【感想・ネタバレ】知識とスキルを結果につなげる 使う力のレビュー

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Posted by ブクログ

BCG代表の著者。この方の本は何冊も読んだけれど、本当にわかりやすい。加えて、自分では感覚的に理解していたり、実行したりしていることを、ドンピシャな表現で(しかも簡易に)説明されている。
こんな人の下で働いてみたい、と強く思う。

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2013年02月07日

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ネタバレ

読み始めは「使う力」の具体例は無いな!と思ったが
読んでいるうちに体系的に且つ具体的に
仕事の進め方、アウトプットの出し方は何なのかを教えてくれる

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2012年02月12日

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ビジネスリーダーになるための指南書です。ビジネスリーダーになろうと思っている人はもちろん、そうでない人も自分とビジネスリーダーの違いは何なのかを理解するために読んでおくべきだと思います。

ビジネスにおいてビジネススキルを「使う力」をいかに習得し、自分のものにするか、丁寧に解説してあります。まずは、ロジカルシンキング等の「机で学べる」スキルを身につけ、それを会議や企画書作成等の実践の場でいかに実践するか。机や実践の場で身につけた能力を最終的に、ビジネスリーダーとして、意思決定したり、人や組織を運営するレベルまで引き上げることだと著者は述べています。

著書を読むと意思決定をするのは、高いレベルでの「使う力」が必要であると分かります。うちの会社の上層部の人間は意思決定ができずに結論を先延ばしにしてしまうとよく揶揄されるのは、この「使う力」を上司が持ち合わせていないからだと感じました。ビジネスリーダーになる前に、「使う力」を高めておかないと、あとあと大変なことになりそうです。

インプットとアウトプット両方大事ですよと、言ってしまえばそれまでだけど、複雑にからみあっている因子を、それぞれを因数分解して、「使う力」の根本を説明しているので、非常に参考になる内容となっています。

その中で、特に著書の、「会議では幽体離脱」せよ」というのは興味深かったです。会議で話題になっている細かい話を追いかけながら、会議全体を見渡す。そういう意味では、昔の上司に良く言われた議事録を進んで作成せよというのは、ミクロとマクロ両方の視点が必要なので、非常にいいトレーニングだと思います。議事録用のメモを取りつつ、ちゃんと会議で意見を言うのが理想だと思います。それには、場数を踏んでミクロとマクロの視点を意識しながら、実践で鍛えていくしかありません。

本を読んで、ビジネスリーダーまでの道のりは険しく長いけど、インプットとアウトプットを繰り返して一歩一歩進んでいけば、近付いて行ける気がしました。まずは、著書で紹介してあるインプット用の参考書を読んでみようと思います。


目次
第1章 ビジネスリーダーの基本要件
第2章 「使う力」とは何か
第3章 企画という仕事と「使う力」
第4章 人を動かすコミュニケーションと「使う力」
第5章 「楽しむ」ビジネスライフのすすめ

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2012年03月13日

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WBSのコメンテーターでおなじみ御立さんの著書。
御立さんの話は理解し易いが、著作も同様に読みやすい。
MBAや経営知識を吸収するだけに夢中になり、実践することを忘れるものへの警告である。
ただ批判するでけではなく、どのような知識が必要であるかも示してあった。
勉強することに悩んだときにオススメの一冊。

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2009年10月04日

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読書の目的
日々インプットする知識を実際の成果に結びつけていきたい
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●成果=知識×使う力
●使う力は頭の能力と心の能力
●頭の能力
 ベーシックスキル:ロジカルシンキング・図解力・モデル構築力
 応用スキル:定量化・グラフ発想・クリエイティブシンキング
●心の能力
 ベーシックスキル:プレゼンテーション・ファシリテーション・ネゴシエーション
 応用スキル:アクティブリスニング・コーチング(コーチングはコミュニケーションのキラースキル!)
●心の能力(コミュニケーション力)は、言いたいことの「結晶化」で訓練しろ!
 <キング牧師「I have a dream」>
●ビジネスを楽しむには、楽しく努力。自分の好きなものは?何やってるときが楽しいの?
 自分に問いかけよう

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使う力にも、最低限の基礎体力が必要。
論理力(左脳)と創造力(右脳)などの「頭の能力」、プレゼンやコーチングなどの「心の能力」
どんな体力をつければいいのか、これからの勉強の指針になりました。
(オススメ本も書いててくれてるので。)
著者の御立さんボストンコンサルティング日本代表だけあって、
読んでて、とんでもなく頭のいい人だというのが沸々と伝わってきましたが、
こんな人でもやっぱり「楽しいことしないとだめ」っていうまとめがすごい説得力あり。
楽しくスキルアップしよう!



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2009年10月04日

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WBSでおなじみのBCGの御立さんがまとめられた本。テレビなどで話を聞いていて感じる、わかりやすい語り口そのままの文章で、一気に読ませる読み易さでした。わかりやすく使いやすいアプローチの考え方・とらえ方だったので、早速使ってます。

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2009年10月07日

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【目的・アンテナ】
・社内の若手・新人教育のためのヒント・具体的方法論を知る
・知識偏重でなく「本当に使える力」「実践力」を得る(軌道修正のヒント)
・ボストンコンサルティンググループの教育法を探る

【実践ポイント・学び】
★話したいことを一言で言う(ブレッド・ポイント)
 ~紙の内容を説明しない
◎土日の片方は徹底的にリラックスする(ある経営者の方)
・相手の論理構造をつかむ
・準備は8割にとどめる
・楽しく努力する(両立可能)
・自分の頭のクセを知っておく
・とにかく経験量を増やす ~スラムダンク花道の例(P127)
・気づき→知識→経験の3段階

※BCG格言 "What gets measured, what gets done."

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2013年08月26日

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BCG日本代表の本ということで期待して読みました。言っていることは非常にごもっとも。知識を手に入れても使わなければ意味が無い、「使う力」が不可欠なのだと。それを繰り返し伝えてきている感じです。
でも、若干まとめ方に無理矢理感があったのではないかなぁ、というのが途中からの感想。タイトル先行で「使う力」に落とし込まないといけなかったからやむをえなかったのかもしれませんが…
他のビジネススキル関連ほんと合わせて読む分には得るものもあるでしょうが、この本単体ですごく腹に落ちる、ということはないのかなぁという一冊。とはいえまとめ方やエピソードなどについては文句なしなので、この評点。

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2012年08月14日

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■使う力
1.人間の頭は一定以上の情報が溢れると、それを処理するだけにで手一杯になる。しかし、シンプルにまとめ直すと、そこからどんどん新しい考えが膨らんでいく。また、ビジュアルに表現することで、即時に全体を理解することが可能となるので、他人に複雑なことを説明したり、議論したりするものも容易になる。
2.測られたものは成し遂げられる。

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2012年02月26日

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BCG御立氏の著作。ビジネスの場で知識やスキルを「どう使うか」という抽象的なテーマを、具体例を交えて丁寧に解説。随所に登場する、落語を引き合いにした喩え話も面白い。

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2011年06月25日

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ネタバレ

[ 内容 ]
ロジカル・シンキングにプレゼンテーション、コーチングなど、とかく勉強することが求められる昨今だが、いくら知識をつけても現場で使いこなせない、という人は多いだろう。
本書では、今まで語られてこなかった知識やスキルを実際に「使うための力」について、「知識とスキルを使って結果を出す」プロであるコンサルタントが初めて明かす。
今までバラバラに学ばれていた多くのスキルを体系化し、その「使う力」を解き明かしていく、実用的かつ知的興奮が得られる一冊。

[ 目次 ]
第1章 ビジネスリーダーの基本要件(勉強する前に、考えておくべきこと ビジネスリーダーに必要な四つの要素 ほか)
第2章 「使う力」とは何か(わかったようでわからない「使う力」 目指すべき目標から「使う力」を考える ほか)
第3章 企画という仕事と「使う力」(仕事はすべてが「企画」である 「企画力」を構成する五つの要素 ほか)
第4章 人を動かすコミュニケーションと「使う力」-戦略的コミュニケーション術・会議術(コミュニケーションの基本は「意見の結晶化」 相手を動かし、行動に移してもらうための「使う力」 ほか)
第5章 「楽しむ」ビジネスライフのすすめ(「楽しむ」ことが成果につながるこれだけの理由 「勉強」を楽しむための私の方法 ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月09日

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自分らしく生きるとき、
「自分がその生き方を決めること」

これはあり方(姿勢)。

そして、

自分らしい生き方を実現するとき、
ノウハウ(手法)があるといい。

しかし、重要なことが2つ。

(1)あり方が一番でノウハウは2番。順番が重要。
(2)あり方とノウハウは別々に2つ持つこと。一緒にしてはいけない。

そして、スパイス・・・
ノウハウは、探せばいい。

あり方は自由で、自分で決めるもの。楽しくなければいけない。
だから、やる気が”自然に”出てくる。

ノウハウは、規律で苦しいこともあるから努力が必要になる。
だけど、あり方を決めて、ノウハウを探すから苦しみも楽しめる。

楽しく自分らしく生きる(働く)ことができる人がリーダー。

リーダーは、個の価値を創造する行動ができる人。

そんなことをコトバで教えてくれる一冊。

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2010年03月30日

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使う力=企画力
①課題設定②情報収集③分析④創造⑤統合→実行するorしないを決断する
勉強を楽しむ:「気づき」がスタート地点

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2022年02月04日

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BCGの日本代表だった御立尚資さんの、リーダーとして結果を出すための、頭の使い方についてわかりやすくまとめた一冊。

戦略コンサルらしく、必要要素を上手に因数分解して、フレームワーク化されています。

以下、抜粋:
1. 『本当に大事なのは、「知識」×「使う力」で結果を出すこと』

2. 『ビジネスリーダーの基本要件は4つの要素から成り立っている。「人間力」「業界・社内常識」「経営知識」「使う力」の各要素だ。』

3. 『「使う力」を定義するための必要条件は3点
1)「ビジネスリーダーが果たすべき役割に即している=到達目標」
2)「スキルとして習得方法が明らかにされていること=入り口」
3)「普段の仕事の中で身につけるという意識を持てば、力を伸ばしていけること=日常の仕事」』

4. 『到達目標としての使う力は、次の2点
「情報を加工・統合し、意思決定する力」×「人と組織を動かし、結果を出す力」』

5. 『情報加工統合は、「企画力=課題設定力×情報収集力×分析力×創造力×統合力、×人間力=勇気×自己観照」』

6. 『人を動かす力は、「モチベーション喚起力(自由)×規律徹底力(規律)×仕組み構築力」』

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2020年04月06日

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ネタバレ

いまいち「使う力」というのがすっーって入ってこなかったけど、何となく思うところをつらつら。
一番しっくりくるのは、知識商人ではなく知的商人たれっていう言葉。経営知識とかを覚えるだけとか、覚えた知識を横流しするだけっていうのはだめ。覚えたことを咀嚼して、理解したことケースバイケースで応用していくこと。
これが使う力じゃないかって思う。

ここからは自分へのメモ。
インプットもアウトプットも大事。インプットは楽しくやれば継続できるよね!インプットのおすすめは測れる対象に落とし込むこと。What gets measured,what gets done!だよ。あと、言葉の結晶化も大切。これは普段からのトレーニング。あとあとビジネスリーダになりたいなら「企画」「会議」は重要な練習の場だよ。「課題設定、情報収集、分析、創造、統合」力を身につけて立派になってな。

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2013年03月10日

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★そろそろアウトプットへ★コンサルタントが書いたノウハウ本だが、思ったほど枠組みが明確ではなかった。この柔軟さが逆に強みなのか。
 インプットだけでなくアウトプットを発揮するための「使う力」を重視し、それをいくつかの側面から定義する。スキルとして挙げるのは3要素。「構造化」「創造力」「他者の視点」。それぞれ、高根正昭「創造の方法学」講談社学術文庫・「知の技法―基礎演習テキスト」、「頭の体操」、東山紘久「プロカウンセラーの聞く技術」などが参考になる。
 ほかに「意見の結晶化」(エレベータートーク)や、課題を設定する際の土俵の作り方、そこから2つ上から俯瞰する考え方、も参考になった。

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2011年11月06日

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ドラッカーのプロフェッショナルの条件を読んだ後だったので、少し物足りなく感じた。意見の結晶化の考え方は納得。私はどうもダラダラ話す癖があるので、なにを言いたいのかもっと明確に言えるように心掛けます。

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2011年01月30日

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知識をどう使かうかという点について書かれた本です。雑誌の連載をまとめたということで、少し話が読みにくくまとまりがない感じがしました。

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2010年12月16日

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経営について勉強したりMBAとったりする人多いけど、ビジネス勉強オタクになるんじゃなくて、それを実務に活用するのが目的である。

で、どう実務に生かすかが書いてあるのだと思う。

そのスタンスには同意しつつも、内容は一般的というか主張がよくわからなかったので最初だけ読んで読むの止めた。

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2010年05月12日

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ビジネススキルは知識があるだけではダメで、使う力がなければならないということ。学者ではないのだから、いかに現場のビジネスに役立てられるかが重要である。何をどう勉強し、使う力をつけるのか、わかりやすく解説してくれている。

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2010年03月26日

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□漠然と分かっていることがクリアに整理されている。身につける際、構造を意識する。

○使う力の3つの定義。

○入口としての「使う力」
・「頭の使い方」系のスキル
ベーシックスキル:ロジカルシンキング、図解技術、モデル構築
応用スキル:定量化、グラフ発想、クリエイティブシンキング

・「心の使い方」系のスキル
ベーシックスキル:プレゼンテーション、ファシリテーション、ネゴシエーション
応用スキル:アクティブリスニング、コーチング

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2009年12月27日

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20/11/4 60
仮説思考>課題と答えは同時にできあがってくるのだ

一味違う企画をだすには「二つ上」の発想を

そもそもの目的設定に立ち戻ることが、優先順位づけの鍵

世の中に無い数字をつくる

ブレット・ポイントをつくる>A4用紙に要点を箇条書き

自分の意見を論理的に説得しようなどという、無意味なことはしない。

ファシリテーター>幽体離脱

お客さん扱いの上手な人>目線の使い方が巧

自由と規律はシーソーではなく「下駄」

「測られたものは成し遂げられる」「測定できるものは達成できる」

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2011年07月01日

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◆知識や技術は持っているだけでは宝の持ち腐れで、きちんと使って初めて意味のあるもの。特にビジネスリーダーに求められる力としては、「人間力」「経営知識」「業界・社内常識」そして「使う力」の四つ。その「使う力」を企画力と人間力に分けて解説している。

◇勉強する前に、考えておくべきことは、何をどこまで学ぶか、その範囲を定めること。目標とそこにいたる道筋をはっきりさせること

◇ビジネス関連の書籍を読むだけでなく、哲学、倫理学、数学といった諸分野を学ぶこと

◇すぐれた組織とそうでない組織の差を分ける大きな要素のひとつは、ファシリテーション・スキルを持った人が存在するか否か

◇人というものは、自分自身で答えを出したときほど、その答えに従って行動するもの。自分自身での気づきを手助けするために、適切な質問をしながら、徹底的に相手の中にある「もやもやしたもの」を引き出し、形を与えていく

◇「使う力」を伸ばすには、どうしても経験の蓄積が必要なのだが、きちんと意識して経験をつむ人と、何も考えずに仕事に追われていく人では、経験の質が大きく違ってくる

◇まず「これを課題とする」という設定ができて初めて、様々な打ち手なり解決策を考えることができるようになる

◇定石・定跡は発想のヒントにはなるが、自分で仮説を立て、頭の中でシャドーボクシングのように、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返すことではじめて、質の高い課題設定が可能となり、「使う力」がついてくる

◇ある課題を設定し、その範囲内でより良くなるためにはどうすればいいかを考えるのが企画であって、考えた結果、今のところ一番いのはこれでした、というのが企画の解だ。つまり問題解決のための唯一解ではなく、優位解を求めるのが企画なのである

◇人が人に何かを伝える上で効果を高めようと思ったら、あれもこれも、という発想を捨て、絞り込むことが大事なのだ

◇議論というのはそのままにしていると、どこかに偏るか、拡散して収拾がつかなくなりがちなので、それを見越してフレームワークで考え、足りない部分を指摘したり、流れを変えたりする発言を心がければいいのである

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2009年10月04日

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・I have a dream.
・ブレット・ポイント
・幽体離脱

・『頭の体操』(光文社)

2008/08/12

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2009年10月04日

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ビジネスリーダーの基本要件である4つの要素
?人間力
?業界・社内知識
?経営知識
?使う力

「使う力」を定義するの為の3つの必要要件
?ビジネスリーダーが果たすべき役割に即している
→到達目標としての使う力
?スキルとして、習得方法が明らかにされていること
→入り口としての使う力
?普段の仕事の中で身につけるという意識を持てば、力を伸ばしていけるということ
→日常の仕事の中での使う力

到達目標としての使う力
?情報を加工・統合し、意思決定する力
→企画力=課題設定力×情報収集力×分析力×創造力×統合力

?人を動かし、結果を出す力


入り口としての使う力
?頭の使い方系のスキル
→「ベーシックスキル」(ロジカルシンキング・図解技術・モデル構築)
?心の使い方系スキル
→「応用スキル」(定量化・グラフ発想・クリエイティブシンキング)

味出すには「2つ上の発想を」
→普通の社員でも目の聞く人は、自分はこう思うが、上司がどう思うかまでを考えられる

そもそもの目的設定に立ち戻ることが優先順位づけのカギ
→企画をまとめるときだけでなく、基本的なシンキングパターンのひとつとして企画の各段階で何が分かれば決められるのかを意識する

効果的なコミュニケーションの本質
→意見の結晶化
自分の伝えたいことを出来るだけ、シンプルにまとめる

結晶化を鍛えるブレッドポイント
言いたいことを5つ〜7つくらいに絞ってシンプルな箇条書きにする

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ビジネス知識は学ぶだけじゃだめで、実践しよう。どうやって実践していくか。ビジネスに役立つ面白いことがいろいろと書いてあります。

気になった言葉(引用””内)=>感想
”「何やっているとき一番幸せなの」
この質問は、ビジネスパーソンがキャリアを積んでいく上で、何度も何度も自分自身に問わなければならないことだと思う。”
=>わーかーらーなーい

”せっかくビジネスの場に入ったのなら、前向きに楽しみながら「使う力」を高めて、人生自体を楽しく、明るく生きていきませんか。..中省略...「自由」「楽しみ」が効く分野で、日本の競争力も上がるし、...略...日本に「楽しく、努力する」という文化が少しずつ根づいていくような気もする。
=>前向きでいいね。第5章が「楽しむ」ビジネスライフのすすめ、なのだが、ここが一番この本で共感できてためになった。やっぱり楽しまなきゃ。

ボストン・コンサルティング・グループ日本代表著

RT

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2009年10月04日

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開始:20071120、完了:20071120

コンサルタントの考え方をブレイクダウンし、使う力を頭の
使い方と心の使い方に分けて説明した本。ビジネスパーソンの
考え方のベースとなる部分で、御立尚資氏が独自に定義した
考え方の紹介といえる。
特にキーとなるのが、「構造化」「想像力」「他者の視点」
である。
そして、全ての仕事は企画であると定義している。
企画力とは、課題設定力、情報収集力、分析力、創造力
、統合力の5つの要素からなる。


しかし、一言で「意思決定に必要な精度で数値化するスキル」
などといってもそうそうできるものではない。要はこれを使って
いくうちに"できた"というところまで読者をもっていくのは
難しいように感じる。
また、事例が少ないため、概念としてはわかったつもりには慣れる
が御立氏がいうように使いながら伸ばす、というふうに肌感覚で
わかるようになるための道筋が示されていない。
参考文書が多く乗っている点はよいと思う。

以下メモ。
「ブルーオーシャン戦略とバーニーのリソースベースト戦略の共通項
は何ですか」などという質問。ビジネス勉強オタクのような人。
リーダーとして結果を出すためには知識をどう「使う」かが重要。
本当に大事なのは、「知識」x「使う力」
ビジネスリーダーに必要な4つの要素。?人間力、?経営知識、?
「使う力」、?業界・社内知識。
強い「思い」
自分の会社が競合他社と比べて何が優れていて何が劣っているのかを
意識していくこと。「建設的なケンカ」
経営知識は学んだだけでは意味がない。学んだら実践でその知識を
使うことにシフトする。まったく同じ話が語り手によって変わる。
使う力に相当する。人事型スキル、「聞く力」「コーチング」「
ロジカル・シンキング」「プレゼン・スキル」。「使う力」を定義
するための3つの必要条件、?果たすべき役割に即している、?
習得方法が明らかにされている、?普段の仕事の中で身につける
という意識を持てば力を伸ばしていけること。
身につけやすい形で理解する。
さまざまな情報を加工・統合して、正しい意思決定をすること、
人と組織を動かし結果を出すこと。情報を加工統合し、
意思決定する力=企画力+人間力。企画力=課題設定力
x情報収集力x分析力x創造力x統合力
「経営知識」と「使う力」の掛け算でアウトプットの質の高さが決まる。
最後には人間力が意思決定の決め手。
人と組織を動かし、結果を出す力=モチベーション喚起力x規律徹底力x
仕組み構築力。
頭の使い方、心の使い方。
バーバラ・ミントの考える技術核書く技術、理科系の作文技術。
頭の使い方の応用スキル、定量化、グラフ発想、クリエイティブシンキング。
意思決定に必要な精度で数値化するスキル
KJ法。「頭の体操」「想像力」
心の使い方のベーシックスキル、プレゼンテーション、ファシリテーション、
ネゴシエーション。
仕事はすべて企画。到達すべき目的地の設定と目的地に至る道筋となすべきことの
明確化。
「中期計画に書いてあるから」といった紙に頼った判断ではなく、自分と自分の
チームに求められているものについてそのニュアンスまで含めてきちんと判断
する。「二つ上」の発想。世の中にない数字を作る。右脳x左脳がクリエイティブ
ジャンプを生む。とにかく経験量を増やすことが使う力をもたらすコツ。
マーチンルーサーキング牧師。エレベータートーク。
ブレッドポイント。優秀なコンサルタントは「正しい」意見ではなく、他人の
意見をどう引き出すかとうところに時間を使う。自分の意見をとにかく論理的
に説得しようなどということはしない。行動=論理x感情。ミクロとマクロの
2つのCPU。幽体離脱。コミュニケーションの達人。日本航空の経験。
楽しむことが成果につながる。
楽しむxサボる:楽しくさぼる
楽しむx努力する:楽しんで努力する
苦しむxサボる:サボって苦しむ
苦しむx努力する:苦しんで度量する
完璧を求めようとすると失敗する。
気付き→知識→経験
達成感こそ継続のかぎ。
ポジションがあがると知識よりも教養が大切になる。20〜30歳代
は楽しみながら将来に向けた学びを続けていれば人間力が鍛えられる。

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2009年10月09日

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知識のみで「使う力」を養わないと意味がないという切口、論点は良いと思われますが、やはり「使う力」を実践するための具体的な内容や手法が論じられていなかった点が残念に思います。

しかしながら、現代の日本は表面上の知識を追い、応用力のない知識ばかりを詰め込んでいる事に対するアンチテーゼは自分自身も考えさせられ、一読の価値があると思いました。取り込んだ知識をどの様にしたら「使う力」として吐き出せるのかを常に意識することが大切なのだと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ビジネスリーダーの基本要件は、人間力、経営知識、使う力、業界・社内常識の4つ。「使う力」は軽視されがちと指摘、具体的な思考プロセスを指南。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

新規性:古★★★★☆新
難易度:易★☆☆☆☆難
実践性:理論★★★★☆実践
推奨読者:研修中の新入社員、研修担当者、就活生、ビジネススクール学生
 本書は一見すると、多く出版されている“○○力”などと同類のように見え、「あぁ、またか」といった印象を受ける。しかし、そのタイトルとは裏腹に、個々の“力”をいかに統合していくか、仕事との関連性をどのように見出していくかについて触れている点で、他の書籍とは異なった視点で記されており独特である。 個々のビジネススキルについてある程度学んだ人が、学んだものをいかにアウトプットにつなげるか、アウトプットしていくためにどのようなことを意識すれば良いかを示す本であるといえる。

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2009年10月04日

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