【感想・ネタバレ】疫病神のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月03日

疫病神シリーズ第1作。ハードボイルドとミステリーが絶妙に融け合い、会話の掛合いで読む手を止めさせない鉄板シリーズ。

建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場の造成をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の産廃事業者・小畠一三の失踪。度重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に...続きを読む群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の"相棒"桑原は、一筋縄ではいかない"疫病神"だった…。

もう、面白過ぎ。なぜ黒川さんはこの作品で直木賞をとっていないのか、ひたすら首をかしげるほかないです。
大阪弁で交わされる二宮と桑原の会話が軽妙。そして、金のにおいを嗅ぎ付けて"疫病神"のごとく二宮につきまとう桑原ですが、桑原は桑原で、二宮のことを"疫病神"呼ばわりするってのがたまらん。
金脈に群がる金の亡者どもをこのコンビが蹴散らすのが爽快。そして、何重にも張り巡らされた巧妙なプロットに思わず唸る。ここまで込み入ったストーリーを平易な言葉で綴るのがまたいいんだよな。

0

Posted by ブクログ 2023年09月07日

スカパーのドラマ化作品を観て依頼、本も読んだつもりでいました。
作品は違いますが、表面を擦った程度のドラマに比べると、小説の奥深さ、暖かさに改めて感謝!!
読書好きになって本当にヨカッタ。

0

Posted by ブクログ 2023年07月30日

あかん、またシリーズもんに手を出してしもた。裏社会のことは興味があるけど近づきとうはない。でもこの作品はリアル過ぎてなんか引きずり込まれそうで恐いもんを感じんねん。主人公に感情移入しとうないし、さっさと降りたらええのになんで関わんねんと思いながらページを繰ってしまう。ほんまどもならん。

0
購入済み

2021年07月03日

テンポが小気味良くて、いつのまにか作品に引き込まれます。これも同じで、大阪弁で交わされる互いに引かない会話が面白くて読み進んでしまいます。癖になりそうなのであまり読まないように気を付けている昨今です。

0

Posted by ブクログ 2020年07月25日

建設現場でのトラブル処理請負や裏社会との仲介で生計を立てる、自称コンサルタントの二宮。彼が軽い気持ちで産業廃棄物業者から引き受けた依頼業務は、あれよあれよと大問題に膨れ上がる。産廃業界とは、政治家にゼネコン、建設会社に暴力団とクセ者ばかりが集い、協力と裏切りを繰り返す魑魅魍魎な世界だった。そんな世界...続きを読むだからこそ、二宮はカネの匂いも嗅ぎつける。さらに、勝手に押しかけた現役極道の桑原も便乗、二宮と行動を共にする。

こうして生まれた互いが互いを疫病神と罵り合う裏社会コンビ。睡眠も着替えもせず、大阪弁で暴言を投げあいながら大阪の街を駆け回る。片方が拉致されたり、ケンカに巻き込まれれば、結果的にもう片方が救い出すこともある。カネだけで結びついた2人だが、二宮が口八丁、桑原は腕力でいつのまにか互いの足りないところを補い合う。

そんな血縁も友情もない破天荒で現実離れしたなコンビだが、その背景の産業廃棄物業界はものすごくリアルでドロドロとした複雑さ。そのギャップがこの作品のみどころ。

そして、この疫病神コンビは次回作を重ね、10年以上も続き、ついには直木賞作品へとたどり着く。確かにこのコンビ、本作品だけで終わるにはもったいない。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月13日

黒川博行氏といえば、筧千佐子のいわゆる「後妻業」を描いた同名の小説で一世を風靡したが、むろんその名は事件報道以前から知っていた。いわゆるハードボイルド小説をものしたら右に出るものはいないと思えるほどの作家である。黒川氏が書く二宮と桑原の「最凶」コンビと呼ばれるシリーズの第一弾が本作だった。

ところ...続きを読むで、ごく普通の市民として生きていると、極道の世界にはなかなか現実的な感覚が伴わない。考えてみれば、身近なところにありそうでありながら、実態はアンダーグラウンドな世界に遮蔽されていて実際に目にする機会などまずない。

黒川氏は、そうした普段の我々からは闇に隠されている世界を、ハードボイルドという手法で描いてみせる。ハードボイルドゆえ、語り手の目や五感を通して得られる事実を粛々と書き連ねることとなる。読み手は緻密に描かれた物語の中の事実から立ち昇ってくる感情を、それぞれの読み手に応じて感受することとなるだろう。そのときに誰もが感じる感情こそ、畢竟、ワクワクドキドキといったものではないだろうか。

黒川氏の描写は、どんなシーンをとっても緻密で、丁寧で、読み手は容易にビジュアル化できる。それでいて、文章のスピード感は損なわれない。場面の転換も程よいタイミングで行われる。読み手は心地よいスピード感に乗せられて、あっという間に物語を読み進めてしまうだろう。

もちろん描かれている内容もスリリングだ。本作では、新たな産廃処理場建設を巡って、複数の極道が「シノギ」を求めて暗躍する。といっても、単なる極道同士の闘争ではなく、その裏でおのが手を汚さずに黒幕として姿を見せない奴らが存在するのである。黒幕の代表格は、政治家だ。彼らは極道に負けず劣らず、「シノギ」の匂いを嗅ぎ分けるのに長けている。おのが利権のためになら何でもする人種でなければ、少なくともわが国ではまともな政治家になどなれない。たとえ大馬鹿者であっても、金の匂いを嗅ぐことに長けていれば、政治家は務まる。ある意味では、一見「まともそう」に見える分、極道よりたちが悪い。極道や政治家が金の匂いをプンプンさせ始めると、そこには大手・中小のゼネコンやらヤクザのフロント企業やらが入り乱れ、互いに巧妙な策略を使い、容易に尻尾を掴ませないように複雑な構図を描いてみせる。

最凶コンビは、絡まった糸をほぐすように事実を追いかけ、時には大胆な推測に基づいて思い切った行動をとる。少しずつ交錯した糸がほぐれてくる。その過程を描いた物語こそが本作であり、糸をほぐすプロセスは、絶えず危険な場面の繰り返しである。ゆえに我々はそれを読むことでワクワクドキドキの黒川ワールドに引きずり込まれることになる。いちいち細かな心理描写などが描かれていたら、スリリングさは半減してしまう。黒川氏がハードボイルドという手法を採ったのは、慧眼というほかない。

疾走感あふれるハードボイルド=黒川博行ワールドは、かくも楽しいものであったか。これまで名前は拝見しつつも、作品を読んだのは初めてなことが悔やまれるほどである。黒川博行――またひとり、好きな作家が増えた。

0

Posted by ブクログ 2017年04月28日

「破門」を先に人から頂いて読んだので、順番が逆になってしまった。これで、二宮と桑原コンビの誕生と(いったんの)幕切れの両方を読んだことになる。若い頃は大薮春彦、大沢在昌などのファンで、最近はハードボイルドな小説から遠ざかっていたが、本書はストーリー構成が骨太でありながら緻密で隙がなく、展開もスピーデ...続きを読むィで読ませる。主人公の二宮の人物像もくっきりと描かれていてブレがない。要するに安心して読める。ちょっと登場人物が多く、利害関係が込み入っていて、しっかり読まないとこんがらがりそうになるが、最後まで読ませる展開の巧さがある。結末の締め方もいい感じの後味を残している。読後の満足感はかなり高い。他のエピソードも時間があったら読んでみるかも知れない。お勧めです。

0
購入済み

面白い

2016年02月15日

ドラマも面白かった〜♪

0

Posted by ブクログ 2018年03月10日

いやー。面白かったです。
大阪弁の会話のテンポ 実にいいんですね。
これだけ、小気味いい 会話は あんまりないなぁ。

放火、青酸流し、脅し、暴力、・・・裏をかく。
何でもありの中で
二宮が 筋を通して まっしぐら。
駆け引きの巧みさ・・・そして 焦点を明確にする。
一見さえないオトコにみえるが じ...続きを読むつに 信念と勇気 がある。
それに、脱帽せざるを得ない。読後感がステキである。

相方になってしまった 
ヤクザモンの 桑原が シノギがあるといって・・・
突っ込んでいく。
カタギ、チンピラ、ヤクザ それぞれが 格が違う。
桑原は ホンモノのヤクザの 自覚がある。
いろんなものに カネを注ぎ込んでいる。
ヤクザなりの 自覚が 自分を支えている。

産業廃棄物処理場をめぐって 
ゼネコン、下請け、そして コンサルティング(サバキ)の思惑が絡んで
どんな欲が その中にもぐりこんでいるのか
ただでは 転ばない人たちの 欲と欲の絡み合い。

0

Posted by ブクログ 2023年11月22日

さすが直木賞受賞作 関西なまりにイマイチなじみが持てないのですんなりと読み出せなかったが 少し読み進めるとすぐに物語に引き込まれた 残念だったのは大阪にほぼ土地勘がないため迫力にリアリティーが伴わなかった事 それがあれば”星五つ” だったかも

0

Posted by ブクログ 2023年11月03日

普段、絶対接することのない、ヤクザの世界を垣間見れる。こんなアプローチの仕方があるのか!確かに、ここは穴だな、、、気づきが満載。

二宮と桑原のコンビは、こうして生まれたんだね!

0

Posted by ブクログ 2023年02月19日

疫病神シリーズ第1作

建設コンサルタントの二宮啓之(けいすけ)は、請け負った仕事で産業廃棄物処理場建設をめぐるトラブルに巻き込まれ、ニ蝶会の組員、桑原保彦と真相を探る事になる。

建設会社と暴力団、市議会議員が複雑に絡み合い、よくわからないまま読み進めたが、途中にでてくる相関図で解説されてわかりや...続きを読むすくなっていた。

最初は桑原に対して敬語で話していた二宮だったが、桑原と行動を共にしたばっかりに、かなり酷い目に遭い、その度に決死の覚悟でその場を切り抜け、最後には対等にものを言うようになる。

途中で逃げ出すこともできたのに、(金のためとはいえ)最後まで筋を通しきった二宮はよくやったと思う。

アクション・シーンはほとんどが素手での殴り合いで、この作中で人が死ぬことはない。
大阪弁での二人のやり取りは地元民でも違和感なく楽しめた。

お互いを疫病神と呼び合う二人のシリーズ、この先も読みたい!

0

Posted by ブクログ 2021年12月31日

ヤクザもの、アウトローもの、暴力的な描写―

こうしたものには苦手意識があったが、この作品においては、登場人物の、ユーモラスかつコミカルに感じるテンポの良い会話、またピリピリとした緊張感が伝わる腹の探り合いややり取りに、作中の世界に引き込まれ、楽しく読むことができた。

0

Posted by ブクログ 2021年12月29日

『スカッとする本教えて下さい!』と
ブク友のbera5227さんにオススメしてもらい
手に取った本。『疫病神』

根っからヤクザ、桑原と
黒ではないけれど真っ白でもない
建設コンサルタント二宮。
正反対の2人のタッグがサイコー‼︎

2人の独特の会話リズムがとにかく面白く、
一体どんな人がこんなに面...続きを読む白い会話を思いつくんだろう⁉︎とまだ本書を読んでいる途中で、
作者のインタビュー記事を読みあさってしまった。

二宮は危険な匂いのする
産業廃棄物処理場をめぐる依頼を請け負う。
その仕事にのっかり一儲けしようと
ヤクザの桑原も参戦。
仕事を受けてから任務完了まで、ヤクザや政治家、建設会社を相手に怒涛の5日間。
2人は裏切り裏切られながらも協力し合う。

先手必勝の頭脳プレイの桑原に二宮は激しく
巻き込まれながら
拉致監禁あり、逃亡劇あり、ステゴロあり、賭場での緊迫シーンあり…
次から次へとスピーディーに手に汗握るシーンが続く。

ハードボイルド好きにはたまらない

ボロボロになっても、最後の最後まで
クライアントに筋を通そうとする二宮が格好いい!
そしてその結末に…ふふふ、大満足‼︎
お互いを疫病神呼ばわりする、
この2人のタッグがまた早く見たい。
続きが楽しみー‼︎

0

Posted by ブクログ 2021年07月24日

疫病神シリーズ第1弾!
ドラマがおもしろすぎて原作購入!逆輸入(笑)ナポリタンと髪かきあげシーンは原作になしで残念。

0

Posted by ブクログ 2020年01月30日

疫病神シリーズ第1作

スピード感がすごい作品。

ちょっと登場人物が多く理解できないところもありましたが
面白かった。

0

Posted by ブクログ 2018年09月29日

一筋縄ではいかない登場人物達が次々と絡んできて、最後の決着が知りたくて一気に読めました。産廃の事情や企業とヤクザの絡みなど一度には理解できないけど雰囲気で読み進めた。次の話しも読みたくなった。くせになりそう。

0

Posted by ブクログ 2018年04月01日

大手ゼネコンが一枚絡んだ、産廃地開発を巡るドタバタを飽きさせずに一気に読ませる。ヤクザと、そのフロント企業の関係がちょっと複雑で分かりずらい(ページ中に図式あり)あの、二宮と桑原のコンビの距離感がとっても効いている。やくざの桑原は『螻蛄』で受けた印象より、やや大人しい感じがするが、十分にキャラは立っ...続きを読むていた笑

0

Posted by ブクログ 2017年12月21日

桑原と二宮、いつの間にかコンビになっていた。二宮からするといい迷惑のようだが。桑原はイケイケでケンカも強い。やられたらキッチリやり返す。

0

Posted by ブクログ 2017年05月13日

久しぶりにハードボイルドの本格派に出会った。

ハードボイルドといえば、大沢在昌の「新宿鮫」が頭にあって
刑事とヤクザという関係が頭から離れない。

今回の疫病神シリーズは違う。

主人公が2人のコンビだ。

二宮は建設コンサルタント。
建設現場にはヤクザがまとわりつく。
毒を以って毒を制すため、建...続きを読む設業界ではヤクザを使ってヤクザを
抑える対策を「ザバキ」とよび、二宮は建設会社からサバキの依頼を
受けて組関係を斡旋してその仲介料を主な収入にしている。
堅気とヤクザの中間位の位置にいる。

一方、相棒の桑原は現役のヤクザ。
二蝶会の幹部。
彼の収入手段(シノギ)は倒産整理と建設現場のサバキ。
その点で二宮と絡んでいる。
他には愛人にカラオケボックスを経営させている。

このシリーズはこれから読むので、どんなサバキの以来が有るかが
楽しみの一つになると思うが、
1作目は「産業廃棄物処理場」をめぐるドロドロした巨額の利権と
悪党どもの関係が複雑に絡み合って、
図式化しないと分からない関係が出てきて、頭がパニックになるが、
そこはまあ適当にイメージして読み進めていこう。

読み進めて感じるのは、二人の絡みのテンポの良さと
会話が面白い。これがこのシリーズの楽しいところ。
そして、著者のこだわりもチラチラと出てくる。

例えば、産業廃棄物処理法とかの条例とか細かな点を
二宮に語らせたり、本を沢山読んで調べている所を
小説の中でも出しつつ、著者本人も徹底的に調べて
分かり易く書いている点がこだわっている。

本作だけでは判断できないが、
2作目、3作目を読むにつれてコンビの絡みも面白くなり
さらに色んな業種の裏事情を絡ませながらの物語が
今後読む楽しみになってきた。

ブログ「沖縄面白本棚」より

0

Posted by ブクログ 2024年02月02日

建設コンサルタントとヤクザの凸凹コンビが織りなす狂騒曲。シリーズ第1弾。産廃を巡るゼネコンとヤクザの絡みに巻き込まれていく流れは難しいながらも軽妙で面白い。テーマが重いわりに会話がテンポ良い関西弁なので関西住民としてはサクサク読めて楽しい。作品当時にあたるこの業界は闇がかなり深そうで実際にあったら恐...続きを読むろしいな、と思いながら読めた。主人公の二宮が頭の回転が速く口も達者なので気後れしない所が何とも。そして黒川作品に共通していることなのだがラストの余韻がサッパリとしつつ後を残すのがたまらん。

0

Posted by ブクログ 2023年03月13日

ノワール小説にカテゴライズされる作品を読むのは久しぶり。産廃の話は途中でどうでも良くなりました(笑)
地名や組織の名前が多くてメモしながらなんとか読み切りました。
関東民なので泉南がどっちとか富田林がどの辺とかは分かりますけど、アメ村からどうのと細かい話になるとさっぱりなのでこちらも地図を片手に…。...続きを読む
本筋に関係ありませんが、携帯番号が10桁の時代で懐かしくなりました。

0

Posted by ブクログ 2022年03月30日

【スカッとした気分になる小説】と誰かの感想、まさにその一言がぴったりの本でした。

登場のプレイヤーが多くて、複雑にストーリー展開を期待。序盤は正直、読み進めるのが大変。
しかし読み進めるとストーリー自体はわかりやすいストーリー。
本筋に絡んでくるプレイヤーは多くはなく、重要な人はたびたび出てくるの...続きを読むで「なんとなく」で読み進めてOK。

ストーリー云々より、登場人物の「キャラ」が面白い。普段聞き慣れてない関西弁が小気味良い。

0

Posted by ブクログ 2021年10月23日

専門用語がわからなかったり、産廃処理場開発に絡む輩の相関が紐解けなかったりしたけど、あまり深く考えず、疫病神同士の関西弁の掛け合いがなかなか面白かった。

あまり、いや、絶対かかわりたくない世界だったけど、死人が不思議と出なかった?のが逆にリアル感あり。

0

Posted by ブクログ 2020年09月23日

大阪を舞台に産廃を巡る建設会社、裏社会の一筋縄ではいかない連中とトラブルに次ぐトラブルをくぐり抜け
真相と「カネ」を手に入れる主人公。リアリティがあって面白かった。難点は裏社会含めプレイヤーが多く
それぞれの思惑が入り乱れるので読んでいて混乱することか。

0

Posted by ブクログ 2019年05月24日

わっかりやすいくらいハードボイルドな小説。
ドラマを見て興味を持ち読み始めましたが、
話の複雑さが映像向きです。入り組む登場人物達の関係性が文字だけで追うのは難しいかもしれません。
それにしてもドラマの再現度凄いです。ドラマままの小説は逆に凄いです。普通ドラマ化するにあたり、なにかしら
の脚色や変更...続きを読むがあるのに、そのまま使われるのは凄い!!

それだけ、話の枠組みがしっかりとしているということなんだろうなぁ。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年01月09日

展開にスピード感あり、テンポの良い大阪弁の掛け合いや地元なので場所の位置関係もよく分かり一気に読めた。

0

Posted by ブクログ 2018年12月16日

「疫病神」シリーズの第一弾。すでにシリーズの続編の方を先に読んでしまったので、やはりこちらから読めばよかったと少し後悔。相変わらず二宮、桑原のコンビが笑わせてくれる。二宮さんはお友達になりたいタイプ、桑原さんはお付き合いしてみたいタイプだと個人的には思った。

0

Posted by ブクログ 2018年08月15日

内容(「BOOK」データベースより)

建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の“相棒”は、一筋縄で...続きを読むいく男ではなかった―。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント。

0

Posted by ブクログ 2018年06月13日

大阪のヤクザ物語といった感じ。
産業廃棄物処理の話の知識がないので、よくわからず読みすすめた。
あとヤクザの世界の話も馴染みはもちろんない苦笑

ヤクザ、ハードボイルドが好きな方はぜひ一読しみるといいだろう。

0

Posted by ブクログ 2018年02月03日

登場人物が多くいろいろな組織が絡み合ってわかりにくいところはありましたが、二人のコンビの妙な関係は面白かった。

0

Posted by ブクログ 2017年11月12日

自分にはバイオレンスすぎて読んでて疲れたけど、筋を通す考え方には共感、意外と読後感はさわやかだった。

0

「小説」ランキング