
『娘になりたい』という台詞が、ストンと心に落ちたというか、ものすごくしっくりきて共感しました
息子じゃなく、娘ってところがいい
ポッポちゃん可愛くて癒されたな
「コイノヒ」の春威くん再登場が嬉しかった〜
Posted by ブクログ
BLカテゴリーにとどまらない、愛情とは、家族とは、という問いへの糸井先生なりの答えを描き出した作品だと感じました。一編一編を通して、信太郎や旬と一緒になって段々と答えにたどりつくような、とても感情移入がしやすい作品です。前作であるコイノヒの春威少年が登場するのもファンとしては嬉しいところです!
Posted by ブクログ
作家先生が男が好きなのは良いとして、書生の子まで男同士のカップルというのは違和感がある…。人間ドラマをわりとしっかり描いてあるだけに気になる。書生の相手は女の子の方が自然だったんじゃないかなぁ。BLだからって無理してゲイカップルばかりにしなくても良いのでは…?
Posted by ブクログ
群像劇、家族愛。
私は多分、弱い大人が誰か(恋人)の助けを得て、なにかを得たり気づけたりっていうのがあまり好みではないんだと思う。
嫉妬なのかもね。
Posted by ブクログ
やっぱ絵に雰囲気あって素敵。春威くんの成長が楽しみだ!!と思ったら描き下ろしで2年後の春威くんが…そして後書にて前作コイノヒに春威エピがあることが判明!!か、買わなきゃ…そのうち…
Posted by ブクログ
初めて読んだ糸井のぞさん作品。 丸々一冊表題作で読み応えがあった!
しかし不思議な読後感。 シンタロー先生すっげー欲張りだなっ(`・ω・´) 安心と恋と性欲を、全部違う相手に望むなんて…一種の性格破綻者?
ただ言いたい事は凄くよくわかる。 楽しくて幸せで満たされてる時間て、長く続かないよね。 全部手に入れたと思った瞬間に、指の間から少しずつこぼれ落ち始めているんだ。 「おまえの娘になりたい」はビックリしたけど! 変わらない関係、変わらずに愛される対象としたら、本当に親子が一番なのかもね。
ある意味、登場人物がみんなエゴの塊で気持ちいい(笑) 橘高なんてスゴい懐が深くてシンタローの良き理解者だと思うけど、彼は彼の芯を貫いてる。 飄々としながらも一番ブレのない人かも知れない(笑)
書生もイイ子で、若いのにあんまりイイ子過ぎて心配したけど、オマケの二年後読んで安心した( ̄∀ ̄) 春威に引きずられて、もっとドロドロした感情を育てた方が良いよ。
不思議な話だけど、好き嫌いで言ったら好き。 モヤモヤが残るけど「ま、いっか」と思える(笑)
でもキスシーンというか、シンタローの眉毛がないせいで、ラブい場面もちょっと怖かった。