感情タグBEST3
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自分の殻に閉じこもってる人は最近増えていると思います(初等教育の影響?).本作の主人公田中花子(別名,ミスアンジェリカ,またの名をミス・ブースカ)もそういう人間です.話が進むにつれ,ミスアンジェリカも自分の殻をやぶって秘密の部屋の外の世界と交流をもっていきます.
自分の殻を作って外と交流を避ける若者たちに読んでもらいたい1冊です.
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昼はOL、夜は街角の占い師をする花子。客を占っているうちに謎解きへと発展する。花子自身が謎がありながら他人を占っているので、その心の内が興味深い。次作も期待したい。
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昼間はOLのミスブースカ(愛称)、夜は占い師ミスアンジェリカ。
女たちの悩みのエネルギーに変えるために始めたインチキ占いだったが、今や人気の占い師に。
恋愛相談を初め、様々な悩みを持ちかけられ色々と巻き込まれていく。
成田さんの作品は読むのは2冊目なんですが、物凄く引き込まれる文体なんですよね。
主人公の気持ちも上手く描けているしね。
今回の主人公のミスブースカだが、前作「月だけが、私のしていることを見下ろしていた」に出てきた人だし、そういった繋がりがさらりと上手く出すあたりもいい演出だったな。
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寄付のために始めた、町角占い師。
それが思いのほか評判になり、さまざまな客がやってくる。
そしてそれを目当てに、色々なお店も近くに出来上がっていく。
連続短編になっていて、ものすごく読みやすかったです。
本格的な謎解き、というわけではなくて、お客さんのお悩みが
解決されるまで…のような。
推理していくわけではないです。
が、主人公の推測が思いもつかない方向に行ったりして
そのギャップがかなり面白いw
平凡な名前である主人公を密かに(?)想っているらしい
キャンドル売りの青年は、じみ~に確実に
彼女の中に入って行っています。
それを許しているのに気がつかないのも楽しいですがw
しかし一番の驚きは社長?
世間って狭い! というのがものすごく良く分かる状態です。
後気になるのは、占いにやってきていた職場の同僚。
どうやら前作がその人の話、のようです。
気になる…。
気になると言えば最後。
復帰、する、のでしょうか?
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コージーミステリーを期待してしまったのでやや肩透かしの感はあるものの、なかなか楽しく読み終えました。
軽く読めるので、いずれ続きも読んでみようかな。。
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昼はOL、夜は人気占い師ミス・アンジェリカ、という顔を持つ田中花子。人々による騒音から遠ざかるため、自分の秘密の部屋に閉じこもり、そしてその部屋の鍵穴から世界を観察していた彼女。だが、占いを通して出会った人々や考えにより、少しずつその秘密の部屋の扉が開いていくことに。「秘密の部屋」という言葉の使い方が好き。秘密の部屋は自分にとっての避難場所、というのはすごく共感できた。続きの気になる終わり方。
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昼は地味なOL、夜は人気占い師アンジェリカこと田中花子。他人を遮断していた彼女はキャンドルアーティスト誠司と知り合い、拒絶していた他人とのかかわりを持ち始める。 占いに持ち込まれる厄介ごとはどこにでもありそうな平凡なことばかり。でも悩んでいる当人にとっては大事なんだよね。 誠司はいい人かもしれないけど周りにいたら面倒な人だな。ラストは気になる終わり方だったので続きも読みたいな。 気になったのは誤字。あとがきでは作者が第一章のタイトル間違えているし。校閲の人はいないのか?
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平凡なOLって自分で言ってるわりには、数ページ目で白馬の王子様と出逢う主人公。『嗚呼、これは現実離れした話だ・・・』と若干興醒めしてしまった。凄く読みやすい文体なんだけど、万人受けする作品ではないと思う。恋愛じゃなくっても人が変わる要素はたくさんあるし。
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1人だけの、自分の世界を持っている女の人が、占い師を始める。1人でも大丈夫、1人の方がいいという気持ちと、1人は嫌だ、世界に出て行きたいという気持ちのバランスが好きだ。
2014/6/9