【感想・ネタバレ】あしたも、さんかく 毎日が落語日和のレビュー

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Posted by ブクログ

おもしろかった。落語のことを知らなくても、すごく楽しめる。
最初は、孫ための貯金を勝手に使っちゃうなんて、ひどいおじいちゃんだなって思ったけど、返そうと思ってがんばっているところとか、落語が大好きなところとかが、いいなって、少しずつ好きになった。がんばるおじいちゃんの落語がすごい。
ぼくは、しきりたがりやのところが、けっこうけいすけに似ている。でも、けいすけは、しきってるって知らなくて、よかれと思ってやっていたけど、ぼくは目立ちたくてやっている。目立たないとさびしい気がしちゃう。けいすけの事件を読んで、直そうって思った。
ぼくが似ているからじゃないけど、けいすけより、周平の方が、人のことをばかにして笑ったりいばったりするところが、いやだ。(小5)

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2022年08月20日

Posted by ブクログ

いいことばかりではないし悪いことばかりでもない
正しいだけの人生もないし、間違いばかりな人生も多くはない
ほとんどの人がさんかくなんです。丸に近いさんかく、限りなくバツに近いさんかく、それでいいんですよね。
すごいよかった。泣けた。いろんなものがすとんと腑に落ちた。うまくいくだけが人生じゃない、ほんとうにそう。虚勢張らずに生きるのって難しい、素直に自分を受け止めるのも難しい。さんかくな自分、それでいいんだよね。

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2015年02月16日

Posted by ブクログ

圭介(小5)は、クラスでの行事があるとみんなを引っ張って、盛り上げて仕切る人気者・・・と本人は思っていたのだが、
もうすぐ6年になろうという3学期、「仕切りたがり」「空気読め」と、クラスメイトたちに言われてしまう。それも、幼馴染の春香(もともと口が悪い)が言い出し、一番の友達だと思っていた宏人までも助けてはくれない。
ショックで、学校ではほとんどしゃべらなくなってしまった圭介。


そんな圭介には、数年会っていないおじいちゃんがいる。
落語家になりたい、と言って家を出て行ったおじいちゃん。数年前、独演会をすると言って孫の貯金80万を使い込み、それ以来行方がわからなくなっていた。
そのおじいちゃんが学校の帰り道で圭介に声をかけてきた。
もうすぐ落語の大会があって、1位だと賞金100万もらえるという。それで80万に利子つけて返すと・・・


けれど、お父さんたちは「がっかりする覚悟があるならみにいけばいい」と、おじいちゃんの事を信用していない。

圭介とおじいちゃん、
じつは似ているところもある。どうしようもないいじいちゃんだけど、圭介はおじいちゃんを憎めない。

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2015年08月12日

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