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Posted by ブクログ
猫コージーの大人気シリーズ1作目。
黒猫ルーイが探偵役です。
ラスヴェガスの裏社会に通じ、いくつもの事件を解決してきた大物・ルーイ。
と自ら、とうとうと語るのは、8キロもある大柄な黒猫。
自由に出入りして悠々と暮らしていたのだが、飼い主夫婦に赤ちゃんが生まれてうっとうしくなり、長い散歩に出て、ヒロインに出会う。
広報の仕事をしているテンプル・バーは小柄な美人。
魔術師の恋人マックスを追いかけてラスヴェガスに来たのに、肝心の彼はどこかへ去ってしまった‥
今のテンプルは、ブックフェアの仕事に夢中。
エキセントリックな作家たちや、何かと張り合う関係者をなだめつつ、身長を補うようなハイヒールを履いて走り回り、奮闘中なのです。
書店の看板猫が行方不明になってしまう。
テンプルは必死で会場を探しているときに事件に遭遇!
ついでに別の大きな黒い猫に出くわして、アパートの部屋に連れて帰ることにします。それが、ルーイ。
アパートの大家は名物女。
越してきた隣人の男性は、ちょっと良い感じ?
頑張り屋さんのテンプルは機転が利くが、どっか抜けたところもあるチャーミングな女性。
黒猫ルーイがそれほど賢いとは思いもよらないまま、視点は二重構造で、事件は展開していきます。
このバランスがなかなか、面白く書けているんですよ。
なるほどねえ‥
ヴェガスのホテルやカジノが舞台なので、「私の職場はラスベガス」を思い出します。
ヒロインの身長は真逆だけど、どっちもハイヒールは好きなのね~。
これから色々ありそうな伏線もあるテンプル、続きも楽しめそうです☆
Posted by ブクログ
クロネコ的ハードボイルド。
真っ赤な口紅とピンヒールのお嬢さんのために頑張るところが古き良き探偵っぽい。
飼い主のお嬢さんが、よくあるコジーに出て来るタイプではないのも良い。
Posted by ブクログ
黒猫ルーイシリーズ第1弾。
第1弾ということと、ブックフェアという会場だからか、無駄に登場人物が多い気がする。なのに、わりと登場する脇の人物の名前が登場人物表になかったり(-_-;) 判りづらかった・・・・。
うちにも、最盛期に8kg越えてた黒がちなタキシード猫がいるので、ルーイがこれくらいかなーと思いながら読んだのは楽しかった。
エレクトラやマットとか、脇に魅力的な人物がいるのだけど、主人公テンプルがあまり魅力を感じないのが残念。小柄がコンプレックスだけど美人って設定必要かなぁ? モリーナ警部補が小柄で、テンプルが大柄の方が面白くないかなぁ。