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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1作目でこの独特なリズムというか感じをつかめたので、前より身を入れて読めた。
それでも分かりにくい言い回しは健在。思うに、分かってもらうことを前提とはしていないんじゃないか。なんというか・・・極端な言い方だけど、文章の「雰囲気」でも読める気がしてきた。
主人公の少女セプテンバーは前作から1年経ったということで、ふたたびの妖精国に対してもちゃんと経験を生かして冒険を始めているところが好印象。
でもやっぱりセプテンバー!だいじなところで勢いにまかせてバーンといってしまう、そんなところも愛すべき女の子。
また、その性格を前面に出すことで、さとりきったふうの大人がいかに自分の望みや欲や意思を押し殺して、きゅうくつに生きているか・・・を突きつけられた気がした。