感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読み進めるほどに、先がどうなるのかにワクワクすると言うより、よからぬ物が待ち受けているような漠然とした不安が募ってくるのに、読むのが止まらない。
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"記憶の果て"(上)(下) 浦賀和宏著 講談社文庫(2014/03発売)
(1998/02発売 講談社ノベルス、2001/08発売 講談社文庫)
・・・第5回メフィスト賞受賞作。自殺した父親の部屋のパソコンを立ち上げた高校生安藤直樹は、
そこに”裕子”と名乗る人工知能を発見する。
人間の物らしき記憶を持つ裕子を調査するうちに直樹は自分の過去とも直面する。
”裕子”の正体とは?
・・・”裕子”の正体はともかく、安藤直樹の過去については実際にありそうな話なんで痛々しい。
・・・あと、この作品には”キーボードのないライディーン”という珍妙な曲も登場します。
(実際に登場人物が演奏していた)
想像を絶するとはまさにこのことやねぇ・・・。