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文章もトリックも芸術的だし、最初から最後まで綺麗にまとまっててだいすき!
動機が苦しくて、でもすごく理解できた
生きやすい時代になった、と再認識させてくれる作品でした
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推理ものって「いやそれは先に開示してくれないと読者は推理できないじゃん」「その情報をあとから出してくるのはずるいじゃん」みたいなものが多いイメージだったのですが、この作品は情報がすべて与えられた状態で解決編に進むので読んでて ああかもしれない こうかもしれない と考えて楽しむことができました。
『トリックを直感で見破れば犯人の名前が浮かび出た、という構図を避けるべく、犯人特定のプロセスは論理的であるように心掛けた。』と作者本人があとがきで語るように、パズルのようで快適なトリックでした。
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初めての有栖川有栖作品、しっかり有栖川有栖さんにハマってしまいました。
400ページ近い長編でしたが今まで読んだミステリー小説の中でもかなり読みやすい作品でもありました。
また、綾辻行人先生の解説も必読!!
火村シリーズ第1作目ということなのでこれから国名シリーズ読破していきます!
推理ものほぼ初読み
初心者なので密室がどうのと難しいことを言われてもまったくわかりませんが、読みながら推理をするという観点を抜きにしても、火村先生と有栖川さんのコンビが面白くて楽しく読めました。
昔、ドラマを少し観ましたけどすぐに止めてしまったので、こういう二人だったのだなと初めて知りました。
火村先生の口が悪くて驚きでした。と言っても愛ある口の悪さでしたから、そこも好きです。
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ずっと読みたいと思っていた火村シリーズ
密室を舞台にした本格ミステリだがとても読みやすく、トリックも伏線も綺麗でした!
こんなにも読みやすい本格ミステリは他にないのでは?と思うほど読みやすかったです。
読後の余韻がとても良く素敵な読書体験でした✨
そして火村アリスコンビ良いですね
これからも2人を見ていきたいと思いました!
また好きなシリーズが増えました
推理小説初心者でも読めた
作家アリスシリーズの1作目ということで購入。
これまで推理小説をさっぱり読んでこなかった人間なので、事件の真相や犯人を予想しながら読んだりはしませんでしたが普通に楽しめました。
トリックを理詰めで説明してくれるので私のようなド初心者でも分かりやすかったです。
また執筆されたのが大分前の作品のようですが、時代背景を反映した描写とかも(多分)ないのでそういった面でも読みやすかったかなと
語り手であるアリスの関西弁が会話に子気味よさを感じさせてていい味出してます
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シリーズ1作目。
火村とアリスの2人コンビで事件を解決するっていう情報しか知らなかったので、色々良い意味で驚いた!
火村は理知的だけど口が悪かったり、アリスは優しい語り口調かつ関西弁で親しみやすそうだったり。
テンポよく進んでいくし、推理も分かりやすい。
すごく読みやすい推理小説だった。
2作目が楽しみ!
一晩で二つの密室二つの殺人と起こる事件はシンプルだけど謎は手ごわく面白かった。
あっと驚く叙述トリックや奇想天外な建物もいいけど偶然出来た密室や物理トリックもいいなぁと思った。
動機のところで最近似たような話を読んだのを思い出した。
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面白かったです。
火村が登場する作家アリスシリーズ第1弾。
フーダニットの本格ミステリでした。
密室ものを得意とする推理小説の巨匠が密室で殺される、というシチュエーションだけてワクワクします(笑)
エンターテイメント性が高い推理小説でした。
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ひと言で言うなら、ちょうどいい。
作品の長さ、登場人物の数、トリックや犯人当ての難易度。
すべてがしかるべき箱の中にピタッと収まり、過剰さや物足りなさが一切ない。
僕にとってはそんな作品です。
何回読んでも、その美しさにうっとりします。
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作家アリスシリーズ第一作。日本のディクスン・カーと呼ばれる大物推理作家が密室で殺され、別の場所でも死体が見つかり、火村英生と有栖川有栖のコンビがその謎を解いていくストーリー。足跡のトリックや密室の作り方がオーソドックスでありながら論理的に構築されていて面白かった。犯人の動機は物悲しいものだった。
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火村シリーズ一作目の新装版
舞台は推理作家と編集者が集められた別荘地
事件もオーソドックスな密室殺人
密室殺人と一言で言っても色々方法があるよね
それが密室殺人の面白いところだと思う
十作あれば十通りの方法があってバリエーションに富んでると思う
そういう意味ではこの作品もとても面白かった
ラストはちょい切なかったなぁ
それと46作目の密室方法がすごい気になる
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軽妙洒脱だけど本格派ミステリー。
重厚なミステリーの中に挟まれる火村とアリスの掛け合いが軽やかで、このコンビに一気に心掴まれました。名コンビの第1作目です。
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有栖川有栖さんの作品をずっと読んでみたかったので、読むことができて嬉しいです。
雪の降る中、別荘で起こる密室殺人。
次から次へと出て来る謎にドキドキしますが、なるほどラストには真相が分かってスッキリします。
火村先生とアリスにまた会いに行きたい。
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名前は知っていたけど読んだ事なかった火村シリーズ。想像していたより面白くて一気読みしてしまった!探偵である火村先生の飄々とした感じがカッコよくてとても好きです。心理描写が少なくて謎めいているのも魅力的…!これから追いかけていきたい本がまた増えました。
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わたし…この人の本読んだことない?かも??と思って著作リスト眺めてみたけどやっぱり初めてかも…ということにまずびっくりしてしまって、では最初から読もうと思ってここから始めてみた。学生アリスとやらからのほうがよかったかな?
綾辻行人はけっこう読んでるんだけどなー、なんでだろうね。ミステリー。
時代が30年ほど前~という感覚で読む必要はあれど今読んでもおもしろく読める。
あんまり人の生々しい感情に触れない舞台上のミステリみたいのが読みたい気分でな。もう何冊か読もうと思います。
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本格ミステリの代名詞のような作品でした。
現場の状況や人間関係から犯人を割り出すというドラマや某名探偵アニメでありがちではあるが王道な展開を、小説という媒体でここまで精密に描けているのは本当に凄いと思いました。
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「臨床犯罪学者・火村英生」シリーズの第1作目。本作は作品名にあるとおり「密室」をテーマとした本格ミステリー。適度なボリューム感とスラスラと読みやすい文章、なるほどなトリックで楽しませてもらいました。火村&アリスのコンビ、良いですね。
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ちょうどいい規模感の舞台とちょうどいい数の登場人物で読みやすかったです。火村先生とアリスの素性だとかバックボーンがこれから先の作品で語られると思うとわくわくしますね。アリスと同じように推理しましたが作者の方からしたらしめしめという感じなんでしょうね。タイトルにもなっている46番目の密室、天上の推理小説は……はっきりいって抽象的すぎてよくわかりません!!!!!!
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火村、アリスの割と初期。密室の大家の別荘で殺人が起こる。家主はなぜ焼かれたのか、見知らぬ男はこの星火荘にどうしてやって来たのか…招待客の微妙な人間関係と闇。本格がどういうものかきっとまだわかりきれていないけども、有栖川作品が面白いということは、自分は本格好きなんだなって思った作品。階段の足跡とか、手の混んだ悪戯たちがだんだん事件と繋がって、そして暴かれた真相は、とても悲しいものだった。信じていればよかったのにって思ってしまうけど。アリスの推理が外れていて、同じ様に考えていたのでホッとした
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火村&アリスシリーズ、初読です。
どなたかがレビューで書いておられましたが、ここまでスラスラと読めるミステリーは初めてだったかも知れません。
喩えるなら、凄く上手なバーテンダーが作ったスタンダードカクテル。
シンプルだけど、手が尽くしてあってバランスが凄く良い。そして、いつの間にか酔っている感じ。
火村とアリスの関係性も理想的ですよね。
ディクスン・カーとエラリー・クイーンの混血児との喩えも大袈裟ではないです。
あとがきは被る事の多い綾辻行人先生。
興味深い話でお得感満載でした。
ただ、綾辻先生の十角館の殺人の“あの一行“的な破壊力がトラウマになっているので、ついつい身構えてしまって少々肩透かし。
私としては、序盤で火村が語った「人間というのは恐ろしいほどの複雑さと呆れるほどの単純さの混血児ですよ」との台詞からどんな背景が有るのか、勝手に期待値が上がりすぎて自爆した感じ。
この2冊で比べるのは早計なので綾辻先生の館シリーズと有栖川先生の火村&アリスシリーズは読み進めて行こうと思います。
今後読み比べてみるのが楽しみです。
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初めての有栖川有栖作品。
よくあるキャラ設定だけど面白かったし読みやすかった。
最初は、先生自らが密室トリックの一部になることで地上から天上の推理小説に昇華させたいっていう目的の、被害者=実は犯人(自殺)説かなと思ったけど全然違くて普通に他殺でした笑
トリックもなるほど!と思えて面白かった。
動機は三角関係っちゃ三角関係だけどただのじゃなくて同性愛もあったんだなぁ…犯人の心境を思うと何だか切ないような遣る瀬無いような気持ちになった…
彩子、出所するまで待っててくれてたらいいな…
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作家アリスシリーズの第一弾。火村先生の初登場の小説。密室をテーマにした本作は決して難しい物語ではなく、読者にもわかりやすい、それでいて見事な仕掛けであった。
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45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家から、クリスマスに別荘に招待された客たち。そして雪に包まれた別荘で、大家が殺される。火村シリーズの1作目。
別荘に集められたら、だいたい事件 笑
犯人の我慢強さに驚嘆します。それに大雪の予報が出ていても、案外降らない時もあり、悪運の強さも持っていますね。
読んでいる最中は、そんなつまらない事は考えず、火村&アリスがワイワイ言いながら謎解きしているのを楽しく見ていました。ホームズ&ワトソン感がたまらないです。
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作家アリスシリーズの一作目がこれだった!
新装版ということなので、当時より読みやすくなってるのかな?
語り手アリスのやんわりとした自虐つっこみも好き。
あと、火村英生の口は悪いのに相手に敬意を払うこと、人間を信じていると言う感じの考え方もすき。
あと私は好きな推理小説を読んでいると、食事のシーンがいつも魅力的で、引き込まれてしまう。
とくに朝ごはん、ディナー、晩酌…ふしぎ。
長編ということで読み応えもあり、トリックもなるほど!と思いつつも理解できる仕組みと説明で楽しめた。
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作家アリスシリーズ第1作目。
昔読んだけど全く覚えておらず、面白くてほぼ一気読み!
久しぶりに本格推理小説を読みましたが、膨大な謎のピースが綺麗にはまっていく瞬間は最高です。
火村先生ってもっとクールなイメージだったけど、こんなにおちゃめなところもあったんだなあ、と再発見。
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作家アリスシリーズの1作目。
有栖川有栖の作品をいつか読みたい。
読むならシリーズの最初からと思い読みました。
ストーリーと全然関係無いですが
作中で「皇太子の結婚するのと…」って会話で
この作品が出た時は天皇まだ未婚だったんだなぁ〜、と時代の流れと作品の色褪せなさを感じた。
ストーリーもトリックも個人的には好き。
シリーズになっているミステリ作品は
探偵役、助手役が個性が強いことが多いのに対し
いい意味で個性が薄いなと感じた。
(シリーズの中で個性が強くなるのかもしれませんが…)
だからこそ、ストーリーやトリックに読みながら集中できたのだと思います。
登場人物ではフーコ先生が好きでした!笑
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本格的なミステリ好きには面白いと思うが、ミステリ好きとは言えない自分にとっては「謎解きのために作った殺人事件」という感じがして、そこまで盛り上がらずに終わってしまった。
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煙突ね〜。
2つの密室殺人があるのですが、後半まで全く殺害の手法がわからずモヤモヤとしていました。
動機は女性絡みのものでしたが、なかなか手の込んだものでしたね。
期待してたけどな
私にとっては初の有栖川作品。どれにしようか吟味したつもりだったが失敗したようだ。有栖川有栖はもっと攻めてくる作風だと思っていたが違ったようだ。謎解きは面白かったが、私個人が関西人だからかセリフの言い回しに違和感を感じる。
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有栖川有栖さんの本を初めて読んでみました。
最初は登場人物の多さに、難しいなと感じましたが、話が進むに連れ、メインの火村先生と有栖川のコンビにどんどん引き寄せられていきました。
火村先生の推理が素晴らしくて、今後も先生の推理を読んでいきたいなと思ったのと共に、先生が「人を殺したい」と思ったことがあるという点についていつか語られるのかな。
ちょっと……
ちょっと残念でした。事件が少し早めに出てきて欲しい私にとっては、前書き部分が長くて事件が起きるまでにつまらなくなってしまい読みながら何度か寝てしまいました。また別の作品に期待です。