【感想・ネタバレ】幸せになる百通りの方法のレビュー

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いろんな人が懸命に生きている。些細な出来事に喜怒哀楽を感じながら。本当にちょっとした事で暖かい気持ちになれるし幸せを感じることができる。一日一日ちょっとした幸せのある時間を過ごせたらいいね。

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2014年09月21日

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どの話しも少し毒がふくまれた短編集。
ブラックとはいかないまでも、軽い皮肉がこちらに問いかけて来る様でザワっとした。後味は全然悪くなく自分にもこういった経験があったかなあと、思うところもいくつか。

詐欺の片棒を担ぐ話でしたが、話の最後は痛快で笑ってしまった。



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2022年12月26日

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くだらなくて、情けなくて、でも人間臭い、どこかにいそうな人間模様。

大きく感動したりしないけど、少し救われる短編集。

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2021年06月01日

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"誰かのちょっとした日常"物語の短編集。

悩める老若男女たちの、心の奥の奥のホンネとツッコミにハマる。

荻原氏の人間観察力はやっぱ面白いわ!

どの物語もラスト1行にほっこり。

読み終わった後に各タイトルの意味を確認して、もう一回ほっこり。

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2021年03月21日

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54

大好き萩原浩の作品。
やっぱし面白いな~。地の文で笑っちゃう。
内容はわりかしヘビーというか、理不尽なことばっかなんだけど面白い。
オレオレ詐欺は大阪のおばちゃんには通用しないのと、
動物園での婚活パーティが特に面白かった。
ベンチマンは母、強しって感じ。かっこいいな女の嗅覚。
あと戦国武将の腹筋16個に割れてるって表現!笑

幸せになる百通りの方法、自分の中で見栄張っていろんなルーティンを試してるけど、自然体が一番ってことがわかった。自己啓発本読んだり心理学勉強しても、使えないものは使えない!

20190726

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2019年07月28日

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想像よりおもしろかった。

節電、オレオレ詐欺、リストラ、歴女、など
最近のキーワードを滑稽に描いている作品。

タイトルも最近よくある自己啓発本っぽくなっているのが
作者の遊び心かなと。

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2018年10月19日

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短編7作を纏めた本書は、荻原らしいユーモアに満ちたものです。
解説者「温水ゆかり」氏が解説している
「ユーモア小説はいい。役に立つわけでも、人間関係がよくなるわけでも、人生が劇的に改善されるわけでもないが、くすっと笑えば、どんよりした日常に一瞬陽が射す。」
同感である。
そのテーマに、本書では「節電、オレオレ詐欺、婚活、ネットゲーム、歴女、解雇、マニュアル人間」で、くすっと笑わせてくれる。
そんな作品である。

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2017年11月24日

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これも荻原節ですね〜♪なかなか大変な世の中だけど、視点を変えて前向きにしてくれるお話。最後は"よ〜し、頑張ろう"だけど、私はもうムリかも…

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2016年07月04日

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とかく現代は気疲れする毎日だ。それでも、私たちは生きていくために懸命に何かを為さなければならない。そんな私たちのユーモラス&ビターな人間愛あふれる七つの物語。
お気に入りは『ベンチマン』。サラリーマンの悲哀と家族の温かさが心に沁みる。いつ降りかかってくるかわからない悲劇が、荻原さんの手にかかると妙に滑稽だ。でも、それ以上の前向きさを与えてくれるやさしい短編。

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2016年05月02日

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ネタバレ

2015/6/8
短編集。
おもしろかったけどあっさり。短編だからね。
ネトゲの中年男バンダロムがかっこよ過ぎ。
失業中でも中年でも関係ないよね。
こういう人でありたいと思った。
最後の表題作もよかった。
でも題名はちょっとダサいね。

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2015年06月08日

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ネタバレ

悲しくもおかしい人生のいろいろが詰まった短編集。リストラされた男性が奥さんになかなか言い出せない話は身につまされました。

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2015年03月25日

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おもしろい話がいっぱい。
「今日もみんなつながっている。」と「歴史がいっぱい」が特に好き。

歴史は、私も好きだから気持ちわかる。
あんまり、よその人には歴史好きってことわからないように暮らしてるけど。

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2014年11月19日

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自己啓発書を読み漁って空回る若きサラリーマン、

お見合いパーティに参加しても動物の行動を観察するように冷静になってしまう三十代女性、

リストラされたことを家族に言い出せない二代目ベンチマン・・・

この時代を滑稽に、しかし懸命に生きる人々を短篇の名手が描いた、ユーモラス&ビターな七つの物語。

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短篇集やから、とても読みやすく、どの物語も登場人物・環境が全く違うくて、でも、誰もがみんな悩みを抱えてる。

それをどう対処していくか。
最後には、感動・ほのぼの・想像もつかへん結末など、いろいろと楽しめる物語やった。

この人の本は、ユーモアがあって、文章が面白い。
クスクスと笑ってしまう所が多く、でも感動もある。

読んでて最後には、ちょっぴり元気をくれて、よし、頑張るぞって気にさせてくれる。

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2014年09月13日

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表題作を含む7つの短編。
本当のところ、最初の3篇ぐらいまではハズレかなと思って居ました。
どうも結末が中途半端で、ストーリー的に面白くない。どちらかと言えば場面場面を楽しむ話のように感じたのです。
しかし残り4編は良かったです。一番印象に残ったのは『ベンチマン』。定年を間近にリストラされ、それを家族に言えずに毎日架空出社する男の話。良く取り上げられる題材ですが、奥さんの男気(?)に救われます。

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2016年05月29日

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短篇の名手が描いた7種類の物語。どの作品にも名手が描いた当時の世相(リーマンショック、東日本大地震、オレオレ詐欺、歴女、婚活、原発事故)等が垣間見え、流石荻原名手です。

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2014年08月19日

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相当相性がいいらしく、なに読んでも読みやすいし面白いわー
表題作が一番面白いかも…
何だろう色々考えさせられるような作品でした

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2014年08月15日

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リストラされたサラリーマンにとっての日常と、お見合いパーティーに参加した女性の日常は当然の事ながら全く違って、その日常の中で、ほんの少しの変化を積み重ねて生きている人々の話。
オレオレ詐欺の話とお見合いパーティーの話が特に面白かった。

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2021年02月05日

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どこにでもいそうな人々の日常を描いた7つの短編

リストラされたサラリーマン
婚活パーティに参加したアラフォー女性

みんな幸せになりたいんだよね

ふわっと元気をくれるような1冊

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2020年10月30日

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短編集だったんですね!どの話もオチに明るさがあって、面白かったです。
やっぱり大阪のオバチャンは強い!笑

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2020年03月15日

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荻原浩さんの作品。何気ない日常、どこにでもありそうな人々の営みにちょこっとだけ味を足して。ほっこり温かく、クスッと笑える物語が出来上がる。
荻原さんの作品を読むといつも感じる人々の温かみと小さな幸せ。この作品からもそう。ずっと読んでいたい気分にさせてくれる。
短編集。特に好きなのは「ベンチマン」と表題作「幸せになる百通りの方法」

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2020年02月27日

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遊興ゆうきょう 洗濯機と冷蔵庫を手にした主婦。助さん格さんを従えた黄門様みたいなもの。 欲しがりません勝つまでは 盥たらい 示談 情状酌量の余地もある 舌打ちを危うく堪える 息子を騙るかたる詐欺に引っかかる親がいるなんて信じられない 滑舌練習 元々「オレオレ」に比べて「アタシアタシ」は成功率がかなり落ちるのだ せつゆ説諭の段階を超えているとの判断で 蔑みの視線を浴びながら 聞きしに勝るな ゲネプロ通し稽古 原始人が洞窟に牛の絵を刻んでいた頃からの こうろう高籠城 美しい誤解の積み重ね 嘲笑が浴びせられた イントロデュース自己紹介 カップリングという流行りの言葉を直訳すれば「交尾」の事だ 口煩いしゅうと姑さんと病弱なしゅうと舅さん やっぱり人間の体内には予め繁殖戦略が備わっているのかも 遺伝子振り撒き本能が強い男 ハダカデバネズミ 巨大な牙を隠し持つカバ 恭順のポーズ 一夫一妻制というのは、動物の中では稀だ。 気が急いて 素浪人 お誂え向きの隠れ家 寄港地 失業保険の手続きだけでも 現実の厳しさを極めて実務的に教える場所だった 投函する 年齢を疎まれるだろうが 長曾我部元親ちょうそかべもとちか 錯綜する情報というのは 先ずは一献いっこん 主任は三十二歳。確か坂本龍馬が死んだ歳と同い年だ。 伊達政宗 オットセイをタタキにしたこともある 側室を七人 井伊直虎 日々の瑣末なルーティンはタイムを決めて終わらせる 世の詭弁 脳内改革のスキームのひとつ 雄々しいギターの音 彼岸花の咲く頃に やっと見つけたよ 稚児ちご がんしゅう含羞 温水ゆかり

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2019年03月15日

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自己啓発書を読み漁って空回る若きサラリーマン、お見合いパーティに参加しても動物の行動を観察するように冷静になってしまう三十代女性、リストラされたことを家族に言い出せない二代目ベンチマン…この時代を滑稽に、しかし懸命に生きる人々を短篇の名手が描いた、ユーモラス&ビターな七つの物語。

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2018年05月28日

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ハウツー本のようなタイトルが付いていますが、普通の小説。引き出しの多い作家、荻原浩による7つの短編。好きな作家ベスト3に入るほど好きですが、本作は笑いも涙も足りず、1冊の本としてもまとまりに欠けます。

主人公である7人を順に挙げると、嫁からエコだ節電だと言われて割り切れないおばあさん、劇団に入るもオレオレ詐欺に手を染めてしまった若者、ブログやオンラインゲームに熱中する人々、動物園でのお見合いパーティーに嫌々参加した女性、リストラされたことを家族に言えずにベンチで過ごす中年サラリーマン、歴女に振り回される男、自己啓発書を読みあさる若きサラリーマン。

荻原浩の作品の中ではイマイチといえども、ほのかに胸を打つ編はいくつか。『俺だよ、俺』、『出会いのジャングル』、『ベンチマン』は、年齢性別問わず、人生に疲れた主人公たちが、前向きに生きていこうという姿勢が最後に感じられて、光が射します。

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2017年05月10日

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ネタバレ

オレオレ詐欺に加担する若手劇団員、コンプレックスから自己啓発にかぶれる若手社員、リストラにあったことをたまに言い出せない元サラリーマン、前の恋人を忘れられない婚活女性…年代も性別もバラバラな主人公たちが物語に登場する短編小説集。
突飛な設定に思っても、描写から溢れるリアリティがその突飛さを忘れさせてくれます。
欠点を抱えた情けない人たちも淡々と描かれていて、そこに惨めさはありません。
飄々と、さらっとした読後感ですが、暖かいかけらが心に引っかかる。そんな作品たちでした。

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2017年03月27日

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短篇集。
息子家族との同居とかオレオレ詐欺、動物園でのお見合いパーティーから会社を解雇されたサラリーマン、歴女な彼女に啓発本様々の会社員まで。
どれも唸ってしまうような内容だけど、最後にはフフッと笑ってしまうような話ばかり。

2015.7.26

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2015年07月26日

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20150124

荻原作品ならではの緻密さとユーモアと、限りないリアルティのある7つの物語。

俺俺と、ベンチマンが特に面白かったが、正直途中で読むのを止めてしまった作品もあった。

短編集って暇つぶしには良いけど、物足りないというかなんだか消化不良に感じてしまう。

次は荻原さんの長編にどっぷり浸かろう。

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2015年01月24日

Posted by ブクログ

身近な人生を切り取った短編集。各話の主人公を最初は鼻で笑いながら、読み進めるうちに自分にも思い当たるところがあるかもと思い始め、最後は応援している自分に気づいた。

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2014年10月12日

Posted by ブクログ

まっすぐ生きるのには、しんどい今の世の中、へこみながらも、たくましく生きる小市民を活写している、7編のユーモア短編。
特に「ベンチマン」は、サラリーマンの哀歓を描いて、記憶に残る作品。

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2014年09月17日

Posted by ブクログ

現代らしく悩み頑張って生きている人たちの短編集。

荻原さんらしい世界がたっぷりの1冊でした。
その人なりの幸せを感じられればいいんだよね。

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2014年08月31日

Posted by ブクログ

現代社会の側面が面白おかしく綴られている作品。シャレが効いてたり、少しほろ苦かったり、すごく読みやすく楽しめました。

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2014年08月24日

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