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Posted by ブクログ 2015年06月21日
著者はオウム事件のときにオウムを擁護したとしてバッシングされたことで有名な宗教学者の島田裕巳。
日本には大きく分けて3つの宗教というか属性があることを説いた一冊。
・サラリーマン系
・公務員・教員系
・自営業・自由業系
そしてこの属性が様々な分野で大きな影響力を持っているという分析。
確...続きを読むかに自分はサラリーマン系の家庭に育ったので、自営業になることに全くリアリティが持てなかった。
また、自営業系や公務員系に憧れはあるけれど、そういう道に転職することには躊躇する。
逆に自由業に生きてきた人にとって(例:スポーツ選手)、サラリーマンに転職するのが難しいのもよく理解できた。
Posted by ブクログ 2010年10月03日
[ 内容 ]
格差社会が到来したと言われ、勝ち組と負け組との差が大きくなったとも伝えられている。
このまま将来性のある職につかなければ、負け組になってしまうのではないか。
そうした恐怖心を抱えている若い世代も少なくない。
では、どうしたらいいのか。
この本では、自分の生きる道をどこに見出したらいいの...続きを読むか、それを考えるヒントを与えることをめざしている。
その出発点になるのが、三種類の日本教、三つの属性ということであり、自分がそのどこに属しているのかを知ることで、考えるための道筋がはっきりしてくるはずである。
[ 目次 ]
序章 本書がなぜ人生を変えるのか
第1章 サラリーマン系に属すべき人々
第2章 自営業・自由業系に属すべき人々
第3章 公務員・教員系に属すべき人々
第4章 三つの属性が伝えられる過程
第5章 三つの属性に対応する大学
第6章 一流企業に入ると不幸になる人々
終章 正しい属性で生きる人間の可能性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ 2009年10月04日
んー。
日本人の系統を、
- 公務員・教員系
- サラリーマン系
- 自営業・自由業系
の3通りに分けて説明する、
というご本です。
この分類、結構的を射ていて、自分の育った環境を
自分も、そして周りの人も良く踏襲していることが
分かります・・・。
ちなみに、この本にのっていないこととして...続きを読む、
私の実感は、
それぞれの系統は特に若いうちは、自分の持っていない
系統の特性にあこがれて、それになりたいって
思ってしまうって傾向が意外と強いって事かな。
結局最後は自分の出自に戻るわけだけど・・・。
ステレオタイプで、ざっくりしすぎの議論展開では
あるけれど、これはこれでわかりやすいと思います。
※ちなみに、"日本教"ってワードをこの本で使うのは、
ちょっと違う気がします・・・。
売れる名前をつけたんでしょう・・・。
ユダヤ人と日本人を読んだ身としてはね・・・。