感情タグBEST3
さすが手塚賞受賞作品!
選考委員会の方たちの「炯眼の士」ぶりにも頭が下がります!これからも、みなもと太郎氏のこころざしの残る手塚賞であって欲しいと思っています。本作は「いっぺんに読んでしまうのがもったいない」ほどの名作です!
浴衣姿
1〜2巻が無料お試しの時に読み、結局に全巻買って一気に読みました。全巻読んだ後にこの1巻の浴衣姿のジルバママの笑顔のシーンに号泣してしまいました。そしてくじらママの「踊って転んだら笑ってそれで80年よ」の台詞の深み。モンキーパトロールも大好きでしたがまた有間先生の世界を堪能しました。
Posted by ブクログ
地元の先輩、有間さんの新刊だ!
なんて偉そうに・・・、三月になるまで知らなかった御方。
共通の友人が居る様で、初めてその名前を聞いた。
で、肝心のマンガなんだけど・・・
これ、本当に面白い。
特に40歳以上だとハマるんでないかな~!?
自分の地元がちょくちょく出てくるのも良いよねwww
本当にお薦め、是非~♪
Posted by ブクログ
女、四十すぎて、明るい明日が見えない。そんなときに新しい先輩達を得て、自分を見直し始める。こう書くとありがちなシチュエーションだが、ババ専バーと言う道具立てひとつで素晴らしいストーリーが展開されるb昭和の名作ドラマのような展開。
今まで作者、有間しのぶの作品はあまり好んで手に取ることは無かったけど、連載でもこれだけは見かけたら必ず読んでいた。一話一話の出来上がりが素晴らしい。特に今回収録の9話はたまらない。最後二ページには人として愛情とはなにかを問う素晴らしい一コマだ。これを見るためにもこの一冊を手に取ることは損じゃない。
Posted by ブクログ
まだ続いてるのですが、なんかもう胸いっぱい。ゆっくりじっくり読んだ。
40歳行き止まりのアララ(新)が、倍生きる高齢ホステス・マスター・お客様に触発されて蘇っていく。読み始めには思ってもいなかったブラジル移民問題と、福島の地震・原発問題を絡めた過去と現在の人々の「生きる」姿。
1巻はいろんな糸が、絡み合って、大きな布をつくってゆく、その布目を読んでゆく途中なのです。
うわーん、続き楽しみぃぃ。
ドラマ化
主人公の笛吹新はスーパーマーケットの倉庫で働く40歳の女性。
数年前まで売り場に立っていたが通称姥捨山と呼ばれる支店に回されて裏方として働いている。
仕事もプライベートも下り坂で希望が持てず一日一日老いていくだけの毎日を送っていたある日、飲み屋街で40歳以上のホステス募集の貼り紙を発見。
時給も2000円と高かったため意を決してお店に入ってみる。
マスターらしき高齢の男性に若すぎると断られるがくじらママと呼ばれる女性のアシストによって見習いとして働く許可をもらう。
そのお店、OLD JACK AND ROSE は従業員もお客さんもほぼ中高年という場所なのか普段は世間的におばさん扱いされている新もここでは小娘、もしくはギャルとして扱われる。
そんな新鮮な周りの反応に少しずつ心が若返っていく新。
それは倉庫で働いている時も気持ちに変化をもたらしていったのだった。
この店は元々初代ママのジルバが作ったキャバレーのような場所で現在ホステスとして働いている従業員達もかつてはダンサーだった。
そして新はマスターやホステス達からジルバの事を聞くうちに彼女のことに興味が湧いてくるのだった。
ドラマが見たいと思った時には中途半端な所まで放送が進んでいたため結局見れなかったが原作があると知って読めてよかった。
続きが気になる作品だった。
40歳
40歳独身女性が人生を変えていく物語。
デパートから姥捨て山と言われる倉庫勤務に追いやられるが高齢女性ばかりのバーでバイトして明るい性格を取り戻していく。
ブラジル移民の日系人と震災後の福島の話をうまくリンクさせている。
Posted by ブクログ
202101/全5巻まとめて。戦後と震災。女性達の力強さ・たくましさ・かわいさが描かれてて良い漫画。倉庫職場の同僚エピソードも笑って泣ける。BARの面々も魅力的で頼もしい。そしてあそこに住めるのは羨ましい…笑。
Posted by ブクログ
今のところ、そんなに嫌な奴もでてこないし、有間しのぶらしい「モブの手書き台詞がけっこういい」っていうのも健在だしで安定感あり。絵柄がだめな人はいるかもしれないけど…でも好きな雰囲気です。
Posted by ブクログ
ここもと、「女の人生様々」的な漫画がいっぱい出てて、キャリアウーマンでも母でも嫁でもない私、だなんてのは、「すーちゃん」に限らず、ここ5年くらいで増えたなーと思う。ちょっと前までは「高齢処女ブーム」だなんて言われてて、で、新たな隙間産業となりえそうな、これ。「徒なお姉様」シリーズっていうの?
主人公が40歳姥捨てキャリアに乗せられたOLってところでもうゾッとするのに、この主人公がお子ちゃま扱いで初々しいのなんのって。
まだまだ人生捨てたもんじゃない。最後の最後まで何があるかわからない。そんな気分にさせてくれるってなんか素敵じゃない?
セリフも粋な回しで好き。婆チャルアイドル、とかね。いい。すごく割り切っててかっこいい。