感情タグBEST3
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著者が本職上でも関わりのある分野の方なので興味深く拝読.政府の審議会や委員会での立ち振る舞いなど非常に現実的なことが書かれてある.職務上大学の先生などとお付き合いがある方は一読を薦める.でも分野によってだいぶ違うかな.
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東大教授になる方法から、なった後の業務や社会的役割についてまで幅広く書いてある本で、非常に役に立ちました。しかし、東大教授になる方法についてはそこまで細かく書いてありません。一方で、なった後のことがかなり詳細に書かれており、この本は大学教授への道を歩み始めている人に向けて書かれているのかなと思いました。東大に限らず、教授職を目指す全ての人に役に立つ、素晴らしい本だと思います。
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一服の清涼剤。でも主張も文体もよく整理されていて、沖イズムがブラッシュアップされた感じ。「仕事のよろこび」を語る(人がいる)ことは、確かに後進に対して大事。しかもその思いがみなぎっているのが良い。東大教員とは「研究するなと言われても、隠れて研究したがってしまう」ような人と。
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著者の肩書きは東京大学生産技術研究所教授。したがって学部教育の参考になるというよりは、研究者としての東大教授という立場からの東大教授論。まぁ喰うに困らないお金ももらえて、社会的尊敬も得られ、何よりも知的好奇心に基づいた自由な研究が可能という商売はそうそうなく、是非とも優秀な若い人は「東大教授」を目指して欲しいというメッセージが込められた本である。
教授ともなると原著論文は若い研究者に任せて全体のコーディネートや啓蒙活動なども重要、というのはもしかすると理系のほうが強いのかも。
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東大教授の生態を詳細に説明している
本人は東大の土木工学科卒で現在は生産技術研究所教授
東大教授になる方法、知的生産の魅力、収入、栄誉など細かく話しており
組織としての東大の運営の話にも深く踏み込んでいる
基本的には研究と教育が好きで努力ができ、かつ運と才能が必要だという話
Posted by ブクログ
「東大教授」と銘打ってはいますが、一般の大学の教員の生活録として読み替えることもできる部分もあります。したがって東大教授を目指される方にも、それ以外の大学教員を目指される方にも(!?)有用な書物かと。