【感想・ネタバレ】謎解き!宮崎・ジブリアニメ ~『借りぐらしのアリエッティ』までの成長の軌跡~のレビュー

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Posted by ブクログ

ジブリ作品(宮崎駿作品)について著者が感じたこととその作品以外との対比やジブリ以外との作品との類似などを書いている書籍です。

様々な角度から作品を眺めているのでそれぞれの作品に深みを持たせるには読んでみて損はないです。
特に魔女の宅急便の頁はしっかりと納得できたし、深かった。
その反面、見たことがない作品に関してはまったくついていけないのとこじつけとしか思えない結びつきを持ってくることは読んでいてどうなのと思ってしまったかな。

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2012年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジブリ好きなので、タイトルに引かれて読んでみた。

内容としては、宮崎駿さんの考えと、ウラ話とかが出てくるわけではなく、著者がみて感じたことや、考えたことがまとめられている。

アリエッティ、ナウシカ、ラピュタ、トトロ、魔女の宅急便、紅の豚、耳をすませば、もののけ、千と千尋、ハウル、ポニョ、について物語の流れに沿って、話が進む。

話を進めるにあたり、それぞれのシーンのあらすじがついているため、それらの映画を見たことのない人でも分かる内容になっているけれど、100%ネタバレなので、ネタバレ嫌な人には向いてないかな。

内容的にいいなと思ったのは、ドイツのヅリードリヒ大王の言葉「君主は国家の第一の下僕」という言葉から発生した考え。

”人間が自然の支配者であるならば、人間は自然の秩序に配慮し、自然を守らなければならないのです。”

支配するべき自然がなければ、支配者になることはかなわない。
だから、支配するのならば、きちんと配慮し、自然が存在できるようにしていかなければならない。

ただ、自然を切り取り、なくしていくのは、支配とは違うただの破壊なのだと認識を新たにすることができました。

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2010年12月09日

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