【感想・ネタバレ】僕はガンと共に生きるために医者になったのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

現役血液内科医師(内科認定医・専門医・血液内科専門医・消化器病認定医・内視鏡認定医)で、41歳にして肺がんを発見され、約11カ月後に命を落とすまでの、本人が立ち上げたホームページから書籍化された本書。死期を知った専門医からの医療へのメッセージ。

0
2011年08月01日

Posted by ブクログ

余命3ヶ月とは最悪で3ヶ月という意味だそうです。また、ガンとは、親しい人と一緒になって闘病し、訪れる死への準備ができる。さよならの準備ができる。

0
2011年06月21日

Posted by ブクログ

医者ががん患者になって、その目から見た現代の医療への問題点。
がんという病へのイメージ、クオリティオブライフ、患者への告知、余命宣告、治療法の選択、医療保険のありかたなどなど。
医療従事者になろうとしている私にも考えさせられる点の多いものでした。
がん患者一人一人に、それぞれ違う治療法が存在するはず。これが絶対なんてものはなくて、それぞれの年齢、生活様式に合わせて違う選択肢を提供していくべきなんですよね。
でも、自分の家族は一人だけど、病院からすると多くの患者の中の一人で、ある程度の区切りも必要なことも事実。
難しい問題です。だからみんなに考えてもらいたい。
患者、医療者、家族、みんなに。

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

近藤誠医師の著作に反論する本を探していて見いだせず、反論ではないけれど、これなら「医者」が「本音で」がんと向かい合う態度を見せてもらえるだろうと期待して予約。
読んでみたら、主張の仕方は違うけれど、稲月医師も近藤医師も進行性がんに対しては同じことを言っている気がします。すなわち「根治を目指す闘いはしないでおけ」と。
痛みを除いてQOLを上げたり、進行を遅らせて少しでも長く家族といられるようにしたりすることをこそ目指そうと。昭和天皇の最後の闘病に対する意見もほぼ同じ。
医師並みの知識があれば稲月医師のように治療を選べるけれど、一般の人が治療方針を選択するのは難しそうです。

0
2013年11月25日

「学術・語学」ランキング