感情タグBEST3
今回も面白かったです^^
ただ、崎谷作品では毛色の違う一作です。
全体的にシリアスで暴力シーンや強姦シーンなどバイオレンスをまともに描いてます。
他の作家では珍しくもないですが、崎谷作品では唯一。
今までは過去話し/キャラ設定のみ/未遂のみでしたが、ガチで痛いシーンは初めて。
後書きで作者自身...続きを読むが仰っているくらいです。
作品としてはキャラもストーリーもシリアスでエンタメ度の高い
仕上がりで糖分控えめ。
ただし、番外編『ひとひらの祈り』で本編の糖分部分や後日談を番外短編4作でガッツリ補っています。
『銀色~』『ひとひら~』を一緒に読めば崎谷好きには大満足です。
本編では甘さ控えめですが、作者曰く著作カップルでは1,2を争う甘いカプだそうです。
Posted by ブクログ 2013年08月16日
私個人としては本当に面白いBL小説に出会えたなと大満足な1冊でした。ドラマティック、程よい重さ、テンポの良さ、キャラクターの描写、どれもバランスがとれていて「やっぱり崎谷先生って上手なんだなー」と思いました。(私自身崎谷先生の作品はあまり読んだことないのですが評判良いですよね^^) 他のBL作品より...続きを読む恋愛の描写が少なく感じましたが、そこが読みやすくして良い。主人公に感情移入できました。
Posted by ブクログ 2011年02月11日
主人公がこれ以上ないくらい酷い目にあってます
申し訳ないけど、こういうのすっごく好みのお話です
最初に5回くらい、繰り返し読んじゃいました
元々は同人誌でのお話とか
ルチルさん、ありがとう
幸せになってね
Posted by ブクログ 2010年05月31日
なんだか崎谷っぽくない発展!
でも崎谷っぽく萌えました。モッくんが・・・父親の◯虐待はちょっと・・
那智さんはすっごく優しいし、イイオトコだったし、きっとモッくんに幸せを・・・
どうかこの二人幸せにしてくださいますように
Posted by ブクログ 2010年04月21日
なんだろ、主人公が痛い目にあうのはだいすきなんだけれど。
那智さんがむっちゃくちゃすぎたからかなぁー
相変わらずおもしろいのは間違いないんだけど、他の崎谷作品に比べるとそれほどって感じだったなぁー
なんでだろう?
Posted by ブクログ 2012年02月05日
先に、この本の続編である「ひとひらの祈り」を読んでいました。
続編では幸せになっている二人の過去の話も読みたくて。
基の過去は壮絶でした。友人からも父親からも暴力を受ける基は、助けてくれた弁護士の那智に魅かれはじめます。けれど、汚れた自分がそんな想いを持っていることで嫌われるのが怖くて、那智を避け...続きを読むようとします。そこが、とても切なくて苦しかった。
重苦しい空気の流れるストーリーですが、だからこそ、やさしくあたたかいものがきわだって見える。
暴力のあるお話は、本当はあまり好きじゃないけれど、ハッピーエンドだと分かっているから読める。そして、とても重たい過去のある二人だから、分かり合えた部分もあるんだよね。それは、本当はつらいことなんだけれど、、、。なぜか、何度も読んでしまいました。
Posted by ブクログ 2010年04月18日
一言で言うなら「痛いお話だなぁ」と。
私的には、21歳差がちょっと…。
那智が基を完全に護ることができる人である為には、そのくらいの年齢じゃないと頼りないとは感じるけれど。
2人とも、あんまり長生きしそうじゃないなぁ…って。若い頃、体を痛めつけられてるのって無理きかなそうだから。
Posted by ブクログ 2010年04月17日
メンタルもフィジカルも痛い作品。特にフィジカル面の痛さがハンパなく、「殺して欲しい」と願ってしまう基に、読んでて思わず同感してしまう自分の心の脆さに苦笑い。自分の命を絶つ道具を作ることに仄暗い喜びを感じる基の危うさが怖い。攻めの助けが間に合わないというBL的にNGっぽい展開も、これがなければ、大人と...続きを読むしての良識と弁護士としての立場に囚われている那智の心の決断が出来なかったのかも?結末の甘さは緩やかだけど、まだまだいくつも山がありそうな二人なので、これから甘さを増していくに違いない(笑)
後書きでハルヒさんご自身も仰ってますがこの基くん痛い受けナンバー1じゃないかな。肉体的な痛い描写が苦手な私としては読むにつれ苦行のよーになってしまいました。。通常でもハルヒさん作品には重かったり陰鬱な気分になる問題が盛り込まれていますが(笑)本作は解決できない社会問題でもある虐めや虐待に焦点を当てた...続きを読む考えさせられるお話でした。基の父親がね、漠然とした背景しか分からないけど相当イっちゃってて、、マジメに怖かった、ホラーだ。。さて大変珍しく(?)いつものようなドロっと濃厚な濡れ場がなく「あ、終わっちゃった?」だったのがちょっと残念でした、文庫化記念に?ちょっと甘い書き下ろしあったら良かったのになぁ。
Posted by ブクログ 2018年09月25日
深津基は、高校ではいじめられ、自宅では父親から虐待を受ける日々を送っていた。
そんな時、一度だけすれ違ったスーツ姿の男。
その男は那智正吾という名前で、同級生とヤクザからの暴行で、ボロボロになってしまった那智を一週間、匿ってくれた。
人にやさしくされたことのない基はその那智のやさしさに戸惑う...続きを読むが……という話でした。
人生ボロボロで、どん底にいる基が、訳あり弁護士の那智と出会って救われる話――と言えば聞こえがいいですが、この話がおとぎ話みたいにキラキラしてなくて、何かが起こる前に助けてくれる話ではありませんでした。
那智もやっぱり人間なので、ことが起こってしまった後になってしまうことも多々ある……
でも、そういう出来事も含めて。
人間は傷ついて、失敗して、それでもやり直すことができるんだと……私は信じたいと思わせてくれたし、信じさせてくれる話でした。
優しくはないけれど、甘い世界。
とても作者様らしい作品でした。
Posted by ブクログ 2012年08月05日
虐待、いじめ、暴力…と重いテーマですが、その分しっかりと話が出来ていました。
読み終わってハッピーになれる話ではありません、が、読んだ!という満足は得られる本。
改造モデルガンの下りはどきどきしました。
Posted by ブクログ 2011年01月22日
ダ・ヴィンチ1月号のBLベスト10の1位でした。
なんだか商業向けというより同人向けという印象。暴力シーンが痛かったです。怪我しまくり!面白かったです。基くんはぜひ幸せになってほしい。お父さんも立ち直って。
那智さんが基くんくらいの年齢だったときの話が読みたくなりました。もんもんしょったシーンを。
Posted by ブクログ 2010年07月03日
これは、BL作品の中でもかなり過激な部類に入るのではないかなと思います。
とりあえずBLノベルを読んでいる感覚は殆どなかったです。
ちゃんと描写も描かれていますが、そんな感覚に陥るくらい、物語がしっかりしているという意味です。
重く暗い描写が続くので、そういったものが苦手な方には読み辛いかなと思いま...続きを読むす。
自身としては嫌な雰囲気ではありません。
Posted by ブクログ 2010年05月09日
[弁護士×高校生]
見ていてツラいと思うほどではなかったが、結構壮絶なお話でした。
イケメンエリート×不幸な未成年という設定は嫌いではないが決して好きな設定ではない。
でも素直に読めたのは崎谷作品だから。だと思う。
タイトルが素敵です。
☆あらすじ☆
十七歳の深津基は、学校で激しいいじめにあって...続きを読むいた。父親にも虐待され、行き場もなく彷徨う雨の中で、基はスーツ姿の男にぶつかり眼鏡を壊してしまう。後日、再び同級生から暴行を受け逃げ出し倒れた基は、先日の男・那智正吾に救われる。弁護士である那智の家に保護された基は、次第に那智に惹かれはじめるが…。
Posted by ブクログ 2010年04月30日
ちょっぴりシンドかったなぁ;
2人の背景とか少し重くて、ずっとシリアスな展開だったからかな。
個人的に、もっと軽いものが好きなので少し辛かった。