感情タグBEST3
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トリイの大ファン。
何年かぶりにこの書籍を再度読みました。
やっぱり教育は難しいと思い知らされると同時に
教育ほど素晴らしいものはないと思いました。
私のお気に入りは「ビリー」。
障害をもつ子が変なしぐさをしても笑わないのは、その人のことを知っていて思ってあげているから。
でも笑ったのはその内容がおかしかったからで、それなら笑っていい。その人が障害があると忘れているから。
みたいな発言をしたビリーは暴れるしうるさいけど、素敵な考えをちょこちょこ言ってくれる。
『先生は僕たちが大好きです』とのコメントはあたたまる。そういう教師がふえてくれることを祈ります☆
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内容(「BOOK」データベースより)
心を閉ざした少女がただ一人頼りにしていたのは、知的障害をもつ姉だった。情緒障害児との心の交流を描き、世界中に感動を呼んだ著者が、福祉の連携の難しさ、教育の理念の実践の対立など、新たな問題に立ち向かう渾身のノンフィクション。
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心を閉ざした少女がただ一人頼りにしていたのは、
知的障害をもつ姉だった。
情緒障害児との心の交流を描き、
世界中に感動を呼んだ著者が、
福祉の連携の難しさ、教育の理念の実践の対立など、
新たな問題に立ち向かう渾身のノンフィクション。
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トリイは本当にすごい人だと思う。本当にこれが実話?という思いで、どんどん読んでしまう。いろんな問題を含んでいるのに、読みやすいのはやはり書く才能に恵まれているからなのか、伝えたい気持ちが強いからなのか、両方なのかな。
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全くの無反応な子ヴィーナスがトリイの教室にやってくる。果たしてトリイはヴィーナスの心を開くことができるのか。さらに助手のジュリーとの、教育のやり方の違いで生まれる葛藤、福祉との連携の難しさ・・・学年の終わりはいつも感動します。
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今回も読みごたえのある内容でした。トリイ作品は毎回考えさせられるし、凄い人だなあと尊敬するし、色々な刺激を貰える。私もヴィーナスに共感できるところがあり、切なくなりながらも彼女たちの幸せを願わずにいられませんでした。
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問題を抱えた子達を、大きく成長させてくれる著者は本当にすごいと思うし、精神学、心理学、カウンセリング、教育、福祉は奥が深いのだと思う。
どんなに難しくても人が人を救える可能性は信じるもの…なのかも。
あとジェリーの考え方も正しいと思う、正しさは色々あって合わないこともあるんだな、と。
ワンダとの再開で涙が止まらなくなった。
彼女のヴィーナスを呼ぶ『ビューティフル・チャイルド』がとても美しくも切ないものに私は感じる。
彼女が犯された実母だとしたら更に切ないが、姉だとしても深い無償の愛と求めあう心が確かにあるのに。
再び一緒に暮らせることなく亡くなったの事実が悲しい。
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ビューティフル・チャイルド。
そう呼ばれる通り、少女の名前は「ヴィーナス」だった。
今の時代、痛名と呼ばれる名前を付けられた子供たちは、大人になって、自分の子に名前を付けるとき、どんな名前を付けるのだろうか。
かつては、成長の段階で変わるものであったり、個体識別のためであったりしたものが、過剰なまでの希望を望む名前になっている。
望まれた側が実際にどう思っているかは私は知らない。
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トリイの作品では、選択的無言症という、話す能力は持っているのに何らかの理由で話さない少年や少女が出てきます。この作品に出て来るヴィーナスという少女は、その中でもいちばん手こずった相手といえるほど全くといって反応を引き出せない子でした。まるで人形のように 反応なし…ヴィーナスをこう為らしめた家庭環境の酷さは私の居るところからは想像できないくらいひどいというか…あり得ないものでした。
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心を閉ざした少女がただ一人頼りにしていたのは、知的障害をもつ姉だった。情緒障害児との心の交流を描き、世界中に感動を呼んだ著者が、福祉の連携の難しさ、教育の理念の実践の対立など、新たな問題に立ち向かう渾身のノンフィクション。
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トリィ作品は本当に久しぶりです。だから読み始めるまでトリィの世界に入り込めるのか少し心配でした。流石というか彼女と彼女を取り巻く個性豊かな子供たち すっかりその世界の一員になる事が出来ました。いつも思うのですが アメリカ社会が抱える問題。日本で起こる虐待とはまた一味違う悲惨さ。虐待により障害にならなくてよい子までこんなに苦しまなければならない現実。胸を切り裂かれるような真実がそこにありました。しかし どんなに厳しい現実で 社会に疎まれようとも 子供たちは すばらしい生命力で成長し続けていきます。エピローグにはそんな子供たちが社会にでた様子が知ることも出来ます。トリィの本でここが一番の楽しみです。