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スポ根マンガの決定版
この作品を初めて読んだのは遥か昔ですが、岡ひろみと宗方コーチの美しくも切ない師弟愛は何十年経っても色褪せないと思います。
不朽の「3大スポ根少女漫画」
この少女漫画、「ベルサイユのばら」と共に「週刊マーガレット」の2大看板となり、故・坂口良子さん主演の「サインはV!」の新シリーズが始まると同時にTVアニメ化され、同じく「週刊マーガレット」に連載されていました「アタックNo.1」などと共に「3大スポ根少女漫画」と呼ばれるようになり、主人公の「岡ひろみ」も、「サインはV!」の主人公の「朝丘ユミ」や「アタックNo.1」の主人公の「鮎原こずえ」と共に「スポ根三姉妹」と呼ばれるようになりましたね。「サインはV!」や「アタックNo.1」のような必殺技はありませんでしたが、主人公の岡ひろみと宗方仁コーチ(彼は「サインはV!」に登場しています「ジュン・サンダース」同様、がん系の病気で帰らぬ人になりましたね)との「師弟愛」にも感動しました。アニメでの、岡ひろみが宗方仁の遺影の前で泣き崩れてしまうシーンは、「サインはV!」の「ジュン・サンダースが骨肉腫のために帰らぬ人になってしまうシーン」に負けず劣らず衝撃的でした。それでも、岡ひろみは宗方仁の親友の桂大悟に激励されて立ち直り、「世界チャンピオン」の栄光を手にしましたね。只、原作者の山本鈴美香先生がこの少女漫画を完結させてから間もなく筆を折ってしまいましたのは誠に残念です。
Posted by ブクログ
スポ根漫画の王道をいきながらも、青春多感な青年達の姿を作者独特の感性で描き出している。絵をお気に召すか否かで、手に取ったり取らなかったりして大分損をしている人がいると思われ(BANANAFISHに関してのわたしのように)。宗方コーチが大好き。
今の感覚では
今の感覚では受け入れられないスポーツマンガだとは思いますが、巻が進むにつれてただのスポーツマンガではないことがわかります。
人間としてのひろみの成長がよくわかります。