【感想・ネタバレ】開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目5箇所。「コーナーを力いっぱい駆け抜けた結果として速く走れる」という側面はあります、しかし私たち作り手が真に目指したのは、「運動会でよい思い出をつくれる靴」をどもたちに提供することだったのです。子どもたちが「オシャレ」に興味をもちはじめる年齢は年々早くなっていました、それは、子ども靴の売れ筋の変化として如実に現れつつありました。通学履きをベースにして、そこに運動会が楽しくなるような付加価値をつける、この方向性を得て、議論は一気に進みだしました。「運動会」を基点として靴をつくったら、運動会シーズンの幕開けから売れはじめた、私たちが考えたコンセプトは、やはり子どもの心に沿ったものだったのだ……。瞬足は「走る」以外のシーン、「跳ぶ」「蹴る」といった運動に対応するモデルもリリースしました、対象年齢も小学校一~三年だけでなく、高学年向けにも売り出しました。

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2014年11月30日

Posted by ブクログ

見事なまでのサクセスストーリー。
それでいて嫌みなところもなく、読んでいて、自分も開発チームの一員のような気持ちになれ、ワクワクしました。

が、そこで終わってはいけません。
この本で得たことを、自分の仕事に生かすべく、いろいろ考え、行動していきたいと思います。

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2013年12月27日

Posted by ブクログ

頭でっかちな教科書やフレームワークからではなく、
実体験や想いからスタートして開発している。
振り返るとそれはマーケティングの基本を徹底していたところがかっこいい。

愚直に、一途に、打算なくやるのがいいのだ。


・マーケティング部門は市場分析+橋渡しの役割(つくる部署「企画開発」と売る部署「営業」)

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2018年12月09日

Posted by ブクログ

瞬足は運動会で悲しい思いをする子供を無くしたいという思いで生まれた。
そんな本。
文体は決して上手いわけでは無いが、非常に読ませた。
伏字がまるで意味を成していないところに微笑みつつ、店舗では決して案内してくれないサイズの話も興味深かった。
実際はさておき、夢のある話は面白い。

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2015年06月22日

Posted by ブクログ

最初のコンセプトから決してブレないようにするように、全ての子どもの気持ちに寄り添って思いを共有する
観察と想像することで、思いを汲み取る

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2016年08月28日

Posted by ブクログ

【実はネーミング?】
読みものとしては、なぜか盛り上がりに欠けます。
しかし、ブランドというものを考えさせられます。

何かにこだわってものをつくることは非常に大切です。しかし、消費者にそのこだわりが伝わるかといえば、伝わらないことのほうが多いです。わかりにくいこだわりではヒット商品は生まれません。
瞬足も左右非対称というこだわりを持ったつくり方をしています。しかし、それがあるから人気があるとは思えません。少なくとも初めの頃は。。。

わたしの考えでは、「瞬足」のネーミングは絶妙だと感じます。言いやすく、響きもいい、そして短い。この名前がピット商品を生み出しだと言っても過言ではありません。
もうひとつはデザイン。カッコ悪いものを誰が好んで欲しいと思うでしょうか。デザインがカッコイイのです瞬足は。

わかりにくいこだわりで商品が売れることはないですが、売れ始めるとこのこだわりが重要になってきます。ここで、こだわった部分がないとブランドという、さらに一段上のステップに上がることができません。

名前や見た目がいいだけではない、「実はこの商品にはこういうことが隠されているのだよ」と、ここでストーリーが生きてきます。人びとはこの商品の奥の深さを感じ、ますます人気が出てきます。

このあたりからブランドとして成り立ち始めます。

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2013年10月26日

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