感情タグBEST3
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なんて奇麗だったろう。
やはり、浦賀さんの書く男性像は自分も一緒に恋をしてしまったんじゃ、と思うほど。
ラストまで気が抜けず、
さり気ないカミングアウト。
心を打たれました。
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フリーライター・銀次郎シリーズ
<あらすじ>
銀次郎の同業者・青葉が殺された。
青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを追う。
手がかりは青葉のカメラに写っていたボンテージの女性。
写真の場所が秋葉原近辺だと突き詰め、銀次郎は友人の
阿部に会い協力を仰ぐ。
阿部は秋葉原に詳しくアニメ好き。写真の女性が着てたのは
ボンテージではなく映画アベンジャーズのブラックウィドウの
コスプレだったと判明し、コスプレショップで聞き込みし、
銀次郎は女性の手がかりをつかむ。
調査を終了し銀次郎は阿部の家で昼食をとることに。
そこで突如、銀次郎は阿部に刺され、倒れる。。。
青葉を殺したのは阿部だった!
一体なぜ?(ここまでで全体の1/3)
<オチ>
残り2/3は銀次郎登場せず。
保守派の政治家の息子・兼人に恋をした薫の物語。
ある日、薫は青葉から兼人について聞き込みを受けた。
そのことを兼人に報告し、兼人は周辺を調査して、
青葉に情報を売ったのは兼人の友人・阿部だとわかる。
兼人は薫を連れて阿部と会い、阿部を問い詰めた。
その後、兼人は薫を誘い秋葉原でデートした。
そして2人は付き合うことに。
でも度重なるデートで薫は兼人に弄ばれるようになり、
しまいには成人映画館内で犯されたりもした。
それでも薫は幸せだった。
そんな中、遂に青葉は兼人と対峙し、兼人に写真を突きつけた。
その写真は映画館内で兼人と薫がSEXしてる隠し撮りの写真で、
『兼人が同性愛者である』
というスクープだった。
薫は実は男だったという叙述トリックで、
兼人の前の恋人が阿部で、阿部は嫉妬で青葉に兼人の情報を売った。
兼人は阿部に会うとき、阿部に自分のことを忘れさせるため、
恋人同伴のフリをするため薫を連れてきたのだった。
保守派の政治家の息子が同性愛者だという真実をマスコミに知られたくないため、そして兼人のために、阿部は青葉を殺し、銀次郎を刺したのだった。
銀次郎が刺された現場に兼人と薫がやって来て、薫が通報し、銀次郎は何とか一命を取り留めた。
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桑原銀次郎のシリーズ。前回登場したとあるライターの死から始まる事件。なんと三分の一くらい読んだところで、シリーズ最大の衝撃と驚愕が! え、なんなのこの展開はっ! 愕然。
で、続きが気になってだーっと一気読み。うわあ、やられた! まさかね、この期に及んでこのネタに騙されるだなんて思いもしませんでした……おそらくミステリを読み慣れてる人ほど、これに引っかかって悔しい思いしちゃうかも。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
ライターの銀次郎の同業者、青葉が殺された。青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを探り始める。手がかりはカメラに写っていたボンデージ姿の女性。辿り着いた衝撃の真実――それは政界をも揺るがす、暴いてはいけない秘密だった。中毒性200パーセント! 思わず息が止まる、驚愕の大どんでん返しミステリ!
【感想】
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人には薦められないが、なかなか面白かった。
最後に騙されていたと気づいたとき、一瞬頭が真っ白になった。
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ライターの銀次郎の同業者、青葉が殺された。青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを探り始める。手がかりはカメラに写っていたボンデージ姿の女性。辿り着いた衝撃の真実ーーそれは政界をも揺るがす、暴いてはいけない秘密だった。読後、背筋が痺れ、頭が真っ白になること確実。思わず息が止まる、驚愕のエンタメミステリ!
Posted by ブクログ
叙述トリックって嫌いなのよね。
最後に種明かしした時に「そうだったのか!」と読者に思わせるには効果的だが、たいてい「そりゃねーだろ!」で終わってしまうからだ。
作者は分かってるけど読者に情報を与えないのが、どうもアンフェアな気がしてならない。
特に今作は読み進めて違和感感じまくりで「どっちなんだよ!?」と突っ込みどころだった箇所が叙述トリックのキモだったことが明かされて、なんだよ、そんなことかよ。でくすぶったまま終わってしまった。
あと、この内容で背表紙の文句は煽りすぎ。期待した分落差がひどい。
四分の三ほど銀次郎さん出てこないし。速攻フェードアウトですもん。
フリーライター桑原銀次郎シリーズとしては3冊目。
読んだ感想としては、う~ん、回を重ねるごとにレベルが落ちていくぞ、このシリーズは。
同業者のフリーライター青葉が殺された。
場所は日比谷公園、この謎を追う桑原銀次郎は青葉の妻から、青葉が最後に撮ったデジカメの写真を手に入れた。
そこに映っていたのはアメコミのコスプレをした女の画像だった。
この画像をネタに秋葉原で聞き込みを開始した銀次郎だったが、自身が巻き込まれることに。
殺された青葉が追っていた二世議員の家族のスキャンダルとは。
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桑原銀次郎シリーズ第3弾。前作で絡んだライターの青葉幸太郎が日比谷公園のど真ん中で殺されたと知った銀次郎は、青葉が生前に掴んでいたというネタのせいで殺されたのではないかと疑う。そしてなぜか青葉の事件を追っている大手新聞の政治部の記者や、青葉の妻と接触した銀次郎は、ある1枚のデジタル写真を手に入れる。そこに映っていたのは、コスプレをしている女の写真だった。これが一体何だというのか?
銀次郎が主人公だと思って読んでいると、まず前半で衝撃をくらう。そして突然現われた語り手。この目線で進む後半、またしても古典的なトリックにあっさり騙される。なるほどなぁ。でも、後から読み返してもこれはかなりずるいというかおかしい表現があってあまりフェアな感じはしなかったなぁ。真相を知ってから思い起こすと、かなりディープな世界観。受け付けられない人もいるだろう。第1作目のあの子がちらっと登場。元気そうで何より。銀次郎がこうなってしまうと、シリーズはこれで終ってしまうのだろうか?
Posted by ブクログ
今までのシリーズに比べて読み終わった後に何か釈然とせず、どうもスカッとしない印象でした。
ただ、トリックにはまんまと騙されました!さすがです。でも政界を揺るがす…ってちょっと大げさだよなぁと思ってました。兼人や阿部の言動も何かこう腑に落ちなかったです。
こちらの作品を読むのは今までのシリーズを全部読んでからの方がいいかと思います!
Posted by ブクログ
前作があったのを知らず、題名買いしました。
物語の進行は早くて飽きずに読み進められました。
読みやすい文章だと感じました。
小説だからこその良さもあったりして、でもこの手法は別の小説で読んだことがあったなぁ?と。
それでもしっかり騙されましたが(笑)
あっという間にサクッと読めてしまう1冊でした。
このシリーズの他の本も読んでみたいなぁ。