【感想・ネタバレ】舞踏会・蜜柑のレビュー

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Posted by ブクログ

●蜜柑●
すべては汽車の窓の外に、瞬く暇もなく通り過ぎた。が、私の心の上には、切ない程はつきりと、この光景が焼きつけられた。

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2012年03月14日

Posted by ブクログ

「蜜柑」誰が何と言おうと、この作品が好きです。この作品に出会えたから、私は、芥川龍之介の全作品を読めたんだと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大正八年度作品集と裏には記されている。但し解説によればこの時期芥川は作品の美的完成を見るのに大層苦心していたそうである。作中主体から客体への転落(芥川は停滞或いは退歩と呼ぶ)、恐らくは青年期特有の輝く感性の死。其処から熟成していくことは彼にはできず、狂気へと転落しながら喘いでそれでも作家たろうとしていたのだろう。その生き様には感服する。真似はしないしできないが。
それにしても短編というものは、連作でもない限りひとつひとつの余韻が大きく次へ進むまでに間が必要なように感じる。そういう意味では決してこの作品群も「無駄」とは言えないと思う。

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2015年05月10日

Posted by ブクログ

五感に語りかけてくる。話の筋はなんてことないのに、心に残る清々しさと、蜜柑の残り香に惹かれて、何度でも読み返してしまう。

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2012年04月24日

Posted by ブクログ

久しぶりに純文学を読んだ。読むのにエネルギーが必要なのでなかなか一気に読めない。

蜜柑を読んだのは久しぶり。
特別好きではないけどよく言われるように色彩表現が良いから印象に残るね。

「魔術」が他と趣向が違っていておもしろかった。

全体的に作者が模索している感じが伝わってくる

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2016年11月03日

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