感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あらすじに惹かれて購入しました。
お話は主にマリーの一人称で書かれていますけど、たまに他キャラ側の一人称で書かれていて、一瞬これは誰だっけ?って思うところもありました。でも、だいたいのお話はヒロイン側の視点だけで書かれていることが多いので、こういう他キャラ側の視点でも書かれていると、割と納得いくところもあるので、こういうのもいいのかなって思います。
過去にマリーとユージンは出会っていて、林檎の木の下で叫んでいた少年はたぶんユージンだろうなって思ってて、彼がマリーをそこまで好きだったとは、ユージン側の視点で書かれるまで分かりませんでしたけど、状況が明らかになってくると納得かなぁ。
マリーの記憶がないのも、木から落ちたことだけじゃなく、重大な犯罪を目撃していたからというのも納得でした。
お互いの気持ちが通じて、いざ結婚って感じでしょうが、できれば続編を読みたいなって思いました。
Posted by ブクログ
あらすじとイラストに惹かれて購入。
貧乏伯爵令嬢であるが故に官僚の道を選んだマリー。仕事にバリバリ励む毎日が新しい上司の出現で大きく変わる。公爵閣下のユージンの前で恥ずかしすぎるミスをしてしまったマリーは何故か彼の執務室の掃除係を命じられてしまう。その上、外交の仕事などにも付き合わされるようになってしまい、ユージンと過ごす時間も増え、彼に惹かれていくが・・・。
マリーが記憶を失くしている理由や黒幕などは結構早い段階で分かってしまう。けれどキャラクターの魅力は良かった。途中、主人公目線から他のキャラの目線にいきなり描写が変わってしまうので、読んでてこれは誰なんだ??と分からなくなってしまう時があったけど、ユージンが格好良かったので読んでて楽しかった。
なんと言うか…
設定は面白いと思いますが、文章が稚拙でしたね。
一人称で話を進めるのは別にいいですが、登場人物全て一人称での文章なので、視点がコロコロ変わって非常に読みにくい。思っていることと、口に出したことがごっちゃになってるし。
それに、いくら名ばかりの貴族の令嬢でも、牢獄の寝台が固定されてるとか、古くなった寝台はこうすれば大概動くなんて知ってるはずないのでは?と、設定に無理矢理感を感じました。