【感想・ネタバレ】桃山人夜話 ~絵本百物語~のレビュー

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Posted by ブクログ

2年ほど前に購入したものを読み返す。
有名な妖怪本なので、様々な妖怪ものの元ネタになってます。
絵解きや古書の文字を読むことができないので、深くは掘り下げられないけど、現在の妖怪図鑑に通じるこの作品。大好きです。

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2010年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鳥山石燕の妖怪画集と並ぶ知名度を誇る奇談集『絵本百物語』(著:桃山人・絵:竹原春泉・1841年)の文庫版。原著に掲載されている全妖怪画を収録しているほか、本文・詞書の翻刻・現代語訳を掲載している。本文の翻刻・現代語訳を安価な文庫本で読めるという点が本書の魅力であり、原著の妖怪画がフルカラーで掲載されているのも嬉しい(欲を言えば、各怪談の注釈・解説が欲しかった)。
本書を読んで思った事は、先に言った鳥山石燕の妖怪画集とはスタンスが違っているという点である。本文を担当した桃山人(桃花園三千麿)が序文にて「春泉子、(略)、こヽに勧善の元興寺を描く。予又(略)、是に懲悪の文盲閑話を加ふ。」述べるように、本書は儒教的な道徳を説きたがる面が非常に強い。人間を「万物の霊(万物の頭)」として、人徳があれば妖怪に惑わされる事はないと述べている点も興味深かった。ある意味で、妖怪が「人智を超えた畏敬を払うべき存在」から変化しつつあるのを垣間見た気がした。

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2013年01月20日

Posted by ブクログ

現代語訳付きでカラー、文庫で持ち運びやすいです。初見の妖怪も多々有り。それぞれのエピソードも楽しめました。

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2010年10月27日

Posted by ブクログ

狐者異、飛縁魔、風の神。ベストセラー作家、京極夏彦の第130回直木賞受賞作『後巷説百物語』のテーマとして一躍有名になった、江戸時代の人気妖怪本『絵本百物語』が文庫で登場!
鳥山石燕や水木しげるら妖怪絵師たちに影響を与えた、妖怪画の原点ともいうべき作品を、妖怪画、翻刻、現代語訳の3章にわけて紹介したコンパクトな逸品!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

絵と解説つきでなかなかいい 各妖怪の説明文が結構しっかりしているあたりは鳥山石燕のよりいいかも でも妖怪の数自体はそこまで多くないので2冊そろうとかなり強くなると思います

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

カラー頁を楽しむも良し。
翻字本文をじっくり讀むも良し。
現代語訳でさらっと意味を取るも良し。

色々な讀み方ができて良いと思います。

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2009年10月07日

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