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あらすじ:第三弾〜名門・清〓寺家の三男の道貴は、教会で金髪碧眼の美貌の青年と出会う。旅先で彼―クラウディオと偶然再会した道貴は、気高く紳士的な彼に強く惹かれていくのだった。やがて、残酷な宿命によって引き裂かれた二人は、二年後に劇的な邂逅を果たす。熱情に抗えず彼に抱かれる道貴だったが、意外な真実が明らかになり…。激しく互いを求め合う二人の、運命の恋の行方は―?閉ざされた愛と欲望に縛られる次男・和貴を描いた短編も収録。
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○感想○目隠しをされた兄・和貴が深沢に犯されている現場を見せつけられたり、父・冬貴と伏見が目の前で濃厚な接吻を始めたりと災難!?な道貴が家や過去に振り回されながらも自分の愛を貫いていく姿が健気です。そんな姿に復讐を目論んでいたクラウディオも毒気を抜かれる訳で。コレだけでも充分楽しめましたが、次回は謎の父・冬貴編・・・らしいので凄く楽しみ!
●あらすじ●没落寸前の貴族の三男、道貴は教会で金髪碧眼の美しい青年に出会う。偶然のように出会いと別れを繰り返すうちに、2人は激しくひかれあい…。人気の清澗寺家シリーズ第3弾!
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清澗寺家シリーズ3作目
ついに三男坊までもが男色の道まっしぐら。
この家の行方がある意味心配です笑。
一族総ホモ状態に陥ったわけですけども、お相手はイタリアの
元大貴族様でした。
上二人に比べてぱっとしない三男坊の美徳は、その素直さ
だと思いますが、お相手の攻は清澗寺家に一族を滅ぼされた
(正確には冬貴様の色気に勝手に身を持ち崩した)ことで
復讐のために三男坊に……みたいな展開です。
素直な気性である三男坊が、疑心暗鬼になる姿がいたたまれない。
作中でも語られてますが、まるでロミジュリ。
前2作と違って甘いロマンス風味なので、ちょっと物足りないです。
というよりは、お兄ちゃん達が色んな意味で濃かったので、
いまいち存在感が薄いというか……。
三男坊が涙をこぼしながら別れを告げるシーンには
きゅん……としたのですが、同時収録作品の次男坊カップルに
全部持ってかれた感があります。
前作で気持ち消化不良だったのですが、今回では攻視点に
なっていたため、何考えてるかよく分からない深沢の
気持ちが比較的わかりやすかった分よかったです。
極度のツンデレ次男坊が、最後にデレたのに身悶えました。
なにこの次男坊、反則でしょう。可愛すぎる。
前作でパパと深沢の意味深な逢い引きの理由もわかり
すっきりしました。
次回は謎多きパパ編ということで、非常に楽しみです。
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名門・清潤寺家の三男の道貴は、教会で金髪碧眼の美貌の青年と出会う。
旅先で彼―クラウディオと偶然再会した道貴は、気高く紳士的な彼に強く惹かれていくのだった。
やがて、残酷な宿命によって引き裂かれた二人は、二年後に劇的な邂逅を果たす。
熱情に抗えず彼に抱かれる道貴だったが、意外な真実が明らかになり…。
激しく互いを求め合う二人の、運命の恋の行方は―?閉ざされた愛と欲望に縛られる次男・和貴を描いた短編も収録。
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どうも道貴受けが好きじゃない。道貴はいい子だが道貴受けは…なんだか古典的ビーエルの感じ。時代考証は相変わらず緻密で面白いけどむしろ兄達の動向が気になりすぎる。あと家の中の男がどんどんホモになってて心配になる。
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清澗寺家シリーズ3
三男道貴の話。
星三つと好きな清澗寺家シリーズの中では点が辛いですが。
どうも作者の和泉さんはあまり三男に興味がないのでは?と思ってしまいます。
道貴がクラウディオに惚れた理由がいまいち分からない。
あと、彼が兄たちや父親をどう思っているのか、清澗寺という一族をどう思っているのかなどという作品の肝の部分がさらっとしか触れられていないため、いまいち印象が薄いです。まあ彼は兄二人のトラウマ「離れの情事」を見なかったので、そういうところで上二人と差別化を図っているのでしょうけれども。
深沢に対するライバル心というか危機感の部分も、もっと掘り下げてほしかったかも。
(そういえば兄と深沢の調教プレイを見せ付けられてしまったんだこの子は・・・かわいそうに(T_T)。でもそれで「兄を守らねば、自分がしっかりしなければ」と思うところがすごくいい子だ。)
道貴という人をもっと知りたいので、もっと内面につっこんだ話を期待しています。まだシリーズは続くでしょうから。
でも、クラウディオに「あなたの顔もみたくない」と嘘をつく道貴はすごく可愛かったんだよー!
で、この本のタイトルは本編の内容とあまり関係ないような気がします。