【感想・ネタバレ】葉っぱのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年07月23日

たくさん葉っぱたち。
どこにでも存在するけれど、葉っぱも人と同じように
カタチも色もすべて違って同じ葉は1枚たりとない。
人も葉もそれぞれに個性があり、色も情景も違う。

雨に濡れたり、カサカサに乾いたり、ちぎれたり、
どんどん色を変えていってしまったり。

隙間の空。
葉っぱ越しの光と影。
宇宙み...続きを読むたいに広がったり寄せ合ったり。

一面に降り積もった葉っぱのじゅうたんが見たくなった。

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Posted by ブクログ 2010年09月02日

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あの日の僕が正しかったと今でも思えるわけではない。

けれど間違っていたのだと、そう思う気持ちもなく、日々淡々とすごしている。

仕事をして、部屋に帰って、食事をして眠る。

時々は友達と飲みに行ったり、女の子と待ち合わせて、夕食を食べて、

...続きを読むろいろな話を聞いて、駅で手を振る。

ベランダの鉢植えはカラカラになって、枯れた葉が飛ばされてすみっこにつもった。

Tシャツは色が落ちて文字がかすれのびたけど、やわらかく体になじんでいる。

環境に適応する能力は人の持つ才能だ。

僕はもう心が痛みはしない。心は痛まないが、君を思い出す。

そして君を思うたびに痛まない心から涙がこぼれる。

なぜなのかわからない。涙がこぼれる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

古本屋で見つけた銀色夏生さんの写真詩集。葉っぱの写真と詩がセットになってる。こういうの好き。他の詩集も探してみたいな。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

中一のときに図書室でこの本を見つけ、あまりにも素敵だったので自分でも文庫本を買ってしまった。洗練された綺麗なことばがたくさんちりばめられていていつも手元においておきたい大好きな一冊。ときにどきっとするくらいせつなくさせられます。
同じく著者撮影のたくさんの葉っぱの写真も載っています。それらは道端に落...続きを読むちている葉っぱだったり、あるいは軽井沢での佳景だったりするわけですが、どれもとても素敵で大切な一冊です。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この本はとてもとても大せつな一冊。色トリドリノさまざまな葉っぱがクローズUPされます。
秋のちょっとせつない気持ちになる一冊。そのせつなさは心地いいです。

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Posted by ブクログ 2020年10月07日

詩集。
本書はいつもより具体的というか、情景がはっきり浮かぶような詩が多い。
しかし、想像できる範囲が狭まったというわけではない。
その詩の登場人物が何を感じているのか、あるいはその作品の雰囲気を楽しむことができる。

感じ方は人それぞれだと思うが、なんだか死を連想させるような暗い詩もいくつか目につ...続きを読むいた。
良い雰囲気を持っているとは思うが、銀色さんらしくない気もする。

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Posted by ブクログ 2013年01月08日

葉っぱに関する詩と散文による写真集。繰り返し繰り返し眺めるようにこの人の本を読んでいた幼い頃を思い出す。

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Posted by ブクログ 2010年12月11日

高校時代、影響を受けた人が好きだった「銀色夏生」さんの詩集を、たまたま古本屋さんで見つけたので購入。

秋から冬にかけて冷たくなる空気と切ない恋みたいな詩集。
好きなフレーズをいくつか。


おねがいって すればするほど かなわなくなる

あたたかい言葉をください
やさしくて なにか ほっとするよう...続きを読む

ほめられて うれしかった
ほめた人が あの人だったからよけい

守って守って 守りとおしたものが これだったとは


詩のよさは、余韻や行間なんだろうな。
自分なりの解釈、自分の状況に照らし合わせた想像ができるから。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

シンプルな表紙もとてもいい感じのこの本(「葉っぱ」という言葉も好き)。同じように見える葉っぱでも、一枚一枚、やっぱり違う。
そして、銀色夏生さんの詩と葉っぱの写真が一緒になることで、
何だか特別な葉っぱに見えてきたりもして・・・。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

本の中に落ちた葉っぱの写真はいっぱいついている、春時期の緑ばかりの森の写真も貼っている。本当にきれいだ。最初本のタイトルを見ると、葉っぱのことを書いてると単純に思っている。
 案外に内容を見て、中にそうではなかった、筆者は自分の目から葉っぱの形や落ちたの状況から、自分の恋や家族との感覚を示1している...続きを読む。葉っぱが緑の時期は恋人とアツアツの感じだった。葉っぱは落ちて、風を吹いた後の様子は恋人と問題があって、家族からの誤解されたことを表す。自分は葉っぱに気になることも、他人に変な目が合った。
 私は筆者がすごいと心から尊敬している、自然から自分の恋を繊細に言って、何か筆者は幸せだと私が感じた。落ちた葉っぱばかりの秋、みんな寂しいと感じる秋でも、筆者の生活は春と同じで、愉快だと私は信じた。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

銀色夏生さんの詩は切なくて甘くてあの頃思い出させる感じがします。あの頃がいつなのかはわからないけれど。でも、長いのより4行くらいの短いのが好きです。

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