【感想・ネタバレ】空をサカナが泳ぐ頃のレビュー

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Posted by ブクログ

前半から中盤にかけてはタバコを吸ったことで空に魚が見えるようになってしまった主人公が同じ境遇の仲間とともに元に戻る方法を探す内容で山崎との掛け合いが楽しめた。
しかし、後半の展開がとても共感できた。魚を見えなくするためにはどうすればよいのか。他の人が魚が見えなくなるようになって一人焦燥感に駆られる主人公の心理描写は印象に残った。
主人公の心のあり方が変わってからの気持ちの変化は必見。

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2015年10月05日

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目の前をサカナが埋め尽くすと死んでしまうんだよ。
変なたばこを吸ったために幻覚が見えるようになった四人の話。四人とも抱えてるものがあって、それを乗り越えたとき…っていうのがよかった。
途中主人公が思わず写真を撮りたくなった、友人たちがはしゃぎだすシーン?があったんだけど、その気持ちは何となくよくわかったなぁと。はしゃいでるみんなをとって、いいたくてもいえない気持ちっていうか。

すごくじんわりきたいい話でした。

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2013年03月19日

Posted by ブクログ

おもしろかった!
お風呂で読み始めたらそこで読み終えちゃいました。(お湯が冷めました)寒いです。
でもそんくらい面白かった。

空を魚が泳いでたら、あたしは
驚いて怖がって逃げるかも・・・。
夜中に目が覚めて魚が泳いでたらこわい・・・。
でも空に魚って素敵だと思いました。
トイカメラいいなぁ。

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2011年11月17日

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主人公自分のこと客観視しすぎw
堅物の頭でも一緒にいる人によって考えが感化されて柔軟になって…バカにしてたことを受け入れることができるようになる。
あたしもお魚見える世界にすみたいなぁ(。-▽-。)

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2011年04月27日

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なんだか読んでいてほっこりしました。
もし自分にもサカナが見えるようになってしまったら、どのように見えるのかと思いました。

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2011年04月19日

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神様のご用人を読んで、浅葉なつさんの本を
読んでみようと思った。
この本では
人はそれぞれに大小に関わらず悩みがある。
その悩みと如何に上手く付き合うか、そして
それをどの様に乗り越えるかが描かれている。
うん、青臭いかも知れないけど、青臭くても
前に向かっていく姿は、親父の私も見習い
たい。期待通りの良い本だった!

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2016年05月09日

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ライトではあるけれど、ペラペラ過ぎず。読後感が爽快。

主人公の小心さも、自己愛の大きさも自分そっくりで親近感。
私ははっきりとした夢なんて持っていないけど。

魚の風景は時間限定なら見てみたいと思った。

次の本も読んでみたい。

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2013年06月29日

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青春もの。あるタバコを吸ったところ、まるで海の中にいるかのように魚が見える事に…
見えないものが見える様になり、見ない様にしてきたものが見えてきた。それに気付く事の大切さ。向き合う強さ。私はそれをもってる?
登場人物が魅力的なのもいいね。
素直って大事だよ。

綺麗に映像化されたら愉しいだろうな〜。

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2013年02月19日

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とある煙草を吸った日から、中を漂うサカナが見えるようになった人たちの話。
サカナを消すためドラッグ街に赴いたり、怪しい精神科に見てもらったり。
消えるどころか数を増やすサカナたちに諦めかけていたとき、仲間の1人がサカナの群れから解放された。

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2012年12月12日

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こういうのをきっかけに前に進んでいくんだなぁ。私もこんな展開あれば気づくこともっといっぱいあったのにって感じた。

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2012年11月09日

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職場環境に不満を持つ、斜に構えた感じの主人公が怪しげな煙草を吸ったせいで空に魚が見えるようになってしまう話。働き始めて数年目、なんとなく仕事にも私生活にも先の希望が持てない空虚さを抱えた主人公の心情は……残念ながらちょっと共感できるところもあって泣けた。個性的な魚が見えるようになってしまった仲間たちと接するうちに主人公に訪れる変化も泣けました。読むタイミングもあったんだろうけど、やたら涙腺を刺激されたお話です。

お話の仕掛けを知ってしまうと見たい、というのは危険な気もするけど、それでも空に泳ぐ魚はちょっと見てみたいな。綺麗な光景なんだろうな、と思いました。

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2011年11月27日

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表紙のナポがキモカワ。またパラオ行きたいな。ナポは顔の強烈さとヒレの控えめさのギャップがいいと思うの。あとあの目線。

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2011年06月04日

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ネタバレ

帯やあらすじから想像した以上の青春小説だった。読後感はとても良い。綺麗事だと思いつつ、優しい気持ちになれる。「魚が見える」ようになった人達のそれぞれの断片はきっと誰もがちょっと心当たりがある躓きや悩みに重なるようで、それが素直な言葉で書いてあった。海でみんながはしゃぐのを撮り続けたところ、みんなと魚のあまりに美しい景色を、共有するのではなくて、自分の心に留めたところが印象に残っている。とてもキレイで寂しくて楽しいシーン。心情までもが丸く切り抜かれた魚眼レンズからの映像として心に残る感じ。良い作品だった。

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2013年04月07日

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ネタバレ

♪さかな、さかな、さかなぁぁ〜。
メディアワークス文庫賞受賞作も納得の好作品じゃない?
多少やり過ぎな部分や、青臭くて恥ずかしいけど...
正に大人の読めるライトノベルの王道の様で、いい青春小説
だと思います。ライトノベルとしての肝であるキャラも
チョイ役ですら、愛嬌があって個性もあって、しっかりと
キャラ立ちしてます。いきなり魚が...しかも無数の魚が
視界の中を泳ぎ回るという突拍子のない設定も、不思議と
バカバカしくなく、むしろファンタジックだし、鳴く事も
なく、ただそこを泳いでるっていうのがいいよね。
やっぱりいいわ〜、お魚。

夢を諦めるな...とか声に出して言うとバカっぽいけど
こうっやって恥ずかしがりながら、照れながら...そして
強がりながら言うってのは青年の特権だし、似合うんだよね。
最近の同社の文庫シリーズの中ではピカイチ。
そして素敵な魚小説。

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2011年04月06日

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読んでて心が痛くなる一冊


もし私が青いパッケージの煙草を吸ったら…

魚が世界を埋め尽くすまでに、何を出来るだろう。何を変えれるだろう。何を得れるだろう。何を捨てれるだろう。
自分への警告に気づけるかな??


そんな事考えちゃう一冊!
でも染みたぁぁぁぁ!!!!

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2011年03月17日

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なんか、こういう時(東日本大地震)に出会った本だから、とても感慨深い。

と言っても、最初は表紙買いだったんだけど。

見えてもいいな、って思った。
最初はパニックになるだろうけど。
自分に向き合う為に、出てきてくれたのなら。

文体は有川浩さんって感じで好き。
途中でオチなんかもわかっちゃう感じだったけど、それでいい。

お兄ちゃんと中津さんのその後だけが気になってしまう!
ヒノトが好き。ああいう女の子になりたい。相手をまっすぐ見られる目。

自分の心の奥底にしまったものたち。
なかったことにしてる想い。
思い出すの、ちょっと苦しいけど、
きっといつか、ちゃんと見れるとおもうんだ。

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2011年03月15日

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ネタバレ

酒も煙草も女も知った大人の男が欲しかった物は

ずっと昔からそばにあった。

魚の幻影をを目にした大人たちが自分の生き方を見つめ直す。

そんな話。

メディアワークス文庫賞にふさわしい一作。

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2012年08月12日

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ある煙草を吸ったことがきっかけに、空を泳ぐ魚を見るようになった主人公。
魚を見なくてすむように方法を探しながら、仲間が増え、自分の姿を見つめなおしていくことで主人公も仲間も変わっていく話。
空をサカナが泳ぐ姿はちょっと見てみたいかも。
すごく幻想的で素敵だろう。
やっぱり人が変わるのは誰かがいてくれるってことが大切なんだと思う。

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2016年05月31日

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青春、というにはちとトウの立ったメンバーのちょっと青臭い話。テンポも悪く構成も問題が多いが、その一方で魅力もある作品。作者のデビュー作なので、その辺は仕方ないとは思うし、手も入れにくそうな構成だけど、編集さんはもう少し出版前に練って欲しかったように思う。

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2014年12月10日

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人生ポジティブシンキングで前を向いて最初から諦めないでやりたいことやってしたいことして明るく笑って生きていこうぜ。

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2013年05月13日

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読みやすかったけど、なんだか物足りないかな。
主人公の気だるげな話し方は好きだけど、周りが純粋過ぎる気がして違和感を感じる。大人っていう設定なのに思考があまりにも幼い。
ところどころでリアリティを増させるための具体的な描写があるのに、ストーリーが素直すぎ?
いやまあ、タイトル自体がメルヘンチックだからどうとも言えないけど。
帯に惹かれて購入したけど、ちょっと期待ハズレかなー

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2013年03月07日

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最初はこの話のテーマもあまり面白くないし、空に魚が見えるだなんて理想の風景だな、なんて思いながら読み進めていたのですが、しかけがわかった途端にぱあっと視界が開けたような気がしました。終盤に向かうに連れて作者さんの言いたかったことがたくさんつめ込まれているお話だということがよくわかります。

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2012年06月13日

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そらを色とりどりの魚が泳いでいたら、楽しいだろうけど、
それがいつしか視界を埋め尽くすようになり・・・

たんなるファンタジックなお話ではなく、最後には自然にちゃんと
現実にふゎっと舞い戻る感じがよかった。
以外にも(?)はっとさせられる言葉があって打たれた。

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2012年05月15日

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う~ん。
自分で自分の限界を決めつけて諦めてしまわずにポジティブにチャレンジしよう、という言いたいことは良く分かるし、それを表現するためのギミックも独創的なのですが、如何せん文体に難ありです。語尾に「!」を付けた独り言のツッコミの連発で、少しだけなら若い人の文章として面白さもあるのですが、ここまでしつこいと二線級のお笑い芸人の漫才のようであり、正直言って読み進めるのがキツかったです。
新人さんらしいので、今後の習熟を楽しみにしたいです。

私もサカナが大好きなので、一度この景色を見てみたいなぁ。

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2012年01月18日

Posted by ブクログ

単純に発想が面白かった。それから登場人物が濃くて。
個人的には一緒にサカナが見えるようになってしまった友人が好きです。微妙にアンラッキーなところがツボでした。
ラストは予定調和な感が否めない印象で、もう少しなんかあったらな、って思いました。

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2011年07月17日

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「煙草を吸いながら空を見上げると、一匹の魚が泳いでいた」
この魚達の存在理由とは・・・。
26歳の成長。

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2011年05月21日

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何故、この仕事をしているのか、周りはついていけない人ばっかり、こんな会社やめたいが、やめてすることもない。そんな男が再生するさまがハートウォーミングで読んでいて楽しかった。 この著者の他の作品が読んでみたいが、まだ出ているのはこの一冊。

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2011年05月05日

Posted by ブクログ

ラノベの軽い文体。似たような言葉遣いに遭遇しているな、と思ったら有川さんか。
発想はおもしろいけれど、テーマはありがち。

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2011年04月16日

Posted by ブクログ

面白かったです。宙に魚が見えるという設定もさることながら、登場人物が誰もかれも濃ゆい。コメディっぽく進みながら、ほろ苦い感じのストーリーも良かったです。いい話ですよ、きっと。多分(笑)

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2011年04月22日

Posted by ブクログ

主人公は周囲の人間にツッコミまくる26歳の会社員。
諦めたはずの夢が時々チクチク痛むところもなんだか他人と思えない。
(ツッコミ役ってところは違うか)

主人公とその仲間3人が目にする空を泳ぐ魚の姿。
ダイビングをしたことはないが、すごく綺麗な光景を想像して癒された。

登場人物も賑やか且つ個性的で面白い。
すごいパワーで怒濤のように最後まで読まされる一冊。

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2011年03月30日

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