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Posted by ブクログ
ポジショニング戦略で有名な共著作者でアル・ライズではない方の著作。
時代や市場の流れの中でポジショニング戦略の再定義を求められたときにいかに対応すべきか。自社のブランドが消費者の認識とズレたとき、それをいかに修正するか、あるいはライバル会社のブランドの認識をいかにしてずらすかなどについて言及されている。
このジャック・トラウトやアル・ライズの本を読んだことのある人にとっては繰り返しになることも多いが、それでも妙に納得させられる部分が多々ある。
特に
「リ・ポジショニングの戦いは、突き詰めれば正しい言葉を選択できるかどうかだ。なぜなら、それは人々の認識をめぐる戦いであり、武器と言えば言葉しかないからだ」
とは名言かな。
Posted by ブクログ
新たに自社・自社品をポジショニングし直す必要生を説いた本。
本書では「消費者の心の中の認識を少しずつ調整していく」こととしている。
リ・ブランディングという言葉が有名ではあるが、
リ・ポジショニングの有用性・必要生、その手法がよく理解できる本。
能動的にポジショニングし直すという側面だけでなく、
競合のポジショニングを変え、
結果として受動的に自社をリ・ポジショニングし直すという考えは新しい。
本書でも、ブランドのライン拡張の危険性について言及されている。
消費者が受け取る情報量からの説明であったが、納得感も高い。
Posted by ブクログ
ポジショニングは重要な考え方だし納得できる内容も多いし付箋もけっこうつけたけど、なんだか散漫で教科書にはならないかなという印象。ポジショニングの概念に疎い場合には、読みやすいのでいいかもしれない。
Posted by ブクログ
ものの売れないこの時代に、自社の製品を顧客の意識に植え付けるにはどうしたらいいのか。新しいポジションを築くことに解はない。顧客の意識に合わせてポジションを変化させていくことが鍵なのだ。その際に何が必要か。製品を表現する簡潔な言葉である。
具体例がたくさんあってわかりやすい。
マーケターにとっては、必読の書と思われる。