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角川文庫版少年陰陽師シリーズの2作目。
もっくんの過去がちょっと明らかになった今回の作品。
独りでいるのはとても寂しくて悲しいことで、それを救ってくれた昌浩が、もっくんこと騰蛇にとってどれほど大切な存在なのかがわかるお話でした。
何度読んでも、最後はちょっとうるっときます。
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続編。
昌浩と彰子のあわ~い感じの恋がかわいい。
お子様だね。
やっぱりもっくんはかわいいけど、紅蓮の影を負った感じがまた素敵ですね。
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読書録「少年陰陽師 闇の呪縛」3
著者 結城光流
出版 角川文庫
p18より引用
“ 闇にまぎれて京の街を散策するのが趣味
のおとなしい妖怪「車乃輔(仮名)」さんは、
思いもかけずにばったりと陰陽師に遭遇して
しまい、慌てふためいて脱兎の如く逃げ出し
た。が、それを見た少年陰陽師は条件反射で
車乃輔さんを追いかけ、追い詰められ足留め
された憐れな車乃輔さんは、必死に助命を乞
うのだった。まる。”
安倍晴明の孫を主人公とした、和風ファン
タジー長編小説。シリーズ第二弾。角川ビー
ンズ文庫「少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け」
改題作。
都の異変は他国の妖怪の存在が原因である
ことを知り、夜毎に街を見回る主人公・安倍
昌浩。相棒の物の怪と共に、出会った妖怪を
追いかけるのだが…。
上記の引用は、見た目に反して害意を持た
ない妖怪を祓いかけた場面の一節。
昼間に公園を散歩しているだけで、警官に職
務質問される、見た目いかついおじさんといっ
たところでしょうか。公の場でゆっくり出来
ないような、息苦しい世の中ではなくなって
ほしいものです。
主人公・昌浩だけが「清明の孫」と呼ばれ
るその理由が、良く描かれた巻。王道少年漫
画的な展開に、胸が熱くなること請け合いで
す。
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時は平安。稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫で、見習い陰陽師・昌浩は、異邦の大妖怪・窮奇を退治するため、毎夜都を見回っていた。そんなとき昌浩は貴船神社で鬼女が丑の刻参りをしているという噂を耳にする。一方、左大臣・藤原道長の姫で見鬼の力を持つ彰子に、妖に取り憑かれた遠縁の姫から魔の手がのびる。ところがそれらはすべて窮奇への贄として彰子を手に入れようとする妖異の企みで―
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シリーズ2作目。
またひとつ物怪のもっくんの過去が明らかに・・・
他の十二神将も登場してきました!
ストーリーはあんまり進まなかったような気がします(・.・;)