【感想・ネタバレ】世界の名言100選 ソクラテスからビル・ゲイツまでのレビュー

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Posted by ブクログ

<本の紹介>
「天才とは永遠の忍耐だ」―これはルネサンス期を代表する芸術家ミケランジェロの至言だが、その言葉が生まれた背景を知れば、より深く味わい、自らの人生の糧として胸にきざむことができる。本書は、古今東西から100の名言を厳選し、エピソードなどを織り交ぜながら、その意味や内容をやさしく解説する。愛、人生、幸福など、“自分”を確認しながら耽読できる箴言集。
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こういった短編集のようなテンポで読める本はいいですね。いい気分転換になります。
自分が大事にしてる言葉はこの本にはほとんどなかったけど、「100こに絞れ」って言われてもそんなに世界の言葉に触れてもいないし、こういう機会に少しずつ他の人のオススメに触れていくのもいいなぁと思います。

・時間が万物の中で最も貴重なものであるとすれば、時間の浪費こそ最大の浪費である。
・少なくとも1度は人に笑われるようなアイデアでなければ、独創的な発想とは言えない。
・幸運は、向こうからやってくるものじゃない。自分で探して追いかけるものだ。
・人は必要に迫られると、すぐに実力を発揮する。
・友人とは君がその傍で偽りのない姿でいられる人物だ。
・他人に接して苛つくことの全ては、自分自身の理解に役立つ。
・失敗とは、よりよい方法で再挑戦するいい機会である。
・わずかな人間しか思考しない。そのくせ全員が物事を決定しようと欲している。

さくっと自分の気に入った&気になったフレーズを書いておきます。
考え方についての指針となるようなこういったフレーズに辿りつくまでに、それぞれの人はどんな失敗をしてきたろう。結果としてえらく見える人たちにも、いやそういう人たちだからこそ、自分が「頑張ってる」っていうレベルよりも何倍も上のレベルでの頑張り方をしてきた人たちなんだろうな、と思います。

もらったアドバイスを全て聞いてたら、反対の意味のもあるしそれこそ何にも考えなくなる、それに動こうにも動けなくなる。だから、今までの自分の生活の中で、少し変えてみようかな、と思える部分を探して、よくもわるくも変えてみようかな、と思います。

必要に迫られると、すぐに力を発揮する。ナルホドね。追いつめてみるか。笑

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2020年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

古今東西100の名言集。言葉、特に偉人が残した名言を知ると、人生の糧とできる。いつ、どこで、誰が、どんな状況・背景のときに発言したかがわかるようになっている。

「世の中で成功を収めるためには、馬鹿のように見せかけ、利口に活動することである」

モンテスキューの言葉。彼はペンネームで書いた小説『ペルシア人の手紙』がフランス革命を招くほどの影響を招くも、本名で書いた『本の精神』は世論の強い批判を浴びた。「法は神の意思によってではなく、各国の風土によって制定されるべき」というくだりが影響し、カトリック教会から禁書扱いにされた。そういった人が発言した、と考えると味わい深い。染み入るのだ。

偉人の言葉は現代にまで残るほどなので、やはり説得力がある。辞書としてたまに見返したい。

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2015年06月28日

Posted by ブクログ

 著名人とその名言を取り上げ、その人物がどんな人生を送り、どういう背景でその名言が生まれたのかを、解説した本。

 このサイズで100の名言を取り上げているので、ある面、網羅的に名言をおさえることができるのがこの本のよさであり、逆に言うと、一つ一つの掘り下げは十分ではないというか、あまり、ドラマチックな演出がされていないのが、特徴的です。

 各著名人の、必ずしも一番有名な言葉ではないというあたりが、渋いというか、筆者のこだわり、のようなものを感じます。

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2012年02月20日

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