感情タグBEST3
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時代を感じさせないストーリー。訳文が新しいからかもしれないが馬車以外で本当に時代を感じない。古典とは思えない面白さ。どの作品も一定以上の面白さがある。
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今回はホームズの兄のマイクロフトや宿敵モリアーティ教授が出てくる短編集です。
宿敵とはいうもののモリアーティ教授って『最後の事件』しか登場しないんですかね?
まだ3冊しかホームズもの読んでないから今後はわからないけど…
それに教授の存在感はそこまでないなぁという印象。
凄い凄いと言いながらも具体例があまり出てこないからなんだろうなぁ。
でもやっぱ『最後の事件』は好きだ。
映画のシャドウゲームの元になった話がこれですよね。
というか2人の逃避行が本当に新婚旅行みたいだな…と思ってしまった。
あの映画観た後だとどうしても浮かんできてしまう。
ていうか蜜月時代って男同士で使うのってあんまなくないですか?え?そうでもないのか?
でも最後はやっぱ切ない…。
この後はわかってるんだけど、置き手紙とかホームズやワトソンの気持ちを考えるとやっぱ悲しい。
他のも全体的に読みやすいし謎も面白いし、2人が仲良いなぁってのもわかって良かったです。
『ライゲイトの大地主』の調子悪いホームズと、心配するワトソンとか面白かった。
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シャーロック・ホームズの短編集第二作目。
冷静沈着・頭脳明晰で機械人間のごときホームズ。
そんな彼のイメージを一変させるような人間味あふれる一面を描き出した作品が多く収録されています。
本当は歴史小説家を目指していた作者ドイルと、世間を魅了し、すでにイギリスで市民権をえてしまった主人公シャーロック・ホームズ。
苦悩しながらもホームズの活躍を書かざるを得なかったドイルの心が垣間見える作品集でした。
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『シルヴァー・ブレイズ』
『ボール箱』
『黄色い顔』
『株式仲買店員』
『グロリア・スコット号』
『マスグレイヴ家の儀式書』
『ライゲイトの大地主』
『背中の曲がった男』
『入院患者』
『ギリシャ語通訳』
『海軍条約文書』
『最後の事件』
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やはりシャーロックホームズのシリーズは面白いです。
古い作品なのにどれも鮮やかなほどの名推理で解決するホームズは憧れますね。
当時のドラマがたまにBSで再放送されているので、内容が判っちゃうのもあるんですけどね。
それでも引き込まれるのは良い作品が多い証拠です!
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1.おすすめする人
→探偵小説がすき、イギリスに興味がある、
短編集がすき。
2.感想
→シャーロック・ホームズの最後が描かれた作品。
こんなに切ないなんて、、、
シャーロック・ホームズの人となりが
明らかになる決定的小説。
読めば「回想」の意味がよく分かります。
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角川版シャーロックホームズシリーズ 短編集2冊目
ジェームズ・モリアーティが登場し、決着する最後の事件を含む12編の短編集。
自分はシャーロックホームズシリーズをロバート・ダウニーJr. が演じる映画版から入ったので、ホームズとモリアーティが対決する”最後の事件”が短く、こんなものなのか?と驚いた。
> 「ボール箱」はセンセーショナルなテーマを理由に削除され、その後欧米で出された新版でも省かれる場合がほとんどだったのです。
と訳者あとがきにあり、私が初めてボール箱を読んだときは、ただの男女の愛憎ものだと思ったのだが、
> 当時のイギリスは植民地支配によって栄華をきわめていましたが、富はすべて支配階級に集中し、そこに属さない人々は厳しい道徳律のもとで貧しいながらも仕事や勉学に努め、良き家庭を築くことが求められていました
とあとがきにて説明されており、なるほど、この時代の不倫などの類は今以上に厳しいものがあるのだとわかる。
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ホームズに匹敵する知力を持った敵・モリアーティ教授との死闘を描いた「最後の事件」が一番面白かった。
ホームズとワトスンの友情の深さがうかがえる場面もあり、短編ではなく、長編にしたらよかったのではないかと思う。
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ホームズの家族や、ホームズの一番最初に手掛けた事件など、今まであまり明らかになっていなかった情報が出てきており、楽しめた。
最後の事件は突然という感じがあるがスリリングであった。今後の展開を知らないので、次作以降はどういう風に展開するのか気になる。
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何度読んでも目新しいホームズシリーズ。
駒月さんの訳は近代的で読みやすくて好みだった。グロリアスコット号の暗号を、原文ままに載せてくれたので、謎解きがわかりやすかった。
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やっぱり短編の方が面白いな。
ホームズとワトスンの何気ない日常が垣間見えるのが楽しい!
だからこそ最後の冒険でホームズが死んでしまったのは凄くショックだった・・・・
おまけにワトスンに置手紙を残しているとか・・・なんて泣ける粋な計らい。
まだまだ読んでないドイル作品も読みたい。
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ホームズの変人イメージは殆どがこの本での行動が所以です。「煙草ならペルシャ・スリッパの中だ」ツッコめ、ワトソン君。
なんでこれ読んだかというと、シャーロックホームズの映画続編に兄であるマイクロフト・ホームズが出てくると知って。しかもチャシャ猫おじさんが演じると。そこでマイクロフトが出てくるこれを再読。行動力がないという割には対モリアーティ教授では御者に変身してくれるお兄さんである。映画でもやるだろうか。
この巻でのホームズとワトソン君は本当に仲良しだ。蜜月ってワトソン君。妻も大事にしてやって。
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初読当時に感じた堅苦しさが抜けて、ホームズにより親近感?人間くささ?を感じられました^^これは読みやすい
今まで読んだホームズの中で一番好きなホームズです。
パロディに多い「気が違ったような」ホームズを本家のワトソン君が語った時は思わずニヨニヨ^p^これは美味しい
訳で印象が変わるのが、翻訳物の面白いところですね^^
●シルヴァー・ブレイズ…調教師の変死体が発見され、名馬が行方不明になる事件が発生した。隠れる場所もない荒野のどこに馬は隠されたのか?
●ボール箱…切り取られた2人分の耳たぶが箱に入れられて一般人に届けられた。犯人の目的とは?
●黄色い顔…幸せな新婚生活を送っていた夫婦に、俄かに差した影。隣に越してきた「黄色い顔」の隣人は何者なのか。
●株式仲買店員…大企業の就職が決まった矢先、奇妙な男に引き抜きをされた。度が過ぎる好待遇の裏に隠れた陰謀とは。
●グロリア・スコット号…友人宅でホームズが推理の手並を披露していた時、主人の知人が訪れる。腫れ物に触れるように彼を扱う父親に友人は苛立つが、やがて一通の手紙が父親の命を奪ってしまう…。ホームズ最初の事件。
●マスグレイヴ家の儀式書…友人の家から執事が失踪し、調査に乗り出したホームズ。謎を解く鍵は、屋敷に代々伝わる問答にあるようだが…
●ライゲイトの大地主…取るに足らぬ小物が盗まれるという盗難事件が発生した小さな町で、殺人事件が発生する。目撃者2人の証言の矛盾点を突いて、ホームズの推理が炸裂する!
●背中の曲がった男…密室で発見された死体と、気絶した夫人。仲睦まじい夫婦だった2人が事件直前に激しく言い争っていたという証言から、犯人は夫人だと思われたが、背中の曲がった男が突如浮上する。
●入院患者…何かに異常に怯えていた男が何者かに殺害された。男の同居人である医者を何度も訪ねていた親子が下手人と思われたが…。
●ギリシャ語通訳…ホームズの兄・マイクロフト初登場。ギリシャ語通訳の男が何者かに連れて来られた場所は、ギリシャ人男性が監禁された部屋だった。
●海軍条約文章…束の間目を離した隙に、機密文書が何者かに盗まれた。調査に乗り出したホームズが取った作戦とは。
●最後の事件…宿敵モリアーティ教授を遂に追い詰めたホームズ。一味を一網打尽にできるかと思われたが、直前で捜査の目をくぐり抜けたモリアーティの凶刃がホームズに迫る。
Posted by ブクログ
ホームズの短編集。
毎度ホームズが依頼人を見ただけで色々と見抜いてしまうのが面白い。今回の収録作ではホームズは大人し目だったかな?「冒険」の方では薬キメて狂人ぶりを遺憾なく発揮してたイメージだったけど。
「最後の事件」まさかホームズの最期がこんな風だったとは。ワトソンに宛てた手紙が泣けます。唐突感がすごいと思ったけど、ドイルがホームズ物を終わらせたがっていた、というエピソードを思い出した。名探偵の永遠のライバルっていうモリアーティ教授のキャラクターはすごくいいのでもっとホームズとのバトルが見たかったな。他にも何作か出てくる作品があるようなので、読みたい。他には「背中の曲がった男」も好きです。