感情タグBEST3
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純粋に読んで良かった。。と思える作品でした。
猫目線の話とその飼い主目線の話で物語は進んでいき、人と人、猫と猫の出会いや別れを描いた作品です。
純粋に小説っていいな。と思える作品でした。
Posted by ブクログ
素晴らしく美しい作品でした!
読み出したら止まりません
登場する猫たちも、性格も立場も全く違った者同士。
猫たちの思いにも胸がいっぱいになります。
繊細で美しい作品です。
読んで損は絶対ありません(*^^*)
Posted by ブクログ
言葉が通じ合うことがなくても、同じ時間を一緒に生きている。生きるための勇気をくれる。寂しさ、悲しさをやんわりと包んでくれる、優しい物語だなぁと感じました。
色んなものが目まぐるしく変化していき、その忙しなさに押しつぶされそうになる。そんな闇を抱える現代人にオススメの一冊です。
特に猫たちの縄張りを管理する仙人的存在、ジョン(犬)の言葉が心に沁みます。
『愛する力、他者を必要とする力と言っていいだろう。寂しさと引き替えに得たこの力が、種を強くするんだ』という言葉。とても好きです。
多様性があるからこそ、競争は避けられないし辛い思いをすることもあるけれど、1人の何かで完結しない世界だからこそ、一人一人の寂しさや喜びに意味があり、生きる事に価値があるものになるんだと、少し肩の荷が取れたような気持ちになりました。
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【あらすじ】
新海誠の幻のデビュー作が小説となって息を吹き返す!
アニメとは異なる視点で描いたもうひとつの『彼女と彼女の猫』。
都会で一人暮らしをする女性が、ある日偶然猫を拾った。
自分の感情を言葉にするのが苦手な彼女と、彼女の不器用さをそばで見守る猫。
友人との言葉の掛け違いを境に、彼女の日常から笑顔がなくなっていく。
拾われた猫たちを軸に描かれる、四つの連作短編。
【感想】
新海さんはこの物語を通して、猫社会も人間社会と同じだよって言いたかったんじゃないかなと思う。恵まれた環境で生活できるものもいれば、そうでないものもいる。そして、人間に動物が寄り添うと不思議なことが起こる。そこに癒しが生まれたり、笑顔が生まれたり、時に涙がこぼれたり。それがあるから、物語が出来る。猫が拾われるまで、その人間を観察している様子を見て、本当に猫ってこうやって人間を見ているのかなあと気になった。そして、猫が拾われた時、猫は本当はどんな風に思うんだろうなあと思った。猫が人間の言葉を話せたら、きっとこんな感じなんだろうっていうのが、この物語を読んで、ちょっと想像できて楽しかった。
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ネコ視点とヒト視点が交差して素敵な物語になっている。
さすが、「秒速5センチメートル」の新海さん!
彼女の猫で、彼女は恋人というチョビほどヒトに入れ込んで
いなくても、犬のジョンも含め、みんな、ヒトを思ってくれている。
犬のジョンが、すごくかっこいい!
あの町は、ジョンがいて秩序が保たれているのだろうな。
たとえ、ジョンの体がそこにいなくなる日が来ても、みんな、
ジョンを覚えている、きっと。
心に深い傷を抱えた葵のお話が1番ぐっときた。
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新海誠の作品は今年公開の「言の葉の庭」で知りました。短い映画作品の小説化ですが、優しさと、温かさと、切ない思いが映像と同じように伝わってきます。自身も猫好きのなもので、登場猫物のキャラクターがリアルです。小説版言の葉の庭も雑誌で掲載されていますので、単行本化に期待します。
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新海誠監督、幻のデビュー作のノベライズ本。
人と猫。
それぞれの視点から彼らの生き方が描かれる、そんな物語。
4つの短編となります。
人と人と。
猫と猫と。
人と猫と。
距離、存在、繋がりを感じる作品でした。
猫飼いたい。
むしろ猫になってみたい。
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猫と飼い主の友情の物語。
話が全部で4つに分かれていて、その都度主人公が変わるが、話自体はつながっているので飽きずに読めておもしろい。主人公も人それぞれ抱えているものが違くてとても良い。
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映像は観ていないけれど、新海さん原作というので購入。
新海さんぽい雰囲気がでていてやさしい。彼女視点と猫視点で描かれていて、二つが交わることはないのだけど、寄り添う距離感がいい。
三人の『彼女』が短編連作で、繋がってるのもいい。
そしてラストもいい。
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"彼女"と"彼女の猫"に関する四編。もっと彼女と猫が密接に関わっているのかと思ったが、それぞれに世界があって二人の関係とはその中の一部。すごく近くにいるのだけどベタベタしない感じが良かった。
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新海さんの映画は2本ほど見ているが原作本を読むのは初めてで、なんだか携帯小説を読んでいるような感覚だった。新海さんの「言の葉の庭」でもそうだったが、心情を表現するシーンが印象的で、作者の永川さんもうまく小説として完成させてる。一人の”彼女”に対して一匹の猫が付き、それぞれ人間同士が会話しているかのように心が伝わりあう。まこと、ファンタジー小説なんだけど、節、節ごとが詩のように謡うように流れ、読み始めはとっつきにくかったが、後半に入ってのめり込んだ。小説だけでシーンを想像することができ、それは映画で見たような幻想的に美しい風景が広がっていく。小説としての評価は何ともだけど、心に残る作品ではあった。
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彼女と、拾われた猫の短編集
彼女の目線、猫の目線で書かれている
どの話の彼女も、落ち込む事があるけれど、
それぞれの猫たちに癒され、励まされ
立ち直っていく。
とても優しい話
猫がそばにいてくれる生活っていいな〜