【感想・ネタバレ】新版 古事記 現代語訳付きのレビュー

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Posted by ブクログ

古事記の原文、訓読文、現代語訳の3つが収録されている。
「原文は白文だから読みづらい」「訓読文だけでは原文のニュアンスが正確に理解できない」「現代語訳がないとそもそも意味が解らない」…。そんな問題点をカバーしてくれるありがたい一冊。
「古文は苦手」という方は、現代語訳だけ読んでもおもしろいだろう。

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2022年08月02日

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訓読文と現代語訳だけでなく、本文(万葉仮名)まで載っているのはすごくよかった。倭建命の読み方など、知らなかった説が出ていて楽しめた。すばらしい文庫本だと思う。

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2014年11月03日

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書き下し、訳、原文が書かれていて便利。
これを基本にして勉強してます。
勉強するなら、やっぱり原文はほしい。本当は原文のコピーがほしいけど、あってもどうせ解らないから漢字の羅列で十分です。この本がベストです。
ところどころ振り仮名振ってくれてるのも嬉しいです。

文字が小さすぎないので、読みやすくて助かります。

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2012年03月14日

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人は間違うから優しくなれる。失うから強くなれる。苦しむからわかりあえる。何度でも一歩一歩進んでいけばいい。



本書「新版古事記」は書き下し文、現代語訳、白文の三種類の古事記を楽しめる。

書き下し文だけだと誤読する事もあるが、古事記学会元代表である中村氏による訳注は平易で、本文中の意味合いをほぼ正確に把握することができる。


書店でざっと見た古事記の中では本書は最もわかりやすかった。


日本で生まれ育ち日本の文化に強い影響を受けた人は読んだほうがいい。

この国の根幹は今も変わらない。
古事記は日本人の確かな生き方の指針となる。

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2010年05月23日

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自分の住んでる国のあらましくらい知っておきたいものだなあ、というものです。
現代語訳付きで読みやすく、ちゃんと古文表記もあります。

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2009年12月17日

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古事記を一通り読みたくて手にした。現代語訳と解説のみ読んだ。現代語訳とはいえ難しかったが、知っている話の全容の把握と再認識ができた。今度はより詳細な解説本を読みたい。

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2023年12月01日

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古事記の原文、書き下し文、さらに現代語訳も付いている優れ物。

大学生の頃、岩波文庫で読もうとしたが、挫折した記憶がある。今回こちらの本では現代語訳があるので、一応完読に至った。

聖書にも系図の話しが長々と載っているが、古事記もそうである。奇妙な名前の羅列としか思えないところはサッと飛ばし、興味ある部分だけ読むだけでも十分ではないかと思う。

イザナギの黄泉下りの話や、天の岩屋、国譲りの話など、日本神話の有名なポイントは知っておいて損は無いだろう。

それにしても、古代の頃から渡来人がよく来ていたり、東国の方まで遠征をしたりと、盛んな交流が行われていたのだと改めて思った。

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2022年03月06日

Posted by ブクログ

現代語訳はもちろん、本文や訓読文、解説、索引が含まれ、この一冊で非常に内容が充実しています。古典知識はなくとも読める優しい本だと私は思います。肉体的表現に驚くかもしれませんが…(笑)

古事記は誰もが知るアマテラスなどの神が出てくる創世神話です。大神というゲームも日本の創世神話を題材にしてましたね。正直、あまりに話が淡々と進むため、理由も分からず、面白さに欠けているように感じました。やはり、同じ日本と言えど全く違う文化であるため、価値観が違います。宗教が色濃く関わるこの時代に天皇が神の子孫であることは重要なのでしょう。

おススメはこの本を神話学的知見、また心理学的に読むことです。スサノヲがマザコンだったりと遥か昔から受け継いだ思想が垣間見えて、面白いと思いますよ。

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2013年08月01日

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ネタバレ

古事記編纂1300周年らしく、読んでます。面白いです。古語の復習にもなっていい。

創世記は読んだことがあったが、日本の神話は初めてです。
まぁ、意見は色々ですが、ニーチェ、キルコゲール、ベルグソンなどを読んでも宗教と哲学、文化並びに歴史との関係は、切っても切れないものと感じます。

やはりだから日本らしいなと感じるのでしょうか?
私は歴史学者ではないので、これが正当な歴史書なのかどうかは分かりませんが、それは各自が考えればいいことかな・・・

宗教観も歴史観も、人の言うことより自分の軸が大事だと思うので。

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2012年10月28日

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「日本」という国を知る上では欠かせない一冊。今も昔も変わらない人間の人間らしさの様なものが感じられた。訓読文、現代語訳、白文と3つに分けられて載っているのが嬉しい。

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2012年04月04日

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原文,書き下し文,現代語訳の3通りが掲載されているが,現代語訳のみを読む.
あまり知識が無いまま読んだのだが,異様な内容で驚いた.特に上中下巻のうち(ちなみに本書は全てがまとめて一冊になっています)上巻は神武天皇以前の「神々」の時代を書いているのだが,ほぼ血統についてしか書かれていない.すなわち,子どもが誰で,それが○○氏に繋がる,などである.中巻以降では,神武以降の歴代天皇にそれぞれ1章ずつ充てられているのだが,「皇后は誰々の娘の○○,子は○○,○○,御陵は○○にある」とだけ数行でまとめられている天皇も多い.そこに時々思い出したようにエピソードが無理矢理挟まれている,との感が強い.あとがきによると「勝手な血統を名乗る氏が多いので,きちんと整理をすることを目的とした」とのことで,そういう目的で書かれたのであれば納得.一方,挟まれるエピソードには非常に怪しげなも多く,却って「不当な代替わりを無理矢理正当化するために証拠を捏造しているのでは?」と思えてしまう.

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2020年02月12日

Posted by ブクログ

原文も現代語訳もついているのですが、訳は直訳に近いので読むのは大変です(^^;;
軽く古事記の内容を知りたい!と言う方には少し難しいかもしれません。

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2013年02月10日

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