感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんというか、ふたりぼっちメタルギア。何の能力も無い少年兵二人がぼやきながら知恵と閃きで巨大兵器を壊して回る。これはおもしろい。何が面白いって巨大メカのパイロットで美少女がわりとどうでも良い脇役に収まってるところとか特に。兵器の超限定的な弱点を突くあたりも見応えがある。超おすすめ。
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はい,そんなわけでヘヴィーオブジェクトですよ.
「とある魔術の禁書目録」の著者が禁書目録終了前に始めた新シリーズ.
筆が速いなぁ….
で,これは魔術師も超能力者も出てきません.
まぁ,当然ですが.
今回出てくるのは「オブジェクト」とかいう巨大兵器.
直径50mの球体が宙に浮きながら時速200~500kmで移動して
レールガンやら光学兵器を撃ちまくるとかなんとか.
オブジェクトのみで戦争が完結するという世界のはずだったんだけども.
で,主人公君も厨二病のような右手を持たずに普通の人間.
そんな彼がオブジェクト相手に生身で挑んでいくというお話.
オブジェクトの勉強にやってきている「学生」と
軍務経験という箔を付けたい「貴族」のコンビが
巨乳でセクシー下着の似合う和風好きな上官の元で
生身で
核ミサイルが当っても平気だというオブジェクト相手に挑むとか
そういうお話ですよ.
うん.面白かったよ.
続きも読もうと思うんだけど
禁書目録みたいにダラダラと続かないで欲しいなぁ….
Posted by ブクログ
戦争の状況が様変わりしている世界。
「オブジェクト」という巨大兵器があれば、人間による戦争にはならない。
圧倒的勝つ、強大な力を持つオブジェクトが一基いれば、全てを圧倒してしまう。
そして、人間は不要な戦争……というのが戦争の代名詞であった。
そんな中、派遣留学生であるクゥエンサーは、その常識が通じない戦争を見た。
本来であれば、オブジェクトが負けた時点で白旗さえ上げてしまえば、人間は何事もなく退却ができるはずだった。
ところが、ここ、アラスカではそれが通用しなかった。
始まったのは、オブジェクトによる人間の虐殺。
逃げ出そうとするクゥエンサーの部隊に対して、攻撃をしかけてきた。
このまま退却しても、自身の生死すら危うい。
おまけに、今までオブジェクトに乗って自身を守ってくれていた「エリート」のお姫様が体を張って、自分たちのことを守ってくれているのを見殺しにするわけにはいかない……と立ち上がる。
そんなクゥエンサーを放っておくわけにはいかないヘイヴィアも一緒になって、地獄へと立ち向かっていく……という話でした。
とりあえず、感想としては読みやすい。
めちゃくちゃ読みやすい。
そして、男性向けラノベらしいちょっと「ん?」ってなるシーンもきちんとある。
書いてあるテーマは「戦争」という重いテーマを扱っているのですが、テンポのいいヘイヴィアとクゥエンサーの会話でしんどくはならない。
ラノベがお好きな男性には読んで損はない話だと思います。
女性でも充分、楽しめると思います。
Posted by ブクログ
インデックには興味は無かったのだが偶然買ったら同じ作者だったので購入しようか思案中…。
内容的には戦場でバカやっててかなり面白い!!が、印象。
キャラ的にはフレーレイティアさんがかなりツボ
Posted by ブクログ
バトルシーンよりもその合間及び戦闘中のクウェンサー・ヘイヴィアのやり取りが面白かった。退役したら漫才やるといいよ(笑)個人的にヘイヴィアみたいなヤツは好きですね。次はヒロイン及び上官の出番ももう少し見たいです。禁書目録好きなら楽しめると思います。
Posted by ブクログ
「禁書目録」の「科学サイド」、特に浜面回を全面に描いた感じ。
わかりづらいところもありますが、かなり面白い内容でした。
何となく空気化する気しかしませんが、おひめさまが可愛かったので今後に期待。
Posted by ブクログ
不可能を可能にするピースは、腕力ではなく頭脳。悩むだけ悩んで、考えるだけ考えて、どうやっても勝てない敵をどうにかして倒す方法、手段、手順を見つけ出す。自暴自棄な突撃などしないで、最後の最後まで考えに考え抜くことで―――初めて、思わぬ勝利が転がり込んでくるのだ。
(P.211)
Posted by ブクログ
「とある」シリーズの鎌池作品。まぁ、設定、内容は論評の対象にならず。気楽に読んで時間潰しのシリーズ。それでいいんだろうなぁ、主人公のキャラは当麻に似てるかな?一応、ロボット、アクション、恋愛?物。さて、今後、ハーレムが出来るのだろうか(爆)
それにしても、ハヤカワ文庫だとSF作品、電撃文庫だとヤング向け作品になるんだな・・
Posted by ブクログ
戦場の主役になった難攻不落の超大型兵器を、歩兵が運を味方に知恵を絞って倒す話。
キャラクターものとしては結構楽しめたのだが、知恵と勇気で巨大な敵を倒す戦闘アクションとしては、敵が馬鹿すぎてもう一つだった。
敵の力についてはさんざん書いて、絶対的であることを示している。本来それが、倒したときのカタルシスに直結するわけだが、絶対的でありすぎて、倒せたときに「話の都合」としか思えなくなってしまっているのが、私向きのバランスでは無いようだ。
主人公には弾はあたらない、では、カタルシスが削げるのですよね。
ちなみに、どうしても思い出したのが「ワンダと巨像」あれは面白いゲームだった。でも、戦争のために作られたオブジェクトと、試練の魔像では、あるべき脅威度が違うからねえ。
Posted by ブクログ
鎌池和馬の新シリーズ。積んでいたものをようやく読んでみました。
話はインデックスよりもさらに単純明快に展開していた。軍事系の言葉を連ねながら知識がなくても読める書き方は非常に気楽に読めていい。
なにより印象的なのはこの作者は主人公像が定型化しているなということ。良し悪しというよりは、それがこの作者にとっての話の作り方なのかなと思う。
ただ、全体的に恐怖心を煽りきれなかったのが少し勿体無いかな。もう少しそのあたりの描写はひどくていいと思う。
面白いというほどではないが、また少しだけ違ったアプローチを見せているので、そういう部分では読んでみるのもアリかなという感触でした。