【感想・ネタバレ】いとしいたべもののレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月15日

まるで自分が体験したかと思うくらい描写が鮮明で、読みながら五感(特に味覚)を刺激された。
鮭の皮の話には共感!

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

森下典子さんが思い入れのある食べ物のエッセイ。表紙のメロンパンのイラストをみて、思わず手に取った本。イラストの感じがとても大好き。自分にとってのいとしいたべものを考えるきっかけにもなった。

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Posted by ブクログ 2024年01月04日

食べものの味には、いつも、思い出という薬味がついてくる。味の記憶には、それを食べたときの情景も記憶されるのだろう。食べものの話はほっこりする。

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Posted by ブクログ 2023年10月09日

食べ物にまつわる短編集であっという間に読み終えることができました。読んでいるとおいしいご飯を食べたくなります。特にサッポロ一番みそラーメンのお話が好きです。「大衆が愛する味には、その味を通じて、無数の人々と合意し、共感し合えるという大きな安堵感がある」というセリフのように、食べ物を通じて人との繋がり...続きを読むを感じることもあるなと共感しました。

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Posted by ブクログ 2023年08月24日

エッセイ苦手な私にも、これは良かったと思える。
それこそ、私は本屋さんでこの本に出会い、一目惚れしてしまった。「美味しい」と言う言葉の響きは大好きだけど、「美味しい」を使わずに食べ物をどれだけ想像させ、魅力的に魅せるか、の挑戦というか、森下さんは心から食べ物を愛しているとわかる。
絵の横にかかれる文...続きを読むも素敵。
擬音語擬態語がたくさん、こんなに美味しそうな言葉があるなんて…!と、森下さんの紡ぐ言語センスに感服。

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Posted by ブクログ 2023年06月07日

何気ない食べ物だったり思い出の食べ物だったりを、美味しそうな素敵な絵と一緒に綴っていらっしゃるエッセイ集。
どれも美味しそうで、ちょっとほろ苦い思い出もあったり…それらが丁寧で美しい言葉で表現されていて、やはりこの人の文章好きだなぁと思った。
羊羹は是非とも食べてみたい!

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Posted by ブクログ 2022年08月13日

食事制限中は、あれもこれも、何でも食べたい。何でも美味しそうに見える。せめて食べた気分になってやろう、ということで手に取ってみた一冊。結果、とても良かった。
食事の記憶は人それぞれ。それを覗いて、想像して、なぜか懐かしくなって。ほっと一息つけるようなエッセイだった。

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Posted by ブクログ 2022年08月09日

これは最強の飯テロエッセイや。素敵なイラストと綴られる文章、これだけでお腹が減ってしまう。特にサッポロ味噌ラーメンの話がかなり良かった。うまそう…

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Posted by ブクログ 2022年07月24日

優しくて、その様子が目に浮かぶような文章。思わず作者の追体験をして、空想の中で「いとしいたべもの」を味わう。とても力の抜けた、等身大の一冊でした。

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Posted by ブクログ 2022年06月12日

どのエピソードも食欲をそそられた。
合間に挿入されるイラストもほっこり可愛らしく美味しそう。
特にサッポロ一番味噌ラーメンとお粥のエピソードがよかった。
私はサッポロ一番塩ラーメン派で味噌は食べたことがないけれど、これを読んで挑戦してみたくなった。

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Posted by ブクログ 2022年03月16日

食べ物と関係のないエピソードを食べ物に関連させる文章の上手さに感動!
水羊羹の艶やかさを雪国の話でたとえる感性が素敵すぎる!
イラストも含めて、読んでいてほっこりする素敵なお話達。

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Posted by ブクログ 2022年02月26日

とにかくあっという間に読める。
家族とはと考えさせられることもあるし、食べ物の情景が浮かび、そうそうとうなづいてしまうことも多々あり空腹を感じた。
くすっと笑ってしまうことも多くストレス解消になった。

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Posted by ブクログ 2022年02月12日

食べ物がテーマの本を色々と読んでみたくなり、手始めにと手に取った一冊。エッセイなので通勤時や就寝前の隙間時間にちょこちょこ読めてよかった。食べ物の造形や香り、味の感想が筆者の巧みな語彙により実によく伝わってきて、読んでいてお腹が空いてくる。続巻も読む予定なので、非常に楽しみ。

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Posted by ブクログ 2022年02月03日

マイペースに読んだ、お腹が空いて真夜中には読めなかったけど、読むと心があったかくなる 落ち着く、不安なことも大丈夫かもなと思える本だった。(食べ物について書いてあるのに、、)

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Posted by ブクログ 2023年11月02日

自分の中にある、特別な食事というシーン。
父の一日がかりのカレー、母のコーヒーゼリー、
祖母の具だくさんの親子丼。

今まで生きてきて、特別なご飯も日常的なご飯も
切り取れば特別な一瞬。

そういえば、あんなご飯もあったなあと
読みながら思い出させてくれた。

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Posted by ブクログ 2023年09月30日

端っこの恍惚
父と舟和の芋ようかん
この世で一番うまいもの
が好き。どれも共感できて、すてきなエッセイでした!

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

「日日是好日」でもお馴染みの、森下さんの食エッセイ。
森下さん=お茶のイメージだったけど、食エッセイもとてもふんわりほかほかしてて、あったかい気持ちになるのが心地よかった。

食べものに、いとしい、って自然とつけてくださるあたりが、すごく、なんだか、信頼できるというか。
あとは、食材を切る音の表現が...続きを読むすき。
すとととととーっのきゅうり、
だすだすだすだすだす、の茄子。

そしてなんといっても、森下さんの挿絵がお上手なこと…!!
品があって淡くてかわいらしい。でもリアルだから、挿絵を見て、お腹がぐぅっと鳴ってしまうお腹空かせ本とも言える(ラーメンとかどん兵衛とか茄子の生姜醤油とか表紙のメロンパンとか。。)

そして、世代が少し違うことで見える家庭の食文化もかい見えてそれもおもしろかった。

森下さんは実際にお会いしたこともお話したこともないのだけど、日常に対して、こういう感じ方ができたらいいなあ、と思わず思ってしまうような、わたしにとって不思議な魅力のある人です。
※お茶も真似してるし、食べものの絵とか書きはじめちゃうし。

_φ(・_・
たべものの味にはいつも思い出という薬味がついている

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Posted by ブクログ 2023年08月18日

食べ物エッセイを読むのが大好きで、色々な方のものを見ましたが、森下典子さんの表現力はピカイチです!

食べ物が生きているように感じたり
生命力を感じさせる文章だったり

美しい日本語で表現された、いとしいたべものたち。
読んでいて、食べたい!と思うだけでなく、自分のいとしいたべものを思い出すきっかけ...続きを読むにもなりました!

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Posted by ブクログ 2023年07月31日

古書ノ市で出会った本。
パラパラとページをめくり、絶対好きだ!と思って即決。
どこか懐かしくて温かいイラストがたまらない。

オムライス、サッポロ一番みそラーメン、ブルドックソースにおこげのたい焼き。
懐かしい香りのする食べ物たちと、それにまつわる思い出話にほっこり。

中でもどん兵衛が食べたくなっ...続きを読むた。
中学生の頃、部活があった日のお昼ご飯はどん兵衛だったなぁ。あのインスタントらしい、油っこいお出汁が大好きだった。久しぶりに食べたいな。

「端っこの恍惚」を読んで、焼き鮭の皮とカマの部分が大好きな私はもう涎!
焼き鮭の皮だけ人から貰うくらい(お行儀悪いけれど)端っこが大好き。
イラストを見てうんうん頷く。そう!ここが脂が乗ってて美味しいんですよね!
焼き鮭も食べたくなっちゃった。

食べ物に纏わるお話を読んでいると、私もご飯を提供した相手に「美味しい」をたくさん作れるようになりたいな、と思う。
ついイライラと作ってしまったり、手を抜いて作ってしまう食事。
簡単でも良いから、相手のことをしっかり考えて、美味しい!と思ってもらえる。そんなあったかいご飯を作れるようになりたいな。

ほこほこした気持ちになれる本だった。
ごちそうさまでした。

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Posted by ブクログ 2023年05月30日

お菓子には、昔の記憶がぎっしりと詰まっている
読むだけで、記憶の引き出しが開いてスルスルと思い出が溢れ出してくる
苦い思い出も甘い思い出も…

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Posted by ブクログ 2023年04月23日

食べものを通して、心の片隅に眠っていた懐かしい思い出が甦る。

とても読みやすく、また心が温かくなるイラストを見ていると、こちらも食べたくなるようなエッセイ集でした。

食べものの思い出に、ちょっとホロリとしてしまう場面もあって、とても良かった。

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Posted by ブクログ 2023年04月05日

食べ物をすごく味わって食べたくなる本だった。
それぞれに思い出の味、食べ物ってあるよなぁと。
何気なしにながら食べをしていることが多いが、五感をたっぷり使って食事を楽しもうと思った。

私はメロンパン、羊羹の話が好きでした。

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Posted by ブクログ 2023年01月31日

食べ物にまつわる沢山の想い出が可愛らしくてあたたかなタッチのイラストとともに書かれている。
言葉選びが優しくて丁寧で味わい深い一冊だった。

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Posted by ブクログ 2023年01月27日

食べものと、その時のエピソードの描写が微細に文章にされていて、森下さんが本当に「いとしい」と思っていることが伝わりました。まるで目の前にあるかの様にたべものたちが浮かんできました。

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Posted by ブクログ 2022年11月28日

読みやすかったです!
森下さんの描く茶道の世界とはまた違った、たべものと思い出にまつわる一冊。
今は豪華な食事や、オシャレでインスタ映えするものもたくさんあるけれど、やっぱりシンプルで素朴なものが一番美味しい。それは幼い頃の記憶とどこかで繋がっているから。
どれも美味しそうだったけれど、何故か味噌ラ...続きを読むーメンとカップうどんが無性に食べたくなりました。

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Posted by ブクログ 2022年02月19日

食べ物への想いが優しく描かれていて、加えて、挿し絵の効果も相まって、どれもとても美味しそう。シウマイ弁当のくだりはあまりにも自分とドンピシャすぎてびっくり。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月03日

○水羊羹のエロス
私は水羊羹を見ると、惚れ惚れしてしまう。つるんと濡れて美しい。スプーンでしゃくると、角がシャープに切り立つところもいい。ひんやりとした寒天質を口に入れると、甘さと小豆の香りに、細胞が涼やかな風を感じるのだ……。(p60)
○黄色い初恋
今でも私は、あのもこもこしたレモン色を見ると、...続きを読む胸のあたりに、お日様が差し込むような幸せを感じる。食べたこともないのに、ありったけの想像力で味の幻覚を見た子供の頃の憧れを思い出すことができる……。(p119)
○かなしきおこわ
私にも好きな男の子がいた。名波君と言った。どことなくアライグマを思わせる顔をした子で、黒飴のように濡れ光る大きな瞳に、濃く短いまつげが映っていた。彼のシャツの襟には、いつもきちんとアイロンが当たっていて、やや鉢の広がった大きな後頭部の癖っ毛が、大きく渦を巻いていた。(p157)
○幸せの配分
おかずの部屋は、限られたスペースの中に実に盛りだくさんである。なんたって主役のシウマイ五個。崎陽軒のシウマイは、「ホタテの貝柱を使っている」とかで、本当に冷めてもおいしい。そして主役に劣らぬ存在感の、マグロの照り焼き一切れ。カリッと上がった香ばしい鶏の唐揚げ一個。かまぼこ一枚。味のよく染みた賽の目切りの筍煮。玉子焼き。甘酸っぱいあんず一個。小さなしょう油入れと、からしもちゃんと付いている。(p165)
○この世で一番うまいもの
ほんの1滴、水が染み渡れば、そこに何十種類もの甘みを感じるほど、舌が澄んでいた。その舌で味わうとヒヤッとしたおかゆの甘みに、みずみずしい唾液が泉のように湧き上がってくる。その唾液が、無上に甘かった。これが命の甘みだと思った。(p180)

○あとがき
私は、何かを食べようとした瞬間、不思議な感覚にとらわれることがしばしばあります。その食べ物の味や匂いに触れたとき、昔どこかで感じた楽しさや切なさが、全身からふーっと立ち上ってくるのです。
そういう肉体の記憶に触れたとき、私は生き物としての自分をいとしく感じます。食べ物を口に入れるとき、きっと人は、その日その時の気分や印象も一緒に食べているのです。
それらは食べ物と一緒に口から入って、体の奥深くに推積し、ある日、同じ味や似た味に出会うと、しおりの紐を引いて本のページをぱらっと開いたように、鮮やかによみがえってくるのです。(p183)

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Posted by ブクログ 2023年01月08日

読んでてお腹が空いちゃう。
食べ物で記憶が蘇ったり、思い出に紐づいている食べ物ってあるよなぁとしみじみじんわりしたり。
たねやの本生水羊羹とか、鶴屋吉信の栗まろ食べてみたいし、舟和も久しぶりに食べたいな〜

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Posted by ブクログ 2022年04月07日

食べ物の描写とイラストがとっても美味しそうで、どれも今すぐに食べたくなってしまう…そんなエッセイ集でした❁⃘*.゚
寝る前に読んでしまったので、崎陽軒のシウマイ弁当が食べたくて仕方ないです…。

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Posted by ブクログ 2022年04月01日

作者の記憶をたどる日常的な食べ物に関するお話。
それぞれの食べ物のイラストがあって、
それがほんわかしててカワイイ。

大人になると
ある程度は自分で好きなモノを食べることも出来るし、
今でも楽しいけど、
自由にならない子供の頃の方が記憶に残ってる
ような気もする。

カステラ、食べたい(笑)

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