感情タグBEST3
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非常用持ち出し袋に入れたいものチェックリストメモ
地震保険は火災保険の保険金額の30-50%
どんなに土地が身震いしても人の心だけは壊せない。壊すのはいつだって自分自身なんだから
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震災の四年前、文庫版は半年前に出版されてたタイミングに驚いた。実際この小説の通りになった点もいくつもあった。丸の内で帰宅困難者として会社に留まっていた。奇しくも震災から丸5年の今日に読んだ。
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亡国のイージスや終戦のローレライの著者。311以前に書かれた主と震災の小説。解説と小説が交互に現れる作り。
著者の結論は、命があればやり直せる、っというもの。NWOのアジェンダ発表?しかし小説のようには事は運ばなかったのかも?
結構勉強になるし、物語的にも感動でき、自己啓発的なセリフもうなずけた。でも小説としては作りがまどろっこしかった。星四つ。
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社内吊りの広告に躍る”首都崩壊””死者数千人”といった文字を眺め、
おっかねえと思いながらも、実感が持てないという意味ではいつか訪れ
る死と同義であった首都直下型地震。それが、ついに始まったのだ。
【P12】
「あんな異常の中でも、あなたは折々に”日常の光”を見出した。他人を
救うことが自分を救うことになると知った。それまで当たり前に思ってき
た世界の価値を実感したはずです。」【P138】
「どんなに大地が身震いしても、人の心だけは壊せない。壊すのはいつ
だって自分自身・・・・・・ということは、当然、自分の力で直せるはず
です」【P158】
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もしものときに役に立つかも知れない小説。
様々な脅威から身を守るための解説つき。
災害シミュレーション番組のノベライズのような感じで、福井晴敏らしさはあまり感じない
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大地震が起きたら。
時々は考える。そしてほとんど気にしていない。それはとても怖いことだった。もし今だったら??シミュレーションを怠らないようにしないとね。。
その時、その後、いろいろな場面で自分に恥ずかしくない行動がとれるだろうか??
火事場泥棒するかもしれない。助けを求めている人を見捨てるかもしれない。
どうするだろう………
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テレビでよく震災に遭遇した際のシミュレーションドラマが
あると思いますが、それを文章にしただけでした。
おそらくこのタイトルの本を手にする人は、震災に対して
意識がある人たちだと思うのですが
その人たちなら周知の事が述べられていることが
多かったように思います。
しかしこの作品が発売された時はそうではなかったのかもしれません。
あれから日本はフィクションをはるかに凌駕する大震災を経験しました。
以降、震災に対する人々の意識のフェーズが変わったように思います。
文章は読みやすく主人公にも感情移入しやすいので
ストレスなくすらすらと読むことができます。
いい作品だと思いますが、震災時の身の処し方を知るため
という購入目的でしたので読むタイミングが悪かった気がします。
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個人的には結構好きだった。読み物として読めた。目指したのはノンフィクションのような雰囲気をもつ警鐘小説なのだろうけど、完全なフィクションとして楽しむ一冊です。ただ、今読んでいる七つの習慣に通ずるところがあり、驚いた。自分の心を壊すのは、地震ではなく自分自身。だとすれば、直せるのも自分自身。circle of influenceとcircle of concernだ。この小説をフィクションとしてしか読めないところに、多分自分のパラダイムがあるんだろうなあ。
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2011.3.11以前に書かれた本だと気づいたのは、読み始めてからのこと。
なんとなく違和感を感じて出版年月日を見てみたら2007年。
その当時にこれが書けたことは、すごいと思う。
あの当時、多くの人は、大地震がいつかくる。と、言われてはいたが、いつかはいつかであり、自分があうなどとは思っていなかったと思う。
でも、3.11を経験し、この小説が作り物ではないことを知っている。
直下で都心を襲ったわけではないので、この小説とは被害状況が全く違うが、土地を変えてそれが起こったことを知っている。
実際は、書かれていない危険がまだまだあることも知っている。
被災地以外では、薄れてきてしまっているように感じるが、改めて考え、備え、行動をしていかないとな。と、読み終わって思った。
また、小説最後の部分。
仮説が建ち、仕事に戻り、電車が走った後。
命が助かりながらも、心が助けられなかった人々がいると書かれており、そこが復興において大事なんだろうなと、感じた。
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首都直下型地震が発生した時のマニュアルを小説形式で書かれている。本書が東日本大震災前に書かれていることに驚き。
自分の身は自分で守れ。情報はラジオ・テレビ等を信じ流言飛語に惑わされない。周りの人との助け合いが大事。 と、当たり前のことだけど、実際の場面で自分ができるか?不安。
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不幸な過去を背負い過酷な訓練を受けた超人的な青年主人公、
能力はありながらも、挫折や慣れに足を引っ張られ斜めに構えた
熱い心を持つことに目を背けたオヤジ、芯が強く可憐なヒロイン、
闇に葬られる運命に抗いながら、自らの信念を通す敵役、
福井氏の他作品によく出てくるキャラは一切出てきません。
震災シミュレーション小説というより、国や自治体の
震災想定の解説書。と、2011年3月11日前なら言えたのかも。
しかし、関東在住の人間は震災を間接的にしか経験していないので
あの時を経験したということは忘れず、
知っているという過信ないよう「その日」に備えたい。
そして本当に考えなければならないのは、後日談。
Posted by ブクログ
東京直下型地震が起こったらどうなるかをシミュレーションした小説。
ページが少なめでサクッと読めたのはよかったがオチが微妙。
これならアニメの東京マグニチュード8.0をみた方がためになると感じた。