感情タグBEST3
こういう子いたー!
ブランコのシーンがすごく「いたいた!こういう事する子いた!!」ってなりました
遊具、みんな並んでるのに割込み、みんなで怒ってるのに自分がやりたいだけやってからじゃないと退かない
退いた後もみんなで怒ってるのに知らん顔でどこかに行ってしまう
先生がやってきて怒られても「だって乗りたいんだもん!」しか言わない
最後は「はい…」って言うけど、顔は全く納得してなくて「はい」と言わなきゃ終わらないならそう言ってる感じだった
子供心に「並べばみんな嫌な思いしないのに、何で嫌な思いしてまで割り込みたいんだろう」って不思議だった
割り込まれたことよりも、並んでてその子が来ると「うわ〜、またみんな怒り出すな…嫌だなぁ〜」って思ってた
Posted by ブクログ
知る事は大事だ。沖田さんがもし自分の子供時代に身近にいる子だったら、何も分からず毛嫌いして終わっていただろう。そして大人になって、死ぬほど後悔した事だろう。今ようやく、少しは知る事が出来ているのは、沖田さんが漫画を描いているからだ。
人見知りなのに「初めての人と話すのが死ぬほど苦手だ」と言う事を母親が全く解ってくれず、長女だと言うだけで何々して来なさい、と突き放されるもんだから、人見知りに拍車がかかって、暗黒の高校時代だったよ。小~中学校までは楽しかったけどなぁ。人見知りじゃない子がカバーしてくれてたから。そう言う事を思い出して、今更だけど気付いた。
作中で紹介されている「人間は ある行動を選択するとき 無意識に その人にとって最善の選択をするようにできていて 自分が思いつきでとった行動のようにみえても 自分が後悔しないように 必要で最善の結果につながるように選択をするように コントロールしているのだそうです」が深い…
Posted by ブクログ
アスペルガー障害の作者さんの自伝的なお話です。
いくつかシリーズになっているようなんですが、まずはその第一冊目。
作者さんの保育所時代のお話です。
個人的に、仕事でこういう障害のある人と関わることも多くて。
なおかつ、自分もそっちよりの人間だと思っているので、だいぶわかっていることも多いような気もするのですが。
それでもこの本を読んで、勉強になることはとても多かったです。
まず、音の聞こえ方。
普段、人間は無意識に聞かなきゃならない音とそうじゃない音を選別しているけれど、アスペルガーの人はそれが苦手で、ついつい他のことに気を取られてしまったりする。
そうすると「聞いてるの?」って怒られたりする訳だ。
でもそれってすごく理不尽ですよね。
彼らにとってみれば、聞こえ過ぎて他のことに気を取られてしまうわけなのだから。
そういうことって、文字の説明では何と無く理解しているような気はしていたけれど、こうやって自分の経験としてわかりやすく書かれると、まだまだ私はわかってなかったんだな、と反省することしきりでした。
でも、アスペルガーってものすごく範囲の広い障害なので、なかなか一口では語れないと思うので、これがすべて、という訳ではないと思うんですが。
アスペルガーの人って基本的に自分のことを話すのがうまくないイメージがあるので、そういう意味ではとても貴重だと思うので、ぜひぜひ、興味のある人には読んでもらいたい本です。