【感想・ネタバレ】男の生き方 誇り高く、信念をもてのレビュー

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Posted by ブクログ

川北義則著「男の生き方」PHP(2011)
彼の男の人生論は、たまに行き過ぎた感があるが、本質をついていて非常にためになる。このようにさっぱり生きれたらと思ってしまう。だから、ついつい読んでいる自分がいるんですよね。

*義という言葉が好きだ。義の特徴とは何か?それは私利私欲のない事である。「義をみてせざるは勇なきなり」という格言がある。正義のことをしりながら実行しないのはその人に勇気がないため臆病なためということ。
*目標がないくらいなら、邪悪な目標でも会った方が良い。
*うまく行かないのが当たり前と思っているすべてに淡々とした態度で接する事ができるようになる。人間関係は「うまくいかない」を前提にすると案外気軽につきあえるものだ。
*やさしくなければ男じゃない。そもそも日本文化は女性文化だからだ。最高の神がアマテラスという女神である。日本文化の開花は平安時代の平安朝。それををみれば女文字の仮名が生まれ、その使い勝手の良さから土佐日記が生まれている。
*他人はどうであれ、自分で自分がかっこいいと思えるようになればしめたものだ。
*外国人が見た日本のよいところベストファイブ(1)親切(2)四季折々の自然(3)ラーメン、たこ焼きなどのB級グルメ日本食(4)神社(5)交通機関が正確である

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2012年02月25日

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書いてある事はとかく一般的な内容ではあるが、若干偏りもあるように思う。そんなストイックな話でも無く、これを貫いたところで、誇りを持った日本男子になれるかというと疑問である。

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2011年05月28日

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微力ながらも誇り高き日本人を志す自分にとっては良い栄養になった。書かれていることは特に目新しいことではないが、多彩な引用文が良かった。冒頭から引き込まれた。

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2011年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

当店企画「本のチカラをなめんなよ」で
(株)HSのセンムからの課題本。

川北さんのは読んでみたかったのよ。

男とは!!!みたいので、ちょっとおなかいっぱいの内容ですが、タイトルがタイトルなだけに仕方ないね。

センムはわたしを男性にしようとしてるとおっしゃってたし。

以下、名言の抜粋。

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・「人のせいにするな」とは、人のせいにしても、少しも事態は変わらないからである。自分を高めたければ、どんな場合でも安易に人のせいにしないことだ(P34)

・「人生はだれも頼れない。苦難は自分で乗り越えないと」モットーは「群れず、あわてず、頼らず、下手でも自分らしく」日本画家の堀文子さん(P40)

・楽しいこともあるが、つらいこと、悔しい時もある。競争と強調の両方をこなさなければならないからだ。おかげで、いつも緊張を強いられ、疲れることも多い。ときどき抜け出したくなるが、自分勝手にふるまうことはできない(P56)


・「血の小便が出るほど苦労するか、大病の経験がない限り、男は本物になれない」というのは当たっている。(P66)

・人生で最初に強い印象を与えてくれた人の影響を、よくも悪くものちのちまで引きずるのだ。(P198)

・どんなときも、一歩引いて「きっと相手にも、こちらにはわからない事情があるのだ」と思ってみよう。わかりきった正論、こうあるべき論などを声高に唱えないことだ。それは正しいかもしれないが、独りよがりのこともある。(P228)

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2017年01月01日

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◇「善悪の理屈を知りたるのみにては、武士道にあらず。善なると知りたる上は、直ちに実行に顕はし来るを以て武士道とは申すなり」

◇職業に貴賤なしは建前か?→貴賤があるとしたら、その人の心構えにこそある。

◇「幸福を求めないほうがいい。求めない目に、求めない心に、求めない体に、求めない日々に、人間の幸福はあるようだ」

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2013年03月21日

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お年を召したおじさんの叱咤激励が始めから終わりまで、という本。
はたと気づかされる部分はあったが、考えの押し付け、という感想が否めなかった。自分もまだまだ子供だなと気づかされた。

●確固たる信念を持て
⇨ベタな話だが、自分の中に一本の芯を、信念を持つことができれば、男は上がる

●「正義」とはなにか?
⇨正義とは普遍的なものではない。しかし、「義」とは、自分が良かれと思ったことそのものである。
つまり自分が良かれと思ったことを実行し、他者の役に立てれば、それは「義」である。

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2013年01月05日

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実直で1本筋の通った筆者の人間性(良し悪しは別として)が垣間見られて、自分としては大いに共感できる「快著」だと思う。それ程、自分もオジサン・オヤジの部類に入ったという事か。

「日本人は日本人に生まれた事にもっと誇りと自信をもっていい」「日本のよさを日本人くらい知らない人間はいない(外国人:談)」など、現在人に痛恨の一撃を喰らわせるインパクトのある、まさに現在世情へのアンチテーゼと言っても良いであろう。

男の生き方、それは品格のある「日本男児」の姿を追い求める事のようである。これからの世の中、もう一度、「品格(=道徳)教育」をどうやらやった方が良いかも知れない。最近の子供は親から「みっともあいからやめなさい!」と言われる事は無くなったようだが。そんな事からでも良いのだ。

普通に挨拶さえできない人も多いが、その様なヒトを「敵とみなす」事も大切な事に欲しいと思うのは自分だけなのだろうか、と思うが如何か。

1.男たちよ、目を覚ませ
2.楽しんでこそ人生ではないか
3.品格ある男になれ
4.男たちよ、自分の美学をもっているか
5.人から頼られる存在になれ
6.モテる男がやっている事
7.父として子供にすべき事
8.カッコいいと思える自分であれ
9.日本人としての誇りとは何か

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2012年08月18日

Posted by ブクログ

オジサマによる最近の男は情けないぞ、もっと覇気を出せ!というお叱り本。言わんとしてるところに同意できる主張も多いので実践しようと思うこともあって、なかなか面白い。でも、基本は世代が違うよなー。

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2011年06月06日

Posted by ブクログ

いろいろな見方、ものの考え方があるんだなと思った。
作者の強い思いの入った文が、ちょっときついかな?と思う部分もありましたが、全体的に自分にとっては受け入れやすい内容であり、勉強になった。

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2011年03月20日

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「男が女より強いのは腕力と知性だけで、腕力も知性もない男は、女にまさるところは一つもない」(三島由紀夫)

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2011年02月20日

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