【感想・ネタバレ】クリーピー スクリーチのレビュー

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ネタバレ

この方の作品を続けて4作読みました。
テンポの良さと予想外の展開に惹きつけられます。中でも、この作品が一番私好みです。前作クリーピーの続編ですが、前作の中心となった教授はあまり登場しません。その教授が勤めている大学で起こる連続殺人事件をそこの事務職員の目線で進めていく作品です。最後の最後まで展開が読めませんでした。なので、後半は一気読みしてしまい、次に読む作品を決めてないので今、困っているくらいです。

また、少し間をおいて、この方の作品を読んでみようと思っています。

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2024年03月07日

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あいかわらず5人も6人も殺されててまだ犯人も捕まっていないのに普通に大学の授業はやってるのかとか、そんな状況なのに何故事務員や教員でいつまでも火の用心的な巡回を呑気にやってるのかとか、ツッコミどころの多い作者だったけどフィクションとしてはそれなりに楽しく読むことが出来た。
唯はかなりわがままで扱いづらい女だとは思うけど流石にそれだけの理由で殺されちゃうのは可愛そうだった。そんなのよくある女の特長なのにって思った。
続編だけどほとんど前作とは関係のない話なので前作を忘れててもそれなりに楽しめました。

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2020年08月09日

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クリーピーシリーズの第二弾
前回の主人公が今回は脇
今回の主人公は大学の事務職員
女子大生の連続惨殺事件が起こる
事務職員の語りでストーリーはすすむ
終盤で脇だった前回の主人公が!
語りの主人公が連続殺人犯ではないとは思っていたけど
まさかの・・・
第一弾に続いて楽しめました

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2020年05月09日

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前作を知らなくても問題なし。
最初普通のミステリーかと思ったら、途中から思ってもない方向に進み始め、そっちがむしろ本筋に。
どうなることかとドキドキしたが、終わり方は割とあっさり。
ミステリー部分が物足りない&消化不良なのはちょっと残念。

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2016年10月20日

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当然、続編をすぐに読むわけで。
前作の高倉は大学を辞め、別の大学に移っている設定。
今回は大学の女子トイレで行
われた殺人事件に巻き込まれる。その時聞こえた金切声が…。
高倉は今回は脇役。
ほぼ活躍なし。
前回よりはさらさら読めるが、ホラー感はかなり少な目。

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2021年10月23日

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ネタバレ

前回のミステリーテイストの作品の方が好きだった。今回のは罪と罰に寄せてる気がして、しかも結末がイマイチ納得できないというか、腑に落ちないというか。何が書きたかったのだろう?

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2021年09月18日

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続編的だけど、
視点が少し違っていて新鮮。
2作目ってだいたい外れる。
こんなに先の読めるミステリーは
深入りし辛いので苦手。

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2020年02月20日

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続編なのに、前作に比べて同じ人が書いてるんだろうか?ってくらい話の進み方、雰囲気が違って感じた。読みやすくて面白かった。

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2019年11月29日

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日野市郊外 容姿端麗 慶應大学の出身 思わぬ僥倖ぎょうこう アカデミック・ハラスメント 金切り声 尾関の世間知のなさにも呆れてた 煌々と灯った明かり 胸骨近辺を疼痛が走った 犯罪心理学 机上の空論 山狩りで射殺された猿 和歌山県の新宮しんぐう バランタインのウイスキー 幾分饒舌になって 赤い醜塊しゅうかい 濃い闇が浸潤し 六本木 アマンド 阿佐ケ谷駅 自宅が荻窪 死のダンス 北口のサンモール商店街 言質げんち さいえん才媛 生理的嫌悪感が露骨に見えていた のらりくらりと躱すロープ・ア・ドープ 我儘で喜怒哀楽が激しい 任意の事情聴取など 母親と愛人の邪淫に対する憎しみであったかもしれない 彼は母親の淫蕩の血を憎んでいた 島本の改悛の情を信じていた 西島秀俊 竹内結子 香川照之 藤野涼子 笹野高史 川口春奈 東出昌大 実は薄氷の上にあるのだという底無しに恐ろしい感覚に

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2019年05月07日

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「クリーピー スクリーチ」
クリーピーの続編。


前作では、主人公の高倉の隣人が得体の知れない闇を孕んでいる誰の身にも降りかかってくる可能性がある恐怖をテーマにしていました。


その続編に当たる本書は、ある大学で起きる連続殺人事件、それも犯人が獣のような金切りを現場に残すという猟奇的さを含んだものに高倉が巻き込まれていく・・・と言ったものではありません!厳密に言えば、実際には巻き込まれてはいるものの、前作のようにすぐ側に狂気や殺意が潜んでいて、それに高倉が苦しめられるCREEPYではないのです。


今回の事件では高倉は冒頭からこれ見よがしな主人公感で登場するものの、脇役。前作からまさかのジョブチェンジ。続編扱いでこの変化球は、予想してなかったですね。続編だから主人公は同じというバイアスはいけないなと痛感。


因みに、高倉は前作では東洛大学教授職を辞し、福岡の大学特任教授に再就職しましたが、今回では再び東京に戻ってきており、琉北大学教授となっていて、時系列的には前作事件から10年以上は経っている模様。そして前作では明かされなかった高倉のフルネームが、今回孝一と明かされる小さなサプライズ付。


高倉の代わりに主人公となるのが島本龍也。琉北大学の職員です。ある日学生部職員の柳瀬から相談を受けたことから、猟奇的連続殺人事件が発生し、島本も巻き込まれるのですが、その話が本筋になる訳ではなく、島本オリジナルストーリーに派生していく。あれ?て意表をつく変化球。獣のような金切り声を発するような犯人が大学内をうろついているかもしれないのに、本筋が結構放ったらかしになります。あ、新しい(*´◒`*)。


本筋も予想外の着地点。犯人の動機や事件の背景の叩き込みたるや否や。びっくりだ。そもそも島本に近づいたあの人の動機もさっぱり分からない。普通にリスク高いし、ただ嫌な奴なんですけど、この理解で良いんだろうか。謎だ。。。


そして、高倉と奥さんとある人物の三者会議も変化球な落とし所です。高倉はまだしも奥さん、なんでそんな落ち着けるんだと。ケーキの件は回収されていい感じなんですがw


ストーリーも高倉の扱いも変化球揃い。スクリーチの意味はどこまであったのだろうか。つまらなくはないですが、良くも悪くも前作とは別物です。

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2018年08月28日

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「クリーピー」の映画化を機会に続編が書かれたとのことであるが、出来の悪かった映画の終わり方では続編は無理だったであろう。続編といっても、前作の高倉教授は脇役になってしまっており大学の事務職員島本の物語になっているが、肝心の大学での美人女子大生殺人事件の謎解きは放ったらかしにされてしまい島本がいかにして殺人を犯すことになるかの物語になっている。島本あこがれの唯は金に汚い女に描かれているが、悪質な奨学金という学生ローンの返済にあくせくすれば多少人間も悪くなりそうで唯が哀れであった。

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2018年07月11日

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 琉北大学文学部事務課主任の島本龍也は学生部の職員・柳瀬唯から、女子生徒と教授の間でハラスメントの相談がきていることを聞かされる。しかし解決のため、当該生徒を高倉孝一のゼミに移動させられないかと水面下で動いていたところ、その生徒が女子トイレで何者かに刺殺されているのが発見される。

 なんというか…違う意味で斬新な展開で、先が気になって仕方がなかった(苦笑)。何をもって突然ここまで変容したのかわからないある人物。しかしここまで連続殺人が起きているのに、いつまで学校内の有志で見回りを続けているのか。「クリーピー」(映画版?)の続編という話だったけど、高倉先生ともう一人刑事さんが共通していただけだったような…?

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2017年10月22日

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前作が面白かったので読みました。
主人公が2人いるみたいな設定が残念だったのと、クリーピースクリーチにもっと意味を持たせてもらいたかったです。
でも、読みやすいミステリーでした。

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2017年03月31日

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ネタバレ

前作クリーピーで隣人の犯罪に巻き込まれてから10年ほどたち、今は東京郊外の大学で教鞭をとる犯罪心理学者の高倉教授が、またクリーピーな犯罪に巻き込まれる。
「身の毛もよだつ」という意味では前作の衝撃には及ばないし、殺人現場で聞こえたというスクリーチ(金切り声)に「なんだろう?」と、ちょっとポーの「モルグ街の殺人」やらを思い出したりしてワクワクしたけど、正体を知ると何ということもなく…
主人公が性格的にもいけてなくて残念。
高倉教授だけが、脳内で西島秀俊に変換されていたのが救いだった。

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2017年01月30日

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前作を読んでいないのでこのシリーズはこの本が初。島本の犯行に至るまでの経緯、背景は詳しく書かれていて読み込めたけど、真犯人の動機とかが曖昧に終わってしまって少し尻つぼみ感が。そして途中で犯人がわかってしまった...

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2016年12月25日

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クリーピー映画化によって書き下ろされた続編。

今回は、前作の主人公だった高倉はサブキャラ。
しかし、映画化が決まってからの作品とあって、高倉や康子のビジュアルイメージが西島・竹内に寄せていて面白い。
(西島さんは50代じゃないけど!!!)

この人の作品の好きなところは、登場人物の猟奇性・異常性といったサイコパス感の描写がとても上手いところ。
上手いというか、本当に気味悪い!!
この独特の世界観が前作に引き続き、今作でも炸裂していて、ぞくぞくしながらページを捲りました。

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2016年12月19日

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ネタバレ

前作「クリーピー」より読みやすかったという印象。特に続編という感じもなく、別作品として読んでた。
ただ、主人公の島本に共感できず、どうもイライラしながら読んでた模様。もうちょっと魅力的な登場人物がいても良かったかなと。

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2016年09月15日

Posted by ブクログ

前作を読んだのが、かなり前なのでちょっと想像していたのと違う感じがした。
思ったより、おとなしく読める話だった。

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2016年05月19日

購入済み

うーん。。。

別に続きものっぽくする必要はなかったんじゃ……?
今作も前作の高倉が引き続きメインで動くと思って楽しみにしてたのに、かなりガッカリしました。
そして何事も説明が長くて読むのが苦痛に感じる部分が多かった……
前作みたいな衝撃は特になく、犯人は読めば普通に想像出来るし、犯人が警察に追い詰められる切迫した空気も感じることもなく……
全体的にダラけた感じで面白味がなかったです。
そしてこういう男性目線で描かれる女性の話し方、
『~なのかしら』『そうなのよ』『~だわ』
⬆こんな話し言葉を使う若い女性、現代にはおりません。
現代ものを書くなら、せめて話し言葉も研究してくれ、と思います。どうにも感情移入出来ません。

そしてこの作者、前作も含めて作中に何度も『すいません』と書いてますけど、正しくは『すみません』ですよね?

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2017年09月05日

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