【感想・ネタバレ】壊れた仏像直しマス。 1巻のレビュー

芳家圭三

[ブクログ · ★★★☆☆]

仏像修復を生業とする家族の話し。

そう、家族の話し、というか人の話しなんだよな… 修復について詳しく取り上げているかと思っていたので、内容的には期待外れだった。

修復云々を抜きにすれば、そんなに悪くはないかな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

修復のために預かった仏像を残して放浪の旅に出てしまった父。父の元で暮らしていた彩葉は、家から出て暮らしていた3人の兄に相談した。
父の工房には次兄龍之介が戻ってきて、仏像修復の仕事を引き受けていくことに。
父への反感を持ちつつも、みんな仏像彫刻に関わっていたりして家族仲は元々良好だったよう。登場人物の年齢が高いせいもあって表だった親子の確執なんかは出てきませんが、仏像修復の仕事を通じてほんの少し父親を知ったりする。
ささやかな人間関係の変化にほっとできる、そんなお話でした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

仏像修復師はクライアントの思い出も守りながら修復する。だから修復にも色んな型があるのでしょう。新品同様にする人もいれば、昔の面影を大切にする人もいる。仏像を通して、クライアントの想いが語られる。こういう漫画は派手さが無い所がイイです！