【感想・ネタバレ】騙されない会計 会社の数字のウラを読む方法のレビュー

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Posted by ブクログ

会社の会計・経理を学問としてではなく、現実的な観点から解説している。経営者・投資家が気にする財務諸表が会社の実態を表さず、キャッシュフローに着目して解説。会計の入門書として、現実解を知ることができる良書。中途半端に曖昧な説明をしている部分がなくて、非常に分かりやすい。ビジネスパーソンとして、プロジェクトマネジメントをする上でも大切な儲けという視点は重要だと感じている。そういう意味でも、新入社員を始めとして、一度は知っておくべきことが端的に説明されているので、オススメ。

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2015年05月03日

Posted by ブクログ

うっかりすると経理(自分を含む)は間違いのない決算や美しい財務三表&税務申告書の作成が仕事の目的・目標になりがちですが「それじゃダメだ」ということを改めて肝に銘じました。
この一冊で「会計力」の”基礎の基礎”は蓄えられたと思います。
あとは実践で磨くのみ…かな。

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2013年10月22日

Posted by ブクログ

会計を身近で役立つ存在へ。
『利益は幻想』『会社は費用の塊』等の刺激的な表現を行いながら、企業の金の流れが分かりやすく説明されている。
間接部門の自分は生産性の意識がまだまだ低いと感じた。

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2013年08月26日

Posted by ブクログ

本書は、起業したい若い人や、サラリーマンなら会社の数字を通じて社内における自分の立ち位置を理解したい人にお勧めです。

普段、私が会計の本を読む時は、初心者投資家さんに「投資の勉強をするには、どのような本がお勧めですか?」と聞かれた時に「コレ」と言えるものはないだろうか、と探すことが目的の一つでもあります。

今回も、そのような視点で本書を手に取ったのですが、投資家の立場というよりは、会社の状態を数字に置き換えて見るために役に立つものだと感じました。

また、リーマン・ショック以後、投資家の間でも会社の評価基準が変わってきています。利益重視からキャッシュフロー重視へと。その理由も本書からつかめるのではないでしょうか。

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2012年03月16日

Posted by ブクログ

「儲け=(残った)キャッシュ」を前提とする会計の入門書。
著者の本には、ほとんど目を通しているが、一番コンパクトにまとまっている。
会計初学者は、簿記を勉強する前に、この本を読むべきかと。

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2011年11月20日

Posted by ブクログ

多くのベストセラー会計本を出している林總氏の新書を読んでみました。
本のタイトルの通り会計数字は虚像だから、信用してはいけないという観点から本当の会計力とは何かを問う本です。
すでに、既出の本で同じようなことは述べられていますが、今回は新書ということで入門的に、既出の本の引用などを含めながら紹介されています。
会計力の強化に必要な要素として、在庫・予算・利益・費用・キャッシュフローの5つの観点が登場します。
これらは、会計の経営に重要なものですが、会計上の数字のみで判断していいかというとそうではありません。
そんなことをわかりやすい事例や比喩などを使って説明されています。
著者の管理会計本のエッセンスなので、書店でよく目にするし気になるという方にはお勧めです。

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2011年11月19日

Posted by ブクログ

・在庫は諸悪、麻酔にかかった人と考えるべし。早く手術(現金化)すべし、そのままでは死ぬ。
・仕事がひまだとどうでもいいことを始める。(無駄なグラフ、、)⇒価値を生み出せるかどうかを考えろ。
・IFRSは将来のCASHFLOWを見据えた新しい会計基準。

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2011年07月18日

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