【感想・ネタバレ】さよなら、ヘロンのレビュー

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ちょっと切ない小説のようなお話

一冊丸々、表題作。
途中、涙がポロポロ出てきたけど、人によるかも。
家族愛の薄そうな、だからこそ、一緒にいる関係の曖昧な二人。。
家族愛、友愛、恋愛。複雑に入り混じった感情。想いと距離感。
愛を知らず、無頓着でありながら、求める。。
そんな印象が残った。
話の全体にまとう、切ないトーンが私は好きでした。
ラブラブやHがないとつまらない、と思う人には向かなさそう。

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2016年03月08日

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とても特別

BLにおいてもロマンスなど「無」な作品で、その哲学とセリフと誠意がすとんと身に染みた。ここ数年、何度BL界を巡ってもこのような「アロマンテイック」な物語はこれだけだろう。ymz先生には感謝しきれない。毎年は読み直す、自分にとってとても特別な作品。

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2022年08月17日

23

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ありそうな日常

虚しくて優しいおはなしです。

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2019年12月13日

Posted by ブクログ

久しぶりに再読、

なんと肩書きを付ければいいかわからない2人がまるで今の自分と似ていて、言葉をかみしめてよんだ。


君がいればいいっていうのは本当だし君の幸せを願ってる。遠くにいっても居なくなったとしても、きっと思うことは一緒で。誰でもいいわけじゃなくて、側にいてよ。

側に居させてよ。


BLだとか関係なく読んでほしい大好きな作品。

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2018年07月01日

Posted by ブクログ

すぐ壊れてしまいそうで危うい関係にドキドキした。
こういう回りくどくて面倒臭い生き方自分には絶対できないけど、儚くて綺麗な感じがして好き。

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2015年06月06日

Posted by ブクログ

帯がハヤカワノジコせんせだったので買ってしまいました(笑)
そういえば、ハヤカワノジコ作品手に取ったのも帯がきっかけだったな…。
これは、びーえるといっていいのか…恋人とは違うし、家族とも違う。恋愛とは少し違うような、ふわふわした関係がすきだなあと思いました。
ラストのそーじが想いを吐露するところで、ブワワワワッてなりました。
「輝ける星」というびーえる漫画と続けて読んだのですが、立て続けに「君の瞳がきれい」みたいな表現でてきたので笑ってしまいました(^o^)

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2014年08月12日

Posted by ブクログ

迷ってたけど、オビに釣られて買ってみた。
いい距離感の二人。
(ペーパーにあった)愛人契約ってマジなのかな……見かけによらずやるね。器用だね。

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2014年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一匹狼×社交的で人たらし
高校の頃に出会った2人はお互いの家庭環境が良くないことを知りそれを埋めるかのように一緒に過ごすことが増えた
心の穴を埋めるだけでなく特別な感情が生まれてしまいギクシャクしてしまう
これから2人で2人を道を決めていくのかと想像できる終わり方でよかった

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2023年05月22日

Posted by ブクログ

読めば読むほど、いい作品でしたぁ……てなる。
読書中の草次の上に乗ってるのとか不意打ちでキスするとこ好き
相手と居るとラクだと思うこと。それを幸せって言うんじゃないかなーなんて考えながら読んだ

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2022年05月18日

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家庭環境に恵まれず、愛情をしらないふたりの「共犯」関係 この淡々とした空気の中にある心の変化の重なりみたいなもの、ああymz先生・・すきです

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2016年03月28日

Posted by ブクログ

自分の家族との関係が物足りなくて足掻いている子供の話。片親なわけでも、虐待されてるわけでもないけど、自分が望む愛され方はしていないんだ、と早くに気付いてしまった子供の。
草次と海風(ミカと読む)は、互いの満たされなさから来る孤独感・閉塞感を感じ取って、高校の屋上で出会う。彼らにとっての避難先で出会う。それから、互いの内面には触れず、似た者同士として「故意に・無意識に傷つけあう筈がない」と言う「共犯」関係を結び(作中で草次が二人の関係をそう表現している)、それぞれ家族と疎遠なまま二人で住んでいる。恋人でも同僚でもない、何も名前が付けられない関係のままで。ルームシェアの相手、としか対外的には言いようがない。何も名前を付けない事で、あやふやさを纏う事で互いに自分の本当の心が求め叫んでいるものに目を瞑っている。
本作は「表紙」の特筆すべき完成度で、かなりハードルが上がっていると思う。作品は読み始めからほぼ音がない、と言うか、波がない。一見、何もない感じに見える。今で言う所の無気力症候群の若者の話か、と言う感じに映る。
集団の中に居ながら孤独である気配とか匂いを嗅覚で嗅ぎ取る感覚がうまく描かれてんなー。「感覚」を紙面に描くのは難しい事だと思うのよ。
草次の、何も不足がなさそうで何も満たされない感じは凄い解る。飼い殺しみたいな環境に子供としている、と言う感じ。でも結局はここら辺で擦り込まれた感覚に人間は一生縛られるんじゃないか、と思う。異世界の住人の様な人間に出会っても、飛び込んで行けないまま終わる人間のなんと多い事か…それに対する答えが描かれている訳ではない作品だと思う。やっぱり、傍にいた者勝ちと言うか、傍にいる前提である筈の家族と、全くの他人同士であるにも関わらず空気の様に傍にいられる関係のなんと言う皮肉な事か。
「孤独」は解り易くはない所にも潜んでいる。一見何事もなさそう(いい意味でも悪い意味でも)に見える人の中に、特定の相手の存在だけを欲する「孤独」があったりする。気付かれたり、自覚するのさえ怖がっているような。
ところどころ、ヤマシタトモコ系譜(雰囲気で見せる絵柄は帯にハヤカワノジコが推薦しているだけあって、通じるものがある)かな、と言う感じが見られる。美形なんだけど一見分かりにくい感じとか、初期のヤマシタ作品に見られた。私は10年近いブランクを経てこっちに戻ってくるきっかけになったのがヤマシタトモコの『くいもの処 明楽』だった。あの作品を読んだ時ほどの衝撃は感じないが、特に草次が抱く孤独感は同じ事を味わった事のある人間には、こう言う人間なら幸せのふり幅もこの位だよな、と言う納得感が非常にある作品だった。
表紙買い甚だしいレベルなので、読む人によっては評価が分かれるのでは、と思うが、個人的に物凄く感動したり揺さぶられたりはしないが、言葉にしにくいものを説明的ではなく「漫画」と言うツールでとても静かに表現していると思った。
“青鷺=朝を象徴する鳥で泣きながら飛ぶと雨が降ると言われている” 含んでいるほどに大げさに泣きが描かれてないとこがいい。

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2014年12月12日

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この黒髪の方みたいな男子、存在しねーよ! 好き! BL的にドツボなキャラクター! 左右がハッキリしてないところが嬉しかった。同居ものはよいな…

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2014年06月19日

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限りなくプラトニックです。恋というよりも人としての信頼というか過去からの解放みたいな。それにしてもこの作者さんが二年前まで読む専門だったというのか驚きでした。

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2014年04月26日

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楽しくて仕方ない高校生活、のはずが
家庭環境で愛情や優しさを分からず
出会った2人。
その2人の関係性も???で、、、
切ないお話しでした。

#切ない

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

BLだけどその要素は薄く、でもベースにず〜っとある、みたいな感じ?自分にも覚えがあることだからすごく共感できるけど、幼い頃から思春期にかけての親の夫婦関係って子どもの人生観や恋愛観に影響するよなぁっていう、それが先にあるベースでそっちの方が濃くある感じ。それが元のベッタリではない共依存、かな?
共依存でも互いが必要な存在であって、そこに安定や安心があればいいじゃないのと思ってるので、この先も一緒に過ごしてほしい二人。海風の“悪趣味”が草次の想いとちゃんと重なって、信用し合える二人になりますように。

一番気になったのは、ペーパーにあった『草次の愛人契約』だったよ… みんないい人でよかったけどもさ…

あと、表紙の絵、デザイン、すごく好きです。

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2023年04月28日

Posted by ブクログ

なんだか作品も二人もわだと小難しく考えすぎというか…

難しい言葉を使っておしゃれにしたかんじ…コソッ

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2022年05月19日

Posted by ブクログ

絵は、荒い感じ。
言葉にすれば酷く簡単な物を不器用に遠巻きにじっくり探すような話。思春期を拗らせたような話と云ってしまえばそれまでなんだけど、二人だから。この二人が会えたという事が幸運、だよね。

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2015年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハヤカワノジコさん推薦

友人なのか恋人なのか家族なのか
2人の関係性がゆらゆらと漂う煙草の煙のよう
受け攻め表記がなく面白いと思ったが、好みではなかった

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2015年01月12日

Posted by ブクログ

全編の殆どが一人語りで進み、濡れ場もないので結構淡々としています。一貫して2人の物語を客観的に俯瞰してみることが出来てとてもよかったのですが、考え方によっては抑揚がなくて面白みに欠けると感じる人もいるかもしれません。
まさに帯のとおり恋人でも友人でも家族でもない距離感、さっぱりしたお話なのに影や色気を感じる絵柄も好きです。二人の関係の微妙なニュアンスが魅力的な作品です。

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2014年08月08日

Posted by ブクログ

すぐ批判的に見ちゃうのはだめだあと思いつつも…
典型的なオシャレBL…かな~~。絵も線の細い繊細なタッチでとても美しい。雰囲気があって。
お話も深いところまではお互いに踏み込まないふたりがとてもかっこよくてクール。そこに家族っていう誰しもがふりはらえない、BLにおいては需要な要素が入ってきて、ほろ苦くてきれいな感じ。
でもなにかもう一つ…もう一つスパイスがほしかったっていうか…
雰囲気はすごく好きだけど、雰囲気だけを楽しんで終わった感がる。ぱらぱらぱら~とページをめくり、おしゃれだったな~って閉じる。みたいな。
んんんあとなにか一つ……読み返したいとはあまり思わない。

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2014年07月03日

Posted by ブクログ

初コミックスの作家さん。2年前までただ読み手だったというのが信じられない、ちょっと雰囲気のある作風が個性的。

BLというより、ニアかな?セックスしてるけど(直接的なシーンはない)、恋人でも友達でも家族でもない二人。嫌いな感じではないけど、一冊まるまる表題作でボリュームがある割には、二人(というより主に海風)が抱える心の闇的な問題がハッキリせず、良い意味でも悪い意味でも雰囲気漫画の域を出なかったのが残念。
ただ、出会ってからの二人の変化が感じられるところとか、最後に描きおろされている短編2つに救われたところとか、好きなポイントもあるので次回作に期待。

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2014年04月29日

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青いとしか・・・

よくも悪くも青いとしか言えん。せいぜい読めるのは20代までかなと思う。
叙情的な描写ばかりでエピソードが少ないのが致命的かな。他人の共感を得られるのは登場人物の「行動」なのだと思うのだよ。こちらの作品の登場人物たちはあまり動いてませんからねえ(-_-;)

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2017年04月07日

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理屈っぽ

理屈っぽばかりで…

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2014年10月18日

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