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Posted by ブクログ
4つのプロローグから始まり、前作『リビジョン』で感じた違和感を序盤でちゃんと疑問として提示してくれて、『リライト』がそのまま作中作として存在して、メタミステリじみてきてますます好みの作品になっている。
だがしかし、その分とてもややこしく複雑になっている(ぎりぎりついていけてるかなって感じ)。
一応作中でお話を整理してくれている(んだろう)が、それを完璧に理解してるとは言えない。
まあ、時には分かったふりをして読み進めるのも読書する上での一つのコツだと思う今日この頃。特にこういうSFは。。。
ただそれでも最終巻『リライブ』でどういう結末を迎えるか気になることには変わりない。
Posted by ブクログ
はぁー、もう考えるの嫌になってきた。
わざとなのか、説明がわかりづらいんだよな。
もう気になったところが矛盾なのか、物語上のパラドクスなのか判断がつかなくなってきた。
時間SFというよりファンタジー色が強くなってきて、「何でもあり」みたいになってきたのも引っかかる。
『リライト』の物語を違う視点からひっくり返してくる、というのは面白かったのだが。
以下内容メモのため、ネタバレ注意。
※ネタバレ注意※
・岡部蛍=友恵
穂足から霞と保彦の話を聞いて、『リライト』を書く。
・坂口穂足
1992年の岡部町に転校してきて、友恵の家に住む。
保彦の物語が始まる前に、学校から脱出。
美雪の担当編集者・相良となる。
・ホタル
西暦3000年のタイムパトロール。
保彦を追う過程で未来に帰れなくなる。
自らに暗示をかけ、美雪として過ごし、「時を翔ける少女」を執筆。