【感想・ネタバレ】誰も語らなかった知って感じるフィギュアスケート観戦術のレビュー

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Posted by ブクログ

ソチの女子SP前に読みました。
キムヨナ側の疑惑判定だとか、荒川さんはキムヨナ擁護だとか、ネットで度々見ていたので、どういう基準で見ると妥当な点になるのか?と思って読んでみました。
結果、これなら納得!とまではいかなかったけれど、なるほどと思えるところは沢山あって、ソチの滑りは素直に観れたかなーと思います。

今まで、解説サイトを見てもイマイチ分からなかったフィギュアの判定が、とても分かりやすく解説されてるので、にわかファンとしては勉強になりました。「靴が合わない」に関しては、私も「お金が掛かるからスペアが無いのかな?」と思っていたんですが、そう簡単な話じゃなかった。ソチのフィギュアは終わりましたが、読み物としても、荒川さんのトリノ体験だとか、十分に面白いと思います。

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2014年02月22日

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フィギュアスケートは好きなのでジャンプの区別もできるようになり、わりと知ってることは多いと思っていたけれど、まだまだ!知らないこともたくさんあり、読んで新しい発見がありました。
ソチオリンピックが楽しみになります〜!

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2014年01月27日

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今この時点で改めて読んでみる。ジャンプの解説がわかりやすい。そして、荒川さんが町田樹さんのスケートをを高く評価しているのがわかる。

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2015年01月04日

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荒川静香5冊目の本
選手のことを書いてあるので内容が古くなっていくのが勿体無い。次のオリンピックの前にはまたこのような選手に焦点を当てた本を出して欲しい。

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2014年11月13日

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 ソチ五輪前の2013年年末に出た本。
村主章枝の名前がまったく出ないのは何故か思わず邪推してしまった(笑)。
少し前に買った天野真の本より数倍楽しめた。
初心者に分かりやすい採点法、ジャンプ等の解説もナイス。

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2014年07月15日

Posted by ブクログ

2013年12月に出た本。
基本的な説明がわかりやすく、冷静な荒川さんらしい書きっぷり。
ソチ・オリンピックを前に読むのが最適だったでしょう。

オリンピック経験者、金メダリスト、プロスケーター、テレビ解説者という荒川さんの経験が生きている本です。
今現役の選手の多くと共に試合に出て、ルールの変更にも対応してきたから、実感を持って説明できている内容。

第1章 ルールと採点基準
第2章 ワンランク上のシングル競技観戦
第3章 選手たちの舞台裏
第4章 振付師とコーチたちの役割
第5章 私のオリンピック体験
第6章 ソチオリンピックでの戦いはここに注目
第7章 メダル候補たちのここに注目

ルールは毎年、変更されているんですね!
より公平になるよう偏りすぎないように改変が加えられているのだが、選手はかなり振り回されてもいる。
どういう技術が優れているのか、という素人目にはわかりにくい審査員の観点を解説してあります。
しかし結局、演技力、芸術性については~~審査員個人の感覚というか好みになってしまうという‥
時には、一般の観客に妙な感じを与えるのもいたしかたないところ?

スケート靴が合わないという謎の現象も、説明してあります。
革で出来ているので伸びやすく、手縫いなので一足ごとに違い、履いているうちにどこがどう伸びるかわからないんだそうです。
何足も作って慣らしていっても、いざとなると合わないということが起きてしまうんですね。

自らのオリンピック体験については、本音が漏れている感じ。
今となっては確かに‥時代が違うかも。
ちょっと前の迷走ぶりに比べて、トリノへの集中力は凄かったですよ。
それほど注目されていなかったのがかえって、良かった?

主要選手のいいところ、気になるところもまとめてあります。
まだソチオリンピック出場選手が決定する前に書かれているので、ここ数年の活躍ぶりを振り返る感じですね。
コストナーの評価の高さなど、確かにね‥
そうそう、シーズンはじめはロシアのソトニコワも苦労している印象が強かったし、リプニツカヤなどはまだ活躍する前の時点だったんだ‥
今後どの選手が引退するのか、まだはっきりしていないこともあり、これからの試合ではどうなるのか‥

真央ちゃんについて、ジャンプが注目されがちだが、芸術性も素晴らしいと。
スピンやステップもレベルが高く、かえって簡単にやっているように見えてしまうほど。何をしても姿勢が綺麗な、天性の美しさを持ったスケーターだというのが印象に残りました。

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2014年06月25日

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フィギュアスケートの採点方法の変遷や、どのようなジャンプが評価を受けるのかという採点法に関して(素人目からすれば)平易に説明されており、同競技を見る上で抑えておきたいポイントを掴むには打ってつけの本。また主要選手の強みについても、解説者ならではの視点から納得のいく説明をしているのでその点でも面白い。欲を言えば主要選手の紹介のところで最近の大会の成績の変遷などもあるとよかった。

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2014年02月20日

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解説でも、冷静でわかりやすい荒川さんの本なので、難しいフィギュアの審査方法について(すべて理解するには自分の力量的に至りませんが)なんとなく理解することはできます。
キムヨナと真央ちゃんの特質の違いなど、自分が感じていたものとは逆の点をついていてナルホドと思いました。
とりあえずソチ五輪でフィギュアが始まる前に読めてよかった!更に楽しくなりそうです。

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2014年02月12日

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採点基準や個別の演技(技)がとても分かりにくいフィギュアスケートについての解説本。
解説者としての客観的な説明・意見と、オリンピック金メダリストとしての経験的な話がバランスよく書かれているのでとても良い。
同じジャンプでも、アクセルとルッツとトゥループの違いなどが図解されているが、図を見てもいまいち分からないという(笑)

面白いと思ったのは、採点方式・基準が実は毎年のように変わっていて、選手はそれに合わせる必要があるということ。それまで不要だった技術が急に評価されたり、それまで練習して身につけたものが評価されなくなったりするらしい。

これは企業経営など社会でも似た面があり、ルールが変わると価値が変わる、あるいは行動自体がルールを作る。
そういう意味では、個人やコーチなどの能力に完全に依存したスポーツのように見えて、実は環境要因にとても左右される、不確実性の高い競技なのだということがよく分かった。

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2014年02月05日

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フィギュアスケートファンで世界の有名選手がわかる人にとっては非常に興味がある内容で楽しめると思う。フィギュアスケートはほとんどの人が経験したことのない世界なので解説してもらって初めてわかる世界だと改めて思った。

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2014年01月04日

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母が以前からフィギュアスケートの大ファンで、僕も浅田真央の活躍以後テレビで見る機会も増えたのですが、ジャンプの回転不足だとか、採点基準だとか、どうもテレビで見ていても素人にはよくわからないところが多いなという残念がありました。
で、この本を本屋でたまたま見かけ、もうすぐソチオリンピックだしということで、買って読んでみました。
フィギュアの金メダリストで、テレビ解説でもわかりやすい荒川静香の本だからと期待して読んだところ、ほぼ期待通りの知識が得られ、満足できました。
6種類のジャンプについては絵入りで説明があり、残念ながらそれを見てもやはりはっきりとはわからないのですが、どこに違いがあるのかはとりあえずわかりましたし、現在の採点基準や、ジャッジがどのような判断基準で判定をしているのか、それが本当に客観的・公平と言えるのかについて、かなり本音ベースで具体的に書いてくれており、こちらは納得がいきました。
日本人のシングル男女の上位選手はもちろん、キム・ヨナ、パトリック・チャンなどを中心とした世界トップ選手の特徴、なぜ彼らに高得点が出るのかという理由についても詳しく説明があり、これも大満足。
ソチの前に、この本を読むことができて、とても良かったと思います。

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2013年12月27日

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以前から、テレビでたまたまついてれば楽しんで見る、程度には好きだったフィギュアスケート(スポーツ全般に興味を持ったことがほぼ皆無なので、これでも好きな方)。それが今年(2013)の全日本は、諸々のきっかけのおかげで、放送前から楽しみに待ち、集中して「観戦」しました。色んなドラマがあって面白かった。にわかもにわかもいいところですが、フィギュアファンになりました。
ルッツとかアクセルとかって何?とググったり、選手の情報をwikipediaで見たりしているうちに、なんかそういう本出てるだろうと思って検索して見つけたのがこの荒川静香さんの新書と、中野ゆかりさんのインタビュー本(中野さんがインタビュアー)。たまたま寄った本屋に在庫があったので、こちらから。
とりあえず、フィギュアスケートという競技にはどんな技があり、選手はどういうトレーニングをして、コーチや振り付け師とはどんな仕事をして、どのように採点され、その採点方式もどういう風に変わってきたか。という基本的なことを知るにはじゅうぶんな本でした。荒川静香さんの経験談も興味深し。さくっと読めるし。

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2013年12月25日

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技術的なことまで書いてあって読みやすかった。でもジャンプは実際に見るとやっぱりアクセルとサルコウしか区別がつかないのだが。

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2013年12月15日

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トリノ五輪の女子フィギュア・スケートで金メダルを獲得した著者が、採点方法や試合に向けての選手たちの取り組みなどについて解説している本です。また、ソチ五輪に出場することになる選手たちの注目ポイントなどについても語られています。

著者と同じく選手として活躍した鈴木明子も、『プロのフィギュア観戦術』(PHP新書)という新書を刊行しています。個人的には、みずからの競技スタイルについて強いこだわりのあった鈴木の解説の方が密度が濃いように感じましたが、選手たちのメンタル面についての説明では、本書の方がより多くの説明がなされているように思います。おそらくどちらの著書もライターの手が入っているとは思うのですが、それぞれの著者の持ち味がよく出ているので、両方を読み比べてみるのもおもしろいのではないかと思います。

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2017年08月27日

Posted by ブクログ

良書。
さすが、荒川静香さん。
現在のフィギュアスケートの採点の実態が判った。解説者でも難しく、ましてや素人には難しいことも。
結局は、見て楽しむことが大事かな。

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2014年03月15日

Posted by ブクログ

バンクーバー五輪以降、本格的にフィギュアを観るようになったので、選手、解説者の視点で書かれた新採点法の初期の頃やルールの移り変わりは興味深かった。
注目選手の紹介、採点への過剰な批判に関しても記述があり、今読むのにぴったりなフィギュア本。
写真付きの本は高い!と思う人にもおすすめの手軽な1冊。

だ、気になる点が。

1.謝辞に田村明子さんがまとめてくれたという主旨の文面があったのだけど、執筆におけるかなりの作業をお手伝いしてもらったような印象を受けてしまう。(田村明子さんは好きなので彼女のアドバイスが入っているのは嬉しい限りなのですが)

2.(笑)の多用。

3.ソルトレークの代表を逃したことについて。モチベーションがなかったことを、「世界のメダルを争う日本人選手が身近にいなかったから、面白さがわからなかったのかも」→そういう選手がいたら頑張れたと読めてしまった。
空白期間の続いた男子シングルやペアでは同年代や若い世代がパイオニアとなるべく頑張っている経緯があるのでなんか残念。
正直といえばよいのかもだけど…

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2014年02月03日

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