【感想・ネタバレ】ふたりの証拠のレビュー

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ネタバレ

「悪童日記」の続編だけども、表現の仕方がガラッと変わる。「悪童日記」は子供の世界「ふたりの証拠」は青年から大人への世界。登場人物に名前の無い、肩書や属性や特徴だけだった世界に、名前とともに個性が与えられて、それぞれのしがらみで、分かたれた双子の片割れであるリュカを浮き上がらせる。もう片方のクラウスの人生が対比で語られるのかと思いきや、終盤まで出てこないばかりか、イマジナリーフレンドだったのではないかという疑念が湧いて、そう言えば「悪童日記」での靴屋のおじさんの受け答えは不自然だったかもしれないなと思い至る。

著者は、物事が人間の成長や変化に与える影響を、すごくよくわかっている人だと思う。

原理原則を自ら決めて誰にも従わないで成長したリュカと、受け止めて戦う事で成長しているマティアス。リュカとマティアスの、子どもとしての性格の違いが興味深く、マティアスの自我がリュカをどう変えていくのかが楽しみだったのに…
ヤスミーヌを殺したのはリュカなのか?リュカがなんとかして手に入れた愛がこぼれ落ちていく場面はこの上なく悲しい。

実在を確認できたのはおばあちゃんだけ??
大きなノートは6ヶ月で書き上げた?? 


これでさらに続編があることに驚くとともに楽しみでならない。

くわばらあきらさんの朗読、素晴らしいです。

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2024年04月10日

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ネタバレ

⚫︎受け取ったメッセージ
双子のひとり、リュカの暮らし

⚫︎あらすじ(本概要より転載)
戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるために―強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物の物語を通して、愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。

(ネタバレ)
祖母のいなくなった家へ戻ったリュカ。15歳。知り合ったのは自らの父との子をもうけてしまったヤスミーヌという女性。その子は不具であったが非常に聡明であった。ヤスミーヌは街へ出ていき、残された子であるマティアスを我が子のように可愛がるリュカ。マティアスはリュカの愛を信じられず自殺。都会へ出ていったとリュカが説明していたヤスミーヌの遺体が見つかり、その次の日からリュカは30歳でいなくなった。
最後の章では双子のもう一人であるクラウス(CLAUS)が50歳で村へ戻ってくる。


⚫︎感想
「悪童日記」の続編。村に残った方のリュカ(LUCAS)の15〜22.3歳までの話。こちらは第三者視点で描かれる。
マティアスとのやりとりが中心だが、それでもリュカのクラウスに対する思いは唯一無二である。
本当にリュカ、クラウスという双子の兄弟が居たのか?同一人物なのか?55歳になって戻ってきたクラウスは、リュカではないのか?
日記をつける行為はリュカが続けていることがわかる。日記は創作物なのだが、虚偽と真実が入り混じっているのか?謎が残るまま、第三部「第三の嘘」へ。

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2023年11月30日

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一作目の最後、国境を超えなかった「ぼく」の物語。「ぼく」は名前を持つことで、前作とは違った雰囲気を感じる。戦後下の厳しい環境で生きていく主人公は、他人に手を差し伸べながらも、常に孤独を抱えている。地の文に、主人公の感情は一切ない。それでも、彼の心情は、読者へ強く伝わってくる。予測できない展開に、はらはらさせられること必至。

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2023年08月07日

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悪童日記がおもしろくて2作品めのふたりの証拠を完読しました。

やっぱり純粋にリュカという人物を好きにはなれなかった…。いくら戦争を体験している可哀想な生い立ちだったとしても、大人として自分勝手でサイコパスなのは前作と変わらず、恐怖でした。マティアスを大事にし愛しているように見えて結局自分のことばかり…マティアスの実の母親を殺しクララの愛人にも危害をくわえる…彼が罪を償わず周りからちやほやされ、自分だけが不幸にならない境遇に不快感が芽生えました。

でも、物語はとてもおもしろく一気に読み進めてしまいました。3作目も早く読みたいと思います。

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2023年07月03日

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悪童日記の第二部。ここでようやく兄弟の名前が明かされ、村の人々の固有名詞が少しずつ出てくる。第三部の第三の嘘まで読んだが、これらは一気に読んだ方が良い。3冊に分かれているが、これら三つで一つの話が完結する。悪童日記の続きが二人の証拠であり連続性があるが第三の嘘になると様子が全く変わってくる

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2022年11月12日

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双子がいつ会えるのか。幸せになれるのかと、読み進めていたのに。。。ラストの驚き。我慢できずに深夜に第3巻に突入!

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2022年03月03日

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「大きな帳面」からはおよそ人間らしい感情を読み取れなかった「ぼくら」の片割れリュカが人間的に成長できたのはマティアスによるところが大きいだろう。もっともリュカが本当に成長したと言えるのかは分からないが。リュカの物語は小説の主体として十分に堪えられる物だが、正直に言って本書を読み進めた理由は『悪童日記』の続編だからだった。読んでいて、一作目に比べて著者は何とも平凡な小説に仕上げたものだと感じた。

ところが最後の8章に来てはっと目が覚める思いをした。幸い、シリーズ完結となる『第三の嘘』はもう手元にある。

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2021年09月08日

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ネタバレ

悪童日記の続編。双子の名前がわかることで、個人としての存在感が一気に増す。残った側、リュカ目線の話。
前作からの登場人物がモリモリ出るので、悪童日記をまた読み返したくなる。うーん。買おうかなぁ。

リュカの行動がわかりにくい。赤ちゃんを抱いた若い娘を助けてその子供に愛情を注いでいるかと思いきや、街へ出て未亡人の世話をする。

二人のもう一人であるクラウスがいなくなった隙間を埋めているのかな。

ラストはバタバタっと話が進む。リュカ……泣

次がシリーズ最終巻みたいなんで、最後まで読み切る。クラウス側の話なんかな?

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2021年08月01日

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「悪童日記」続編(三部作のうち二作目)を早速読んでしまった。「悪童日記」の画期的な小説スタイルは保持されてないけど、感情表現を削ぎ落とした文章はそのまま。同じく推測の読み応えがある。

「ふたりの証拠」とのタイトルだけど、証拠になり得るものはなんだろう?そもそも存在の証とは?アイデンティティとは?と疑問を突きつけられてるかのよう。

同時に、前作の「悪童日記」は何だったんだろう?と考えずにはいられない。

物語を通して流れる雰囲気は、前作とは対照的に暗くて重苦しい。「悪童日記」はリアリティとファンタジーが混在したエンタメ性があり、大きな魅力だった。「ふたりの証拠」はファンタジー=虚構とはっきり打ち出され、代わりに戦後の喪失、孤独、絶望…といったものがひとつの大きなテーマになってる。楽しい本ではないし、前作を読んだ人じゃないとつまらなくて読めなそう。

読書は「本と対話」することらしい。このシリーズは流し読みするとわからない事だらけ。でも完全に読者に委ねられてる無責任な小説ではなく、あちこちにヒントがあり、それらをつなげる作業を思わずしたくなる。たくさん対話したくなる小説。

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2021年07月15日

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「悪童日記」の続編。
前作では一貫して「ぼくら」という描写しか出てこなかった双子だけど、国境を越え隣の国へ行った方がクラウス、元の国に留まった方がリュカという名前で登場する。本作はリュカの物語。リュカは国境を越えたクラウスの戻りを待ちながら、手記を書き続けている。
リュカは色んな女(男も)に愛されているけど、リュカが本当に愛したのはヤスミーヌの子供のマティアスだけだったように思う。リュカとマティアスは血は繋がっていないけど、不気味なほど似ている。自分の子供時代を重ねて見ているのかな…なんて思って読んでいたら、ラストの展開には驚かされた。えっそういうこと…???前作の物語が続編で丸っと覆るようなどんでん返しは初めて読んだかもしれない。鳥肌立ちました。
これ続編どうなるんだろう…続きも読みます。

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2024年04月29日

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前作とは異なり、本作では登場人物の一人一人が名前を持って現れる。身分証明書、労働、財産、子育て、と主人公の成長に従って取り巻く環境は社会性を帯び、登場人物たちの背負う人生の悲哀にしても、政治性が強いものが増える。しかし、双子という一人称複数形の特殊さがありながら「世界」は確固たるものだった前作とは異なり、本作では…一体この物語はどこに辿り着くのだろう。すぐに次作を読む。

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2024年04月02日

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ネタバレ

・あらすじ
悪童日記の続編。悪童日記で別れた双子のうち地元に残った方のその後が綴られる。

・感想
飾り気のない平坦な文章は相変わらずだけど日記形式の前回とは違った形態で、それがふたりで完結していたそれまでの世界との違いを感じた。
相変わらず出てくる登場人物がみんな二癖くらいある人達で、唯一の良心(?)のペテールも実在してるの??してないの?
前作の最後もあっと驚いたけど今回もあれは結局どういうことなの…そういうことなの?ってなった。
なので読み終わったその日に続編を購入。

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2024年03月06日

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悪童日記では感情を持たないのかと思ったけれど、今回は小さなマティアスを慈しむ様子が意外であり救いにも思えた。とはいえみんな闇の中であることは変わらない。タイトルの意味が最後の方でつながったと思ったら、「あれっ?」・・・すぐ次の「第三の嘘」を読みます!

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2023年12月02日

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悪童日記の続編。
国境を越えなかったリュカのその後の生活を描いている。
悪童日記と比べ、ザ戦争描写は表立ってないが、
初めて女性、子供を愛すること、そしてその葛藤等が綴られてる。
と思ったら最後のどんでん返し!

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2023年07月09日

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アゴタ・クリストフ『ふたりの証拠』
『悪童日誌』の続編、第二弾
『悪童日誌』では語り手が双子兄弟の一人であり、固有名詞は出てこなかった
『ふたりの証拠』は、三人称で書かれた文であり、いきなり固有名詞が出て来る
もう冒頭から謎である
しかし、超ドライだが読みやすい文は変わらない
主役の双子兄弟の一人リュカは何処へ行ってしまったのか?
もう一人クラウスはなぜ戻ってきたのか?
今まで何処で何をしていたのか?
『悪童日誌』と思われる書物は創作なのか?
読み進めているとどんどん増える謎
そしてラストはまたもや衝撃!
もう第三弾『第三の嘘』は購入済み
早く読まないとーッ!

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2023年03月14日

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ネタバレ

前作『悪童日記』に続いて、ラストが衝撃的だった。
『悪童日記』は、戦時中、魔女と呼ばれた「おばあちゃん」の家に疎開することになった双子の兄弟が、国境の町で強かに生き抜いた生活を日記という体裁で描いた物語だった。その前作は、双子の片方が、父親を犠牲に国境を越え、離れ離れになるところで終わった。今作は、国境を越えず町に残り、青年となった「リュカ」の物語である。

前作に引き続き、主観的な評価や描写を排した独特の文体で書かれているものの、もはや日記という体裁ではなく、普通の三人称小説として書き進められていく。リュカは、離れ離れになった双子の兄弟「クラウス」に読ませるため、手記を書き残していた。
しかし、物語の最後、リュカは町を去り、50歳となったクラウスが帰ってくると、実は、二人が同一人物であったのではないか、という疑問を残して終わる。クラウスは、残された手記が、兄弟リュカの存在を証明していると主張する。しかし、その手記の筆跡は、クラウスのものと完全に一致し、比較的短期間に書かれたものであるという鑑定結果が出た。

物語の展開と、三人称で書かれた文体から考えても、双子はきっと実在したのであろうと感じられる。たとえそうでなかったとしても、離れ離れになった双子は、お互いに孤独で、悲しい物語であった。

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2023年03月08日

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三部作の二作目。人の悲しさ残酷さ 世の中がさらりと書かれているようで、逆に 今身近な事?とも思わされる。結末が、少し怖い。

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2023年02月22日

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面白くて一気に読んでしまった。悪童日記に続く2作目。主人公リュカの10代後半から20代前半までを描いた本作であるが、この子は頭が良すぎる。頭の回転が早いとか、臨機応変な対応ができるとかそういう次元の話ではない気がする。最終章の3作目にも期待したい。

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2022年10月19日

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■ Before(本の選定理由)
前作「悪童日記」から継続。
一心同体ともいえる双子の兄弟の行方は。

■ 気づき
大人になるとはこういうこと?
前作と違い戦時下の影響は控えめで、青年へと成長したリュカの内面が描かれる。家族を持ち、そして失う過程は凄惨そのもの。

■ Todo
続編もあるようだが、一体どうなってしまうのか。この物語を、どう受け取れば良いのだろうか。

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2022年08月10日

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ネタバレ

読んだ記憶があるような、ないような。

片割れ同士になってしまった、祖国に残った方の少年の話。なかなか普通ではない主人公なので度肝の抜かれること多し。

子供をそだてつつも、やはり母を求めて年上の愛人の家に行くわ、子供の母親は子供を連れて出ていくかもしれないと思い殺すわ、なかなかヤバい人物。でもかなりのイケメンらしいというような描写。

戦争を体験すると間違いなく普通の人格から遠ざかってしまうんだろうなと思う。

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2022年08月08日

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ネタバレ

前作に引き続き一気に読んでしまいました。
「悪童日記」とは違い人物の名前が出てきたのは個人的には少し残念だけど、やっぱり世界観が好きでした。独特の文章と、あの淡々とした感じ。
双子で一緒にいた時は、感情的にではなく、論理的に動いていた印象だったけど、リュガはすごく人間らしくて、クラウスといたことであんなに人間らしくない子どもだったのかと思いました。
「第3の嘘」も楽しみです。

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2021年12月26日

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『悪童日記』の続編。生き別れになった双子のひとりのその後を描く。一作目とは違い、情の厚い人柄が随所ににじみ出ている。後半にかけては、やはり、「ん?」と何度も読み返さざるを得ないびっくりする展開が待ち受けていた。次作もつい気になってしまう。

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2021年09月29日

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アゴタ・クリストフの「悪童日記」の続編。続編であるが、それらは「悪童日記」、本作「ふたりの証拠」、そして「第三の嘘」の三部作になっており、「悪童日記の続編」というよりは、「三部作の第二部」と呼んだ方が良い。
ハンガリーとドイツの国境とおぼしき街で、祖母と一緒に暮らし育った双子のリュカとクラウス。第一部である「悪童日記」の最後では、クラウスは、国境を越え、育った国境の街を出て行ってしまう。
本書、第二部では、国境の街に残ったリュカの物語が進行する。第二部の初めの部分でのリュカの年齢は15歳。30歳でリュカも国境の街を出ていき、そして、それから20年後、双子が50歳になった年にクラウスが国境の街に、リュカを訪ねて戻ってくる。第二部を読み終わった読者は、”リュカはどこに行ったのか”、”クラウスはこれまでどのように暮らしていたのか”、”なぜクラウスは国境の街に戻ってきたのか”、”リュカとクラウスは再び会うことが出来るのか”等の疑問を持ったまま、取り残されることになる。
第三部の「第三の嘘」を読むことでしか、それは解決しない。

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2021年07月12日

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有名な『悪童日記』の続編。三部作の二作目。
『悪童日記』の主人公であった双子の片方(名前はリュカ)が今作の主人公である。前作より少し歳をとったリュカが擬似家族を作って暮らす青年期を描いている。
前作と少しトーンが変わり、いくつかの謎を残すつくりとなっている。続く三部作の最終作『第三の嘘』も早く読まねばと思わせられる引きで本作は終わる。

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2021年05月20日

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リュカに焦点を当てて話が展開されていく…
《悪童日記》からの続編と言う事で兎に角面白い!
3rdstageはどんな展開が待っているのだろうか?

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2021年04月18日

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どんな過酷な状況も、感じるより慣れることで飄々と乗り越えてきた双子の少年。その青年期となる本書ではそれなりに愛情や絶望に囚われる。

リュカを取り巻く登場人物も多彩で、それぞれがドラマチックだった。
現状を変えたくても、自分では変えられない、変われない。それゆえに生じる苦しみを何パターンも見せられているような感じだった。

にしても、ラストは謎過ぎる。
3作目も近いうちに借りよう。

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2024年01月05日

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悪童日記の続編。国境を越えなかった双子の片方、リュカのお話。
悪童日記ほどの引き込まれ感は無かった。
全体的に陰鬱な印象。

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2023年07月23日

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ネタバレ

双子の片割れリュカは祖母の家に残った。
一心同体だった二人がなぜ別々に生きることにしたのか。リュカたる人物が『あの双子』とは思えない程丸くなっている。何故?寂しさからか?私の頭は分からない事だらけだ。
そして不遇の子マティアス。なんと賢く忍耐強いことか。『双子』が自分達に試練を加えて鍛えていた頃を彷彿とさせるが、マティアスの心はあくまで清らかだ。常に愛を求めていた子供であった。
この小説は、上中下巻の『中巻』のようで、この先を読むしか私を納得させる術はない。

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2023年03月25日

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1.おすすめする人
→過去の戦争に興味がある、人間の本性を知りたい

2.感想
→「悪童日記」を読んでからの「ふたりの証拠」は
 かなり読みやすくスラスラいける。
 最後の章で、どれが本当でどれが作り話なのか、
 謎が生まれる。
 「悪童日記」を読んだ時には、
 もう読みたくないと思ったが、
 「ふたりの証拠」を読み切ると、
 残された本も読みたくなる。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

最後、どういうことだってばよ?必至

これは第三の嘘でどう落ち着くんだい?気になるがすぎる。すぐ読む。


ぼくら、が離れて、完結した無敵さが無くなって人間味が生まれてるな、と読み進めていたのだけど、ページが少なくなるにつれて鳥肌が立ってくる。
1人でもぼくらだった1人なんだね、戦慄じゃん

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2022年03月18日

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